ROPEのレビュー・感想・評価
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どんどんいい人になっていく修二
舞台挨拶付きで鑑賞。関西3都市を回ってから名古屋に来られたということで当日は40℃の中、ご苦労様です。
感想としては、主演の修二という人物が、最初はどうしようもないならず者だったのが、どんどんいい人に見えてきました。ただ「いい人」というのは、何かやらかした人が後になって「あの人は根はいい人だけどね」と周りから言われるという意味ですが。(笑)
もう一つ言うと、少し登場人物を整理した方がいいのかな思いました。初見のシニア割引の使える人(私のことです)にはちょっときついです。結構ミニシアターに来る人はそういう方が多いので。作品の作り手と観客がミスマッチのような気がします。これはこの作品に限ったことではありませんが。
ユーモアのセンスはとても大切
臍帯を鼻毛バサミで切ったアナタが憎い!
この映画はクラウドファンディングで資金を集めた日芸のOB.OGによる映画みたいです。
新宿武蔵野館の喫煙ルームで知りました😎
いかにも学生さんが作った映画で、ストーリー展開など、いろいろと突っ込みどころ満載ですが、なかでも芋生悠さんがトイレで新生児を産み落とし、便器の外にしゃがみ込んで泣きながら臍帯をアメニティバックから取り出した鼻毛バサミでチョキチョキする場面がクライマックスでした。
芸能事務所には属さずに、これまで共演してきた俳優たちや製作人との交流を大切にして、新しい映像表現にトライしている芋生さん。
新作映画のために髪をバッサリショートにしてしまわれていて、テアトル新宿でサインをいただいたときにはショックでした。
芋生悠のショートボブがとても好きなんです。
芋生様に金属バットでボコボコにされて、首に太い麻のロープを巻かれて、世田谷区赤堤の薄暗い高級住宅街を曳き廻しててもらえたら、最高にシアワセ🤩
へその緒が胎児の首にぐるぐる巻き付いて、死産になってしまうこともあるらしいですよ。
監督知ってた?
最初このスケールの世界の話でハマれるのか、どんな空間なのかの興味の...
若者の一部(すべてではなく)
ロープとは…?
タイトルのロープ?の意味がほとんど伝わらないな…と感じました。内容はごくごく普通にある日常世界で、そこではそれぞれでひき細々色々な事が個人個人でおこり、傷つき、悩み、しながら生きているわけですが、行方不明者の女性の過去(人を殺した)というエピソードはなぜか、ちょっととってつけたような違和感があり、あまり良い展開にはなっていない印象をうけました。全体的に作品のテーマ的なものがボヤッとしていて、学生の記念作品的な完成度にみえてしまいました。雰囲気重視で結果、自己満足的な仕上がりなので、独りよがりな、中途半端な出来で終わっているのがとても残念。30分くらいのショート動画なら丁度良いかと思いました。次回があるなら根本的なテーマに関してもっとちゃんと掘り下げた作品作りをしていただきたいです。
タイトロープ、ガイドロープ
芋生悠に倉悠貴、前田旺志郎、中尾有伽、そして個人的には何より安野澄を目当てに鑑賞。
曾祖父の代から成功を目の前に亡くなってることで、明るい未来を描けない男の話。
この主人公のクズっぽさがなかなかで、なのにやたら周りからは助けてもらえてて、よく分からん。
たまたま見かけた暴行犯が尋ね人で、謝礼が10万円で、被害者の職場がすぐ分かり、その彼女の家に住んでました…
う〜ん、いくらなんでもご都合が過ぎるような。
聡はわざわざ自宅バレしてまで車で移動したけど、その後の描写的にはめちゃくちゃ近そうだよね。
結局ナビと逆に曲がったのは何だった?
年頃の男女が密室に2人きりというシチュエーションが多いのも気になった。
翠が軽く言及するが、“異性”というより“初対面”を問題視してたし、修二の家にも平気で泊まったり。
妊娠した経緯も、堕胎すら選ばず「産んで殺した」理由も判然としないから、心理も読めない。
インサートのタイミング的に結は修二の元カノっぽいけど、納得するような、違和感が増すような…
聡と貴子のカップルや翠は前向きな変化も望めそうだけど、修二は?
10万円なんて家賃や光熱費や借金を払ったら一瞬で消えるだろうし、“呪い”を振り切る何があったでもなし。
不眠症も特に活きておらず、貼り紙男や放火未遂男、バーのトイレの貼り紙なども意味あった?
なんだか取り留めがなかった印象。
貴子が翠に「バットどっから出したの」と訊いた時、「背中からかな?」と思ったがそんなことはなかった。
わざわざ車で徒歩圏内
10万円の謝礼金に惹かれて人探しをする男と、探されている女と、2人をつなぐことになるカップルの話。
仕事が続かず金の無い男が、路地で金属バットを振るう女を見かけた直後、その女が謝礼金10万円で探されていることを知って巻き起こっていくストーリー。
とりあえずディストピア化していくのは社会じゃなくて自分の性格のせいじゃね?なクズ男の主人公。
なぜかそんなヤツの言いなりになっちゃうさとちゃんにも違和感バリバリだったけど、登場人物みんな自分には理解不能の言動ラッシュで???
やっぱり類は友を呼ぶですかね。
タイトルのローフは事情自爆ってことだよね…とは思うけれど、途中その先が遠くに延びているのはどういうこと?まさかリードでは無いですよね?
逃げるなよと言いながら自分こそ逃げていたり、高校生の頃とフリつつ全然関係ない映像長々みせて結局口頭で話したり、作品の作りもストーリーもボヤッとしていてモヤモヤした。
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