「悪ふざけが過ぎて笑えない」新解釈・幕末伝 ヤマッチさんの映画レビュー(感想・評価)
悪ふざけが過ぎて笑えない
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「新解釈・三国志」に続く第2弾で、新解釈と銘打って芸人やら喜劇系の役者やらを大量投入して歴史上の人物や出来事をパロディするというのがコンセプト。
幕末を舞台にしたことで、「時代が変わる瞬間に人は何を選ぶのか」というテーマも一応あります。そして前作同様に「英雄を神格化しない」 坂本龍馬も西郷隆盛も、 歴史上は偉人ですが、 徹底的に不完全な人間として描かれています。
しかし、これが致命傷となっています。
坂本龍馬をどいう人物像にするかという事をムロツヨシに丸投げしたと思うくらいのやりたい放題個性が強すぎを超えてくどい、うるさい状態。笑いではなく不快でしかない。
いつもうざいく不快な佐藤二郎が逆に中和してくれている。
他の山田孝之、渡部篤郎といった芸達者がいなければ、途中で止めてた可能性は高い。
歴史的出来事もパロディでもなければギャグでもない。
たとえばだが董卓が宇宙人でUFOに乗って攻めてくるのをムロツヨシがオナラで撃退という
出来事にしています。下ネタ系を笑いと勘違いする昭和のテレビレベル。
これだけ鑑賞者を放置してのストーリー展開は珍しい。
更に残念なのは、出演者のギャラが影響したのか、ロケ費用に回らなかったのか、ロケは砂浜と京都太秦のオープンセット。それ以外はすべて簡素な屋内セットがバレバレで、安っぽさに拍車がかかっています。凝ったカメラ撮影、照明でもあれば救いでしたがそれもなしです。全てにおいて残念しかありません。
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