死霊館 最後の儀式のレビュー・感想・評価
全37件中、21~37件目を表示
悪霊悪魔睡魔…コクリ。
“装飾された呪いの鏡”の中にいる悪霊の力によって亡くなったロレイン・ウォーレンの父、…から始まりウォーレン夫妻、後に産まれるジュディにまで続く「呪いの鏡」に纏わる話。
ロレインとアドの間に産まれたジュディ、物事が分かる様になった頃から両親と同様霊感があり見えない者を感じる様になるが、時は経ち彼氏トニーとの結婚を控えるジュディだったが家族を引き裂こうと悪霊、悪魔から狙われることに…。
死霊館シリーズ、アナベルも観たことない~、冒頭に入る実話とテロップが入るがホントかなぁ~(笑)
所々怖いシーンはあったものの、怖いと実話?が同時に来て、こんな事が起こるのかなぁ~と思いながら観てた。
8人の大家族が絡むと少し人物がごちゃごちゃしてて解りにくかったかも。1986年前後の話だけにメディアも一緒になって番組盛り上げる為に多少盛って番組制作もされてたのでは?とエンドロールを観て思うし、日本のメディアもこの時代ってやらせばかりでしだよね!恐らく。エンドロールラストに出た本物の「呪いの鏡」、今作に出てる鏡と全然雰囲気違う~(笑)
ジュディとトニーの結婚式の参加者の中にいた黒髪ストレートの白人がいい女だったなぁ~
最後まで、愛をテーマの異色ホラー
心霊研究家であるエド&ロレイン・ウォーレン夫妻が、怪奇現象に挑む物語。実在の事件をベースにして、心霊研究、悪魔祓い、呪いの現場をリアルに映し出します。この「実話ベース」という骨格に、夫婦愛・家族愛というテーマで肉付けしているところが魅力です。ウォーレン夫妻が国境を越えて邪悪なものと立ち向かう姿が描かれ、壮大になっていきます。公開順ではなく時系列で鑑賞するとより楽しめます。ストーリーは解りやすいです。特筆する点は「呪いの鏡」の役割。鏡といえば、ホラー作品に多く触れている人ならば「異界と繋がる入口」「何かが映り込む不気味な媒体」ところが、鏡自体が攻撃をしてきます。破片で攻撃してくるし、重さで関節にダメージを与えたり、家屋を破壊したり、高速回転して大暴れします。鏡の脅威は命を奪う直接的な殺意になっています。ややもするとコントとなりますが、ギリギリでとどまっています。
人間の強さと優しさをド直球で見せつけます。
最終的には人と人との信頼や愛情が勝つ。異色ホラーというより希少なホラーです。最後と銘打っている事もあり、シリーズのお約束をもうらし、そして恐怖を超え祝福と安らぎを得て大団円となっています。ここで幕を下ろすのは納得です。
シリーズですが、単一でも鑑賞できます。
参考データは下記
1952『死霊館のシスター』
1956『死霊館のシスター 呪いの秘密』
1958『アナベル 死霊人形の誕生』
1970『アナベル 死霊館の人形』
1971『死霊館』
1972『アナベル 死霊博物館』
1977『死霊館 エンフィールド事件』
1981『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』
1986『死霊館 最後の儀式』
「12年の恐怖、ついに完結。絆と戦慄の最終章!」
鑑賞前は正直、「本当にこれが最後なのか?」という疑念を持っていた。
よくある“閉店セール”方式で、また次回作が出るのでは?と勘ぐっていたのだ。
しかし――
観終わったとき、「これは本当に最後だ」と確信した。
特にラストシーンの演出が、その思いを強く印象づける。
「死霊館」シリーズ本編は4作、アナベル編が3作、シスター編が2作。
合計9作品で構成された“死霊館ユニバース”は、ついに完結を迎えた。
このシリーズの特徴をおさらいする。
※「ラ・ヨローナ〜泣く女〜」は対象外
◆ 共通テーマ:「家族の絆」と「信仰の力」
このシリーズに共通するのは、家族の強い結びつき。
特に本編「死霊館」シリーズでは、毎回“家族愛”と“信仰”が試される構造だ。
シリーズの典型的な展開は以下の通り👇
・引っ越し先で怪異が起こる家族
・同時にウォーレン夫妻も不吉な予兆を感じる
・家族から依頼が入り、夫妻が現地へ
・家族の誰かが悪魔に憑依される
・深夜、パジャマ姿で家族が家から逃げ出す
・ロレインが霊視、エドが命がけの祓いを行う
『最後の儀式』でも、そうした“お約束”の構成を踏襲しつつ、シリーズ最大規模の除霊シーンが描かれる。ちなみに妻のロレインは俗に言う〝みえる子ちゃん〟で霊視、降霊ができます。更に夫のエドはカトリックの信仰に基づき、教会関係者と協力して悪魔祓い調査を行っていた民間研究家。最強コンビです。
◆ ウォーレン夫妻の「人間味」ある儀式
ウォーレン夫妻は常に「家族との信頼関係」を重んじる。
夫婦は怪異に悩まされる家に寝泊まりし、家族と共にパンケーキやワッフルを一緒に作り、ギターを弾きながら交流する――。
特に死霊館の二作目「エンフィールド事件」では、容赦ない悪霊の攻撃に、疲弊したシングルマザーと5人の娘を慰めようと、エドがフォークギターで弾き語りをします。
その曲が、エルビスのキャント・ヘルプ・フォーリング・イン・ラブ(好きにならずにいられない)。エドは、プレスリーのモノマネで歌い場を和ませます。
恐怖の連続の中で、映画を鑑賞している側も心安らぐシーンです。
こうした人間的な絆づくりが、実は最強の悪魔祓いなのかもしれない。と思わせる名シーン、名演出です。
◆ 呪物コレクションの系譜
シリーズを通して登場した“呪物”たち:毎回、事件を解決すると、その戦利品としてエドは呪われていた物、呪物を自宅に持ち帰り地下倉庫に大切に保管している。それは・・・
• アナベル人形
• 勝手に鳴り出すオルゴール
• 呪われた金貨
• イースタン航空の飛行機事故の破片
• そして今回の「呪いの鏡」他
これらはすべて、実在する「ウォーレン夫妻のオカルト博物館」にコレクションとして保管されています。
現在は、ウォーレン夫妻の娘・ジュディの夫トニーが、エドから引き継いで管理しています。しかし、ファンの殺到により一般公開は停止中だという。
◆ シリーズ完結を告げる“別れ”の演出
『最後の儀式』では、過去シリーズのキャラクターたちが走馬灯のように登場。
特にゴードン神父(スティーブ・コールター)しかし本作で残念ながら非業の死を遂げる。これまで4作品に登場し、ウォーレン夫妻の良き理解者でもあった彼の葬式シーンはユニバースの完結を違う形で実感させる。
また、助手ドリュー(シャノン・クック)が、エドの誕生日パーティーで卓球を皆で楽しんでいる時に、ウォーレン夫妻の娘の婚約者のトニーへ卓球のラケットを渡し、これからは君がウォーレン家をフォローしなさいと言わんばかりに「次は君の番だ」と告げる場面も印象的。ウォーレン家の魂が受け継がれることを示唆している。
そして、ラスト。
ジュディとトニーの結婚式には、『死霊館』『エンフィールド事件』で助けられた母娘たちが参列。感謝と祝福に包まれたそのシーンで、“恐怖の連鎖”が愛によって断ち切られる。
そして、実際のジュディ&トニー・スペラ夫妻もカメオ出演しているので要チェック!
◆ 評価とまとめ:ありがとう、死霊館ユニバース
ホラー映画としてだけでなく、家族・信仰・愛を描き続けた「死霊館」シリーズ。
12年間、ホラーファン・オカルトファンを楽しませてくれた功績は大きい。
恐怖と感動をくれたシリーズに、心から感謝したい。
シリーズの集大成にふさわしい最後。ホラーでありながら“温かさ”を感じる完結編だった。
※あとがき
で、ここまで解説してきて、最後に言うのも何ですが、噂によると、死霊館はテレビ・シリーズ化するかもしれないらしいです。あしからず・・・・。
以上
怖がらせ方がパターン
似たようなジャンプスケアばっかりだった。
第1作は絶妙に本当にあった話であったことを感じたが、神父が首を吊るとか鏡が洗濯機みたいに回るとかやり過ぎだと思う。
リアリティを外れすぎると不気味さが減少してしまう。そこの匙加減。
ウォーレン家族の回想録
死霊館シリーズ最終章の本作でシリーズとしては最長のランタイムなのだが、ストーリー展開のテンポはそこまで良くは無い。
これまでは悪魔に取り憑かれた家族の闘いと共闘してきたウォーレン夫妻を主軸に描いてきたが、本作はウォーレン家族に主軸を置いている。あくまでも主軸はウォーレン家族なので取り憑かれた家族や悪魔の存在までもが脇役扱いになってしまっている。その為、事案発生から解決に至るまでの展開に抑揚が少なくカタルシスも感じ難い。
しかし、本作ラストの結婚式ではこれまでの死霊館シリーズで登場した家族やジェームズ・ワンも出席していて、いよいよ終わるのかと感傷的になってしまう。
ジェームズ・ワンはビッグバジェットの作品も手掛けつつ、死霊館やマリグナントのような作品も欠かさず手掛けるので、今後の新たなホラー展開に期待したい。
最後なのが悲しい
今回はウォーレン一家にスポットを当ててる場面の多さと登場人物が多いのとその人物に対しての焦点を当てる部分が多かったためか、死霊館特有の謎解き悪魔払い感が少なかったのが気になりました
しかし、夫妻と娘との絆がより深く描かれているためウォーレン一家が好きだと言う方には大変刺さる作品になっていると思いました(僕もその1人)
今回の味噌は家族…そして悪魔の正体は結局なんだったのか?でしょう…映画内でも今回の悪魔は何かが違うと言っていたように最初にウォーレン夫妻が対峙した悪魔であり、名が明かされていません!
個人的な考察として夫婦や家族を対象に不幸をもたらすことを好むとされるアスモデウス、もしくは人の思いや悪霊が鏡にやどり…それが悪魔化してしまった呪物やいわく物だったのでは?
悪魔の名を知る重要な理由は「悪魔が存在」しているという証明をすること、そして名前を知ることで支配できるため、悪魔祓いで必要不可欠です…しかし悪魔の名前が分からない状態で闘うため非常に厄介です…なので、ジュディ(娘)に目を背けずに見なさいと言い、面と向かって「あなたはここにいない」と言うことで「悪魔の存在」を消したと考えています
骨董市には近づくな!!
信じるか信じないかはあなた次第「死霊館」シリーズの大ファンであります!
公開初日ウォーレン夫妻に会えなくなる寂しさが募り過ぎ3回連続の鑑賞
今回不幸にも悪魔に狙わてしまった大家族スマール家…悪魔に呪われた事は最悪で最凶ではあったが作品中にも示されておりましたが実在するこの家族の絆は強固になったとの事に救われました
そして事態がどんどん邪悪化して行く中でも
関係性や絆が更に強くなる夫妻だけではなく
今回ターゲットになってしまったジュディ自身も婚約者と幸せに浸り両親が関わる世界を避けていたが
自らのトラウマや恐怖と向き合い
人間としても女性としても成長して行き両親
そして婚約者トニーとの絶対的な愛と絆を繋げる2家族の物語でもある
今作の基になったスマール家の心霊事件
そのTV映画を観て初めてウォーレン夫妻を知ったというジェームス・ワン
彼が夫妻を知ったきっかけの事件が
「最後」として作られる事に感慨深いものがあり最終章として相応し過ぎるシリーズの締め方だと思いました
アナベルやシスター・ヴァクラの様なユニバースキャラが改めて登場してシリーズが続く事を密かに願います!
ウォーレン家の愛の物語
ロレイン&エド、その娘であるジュディの
家族の物語であり、新しい家族トニーを迎えるのが
本質的なストーリーの軸。
ホラー映画でありながら、家族の絆や人々を救おうという
心意気という、人間の善良さを際立たせている一方、
それがあるからこそ悪魔の邪悪さも際立っていると思う。
肝心なホラー描写はさすが、ジェームズ・ワン、
存分に怖がらせていただいた。
とくに霊の顔が怖い…というよりインパクト大(笑)
後、鏡の使い方が要所要所で効果的で怖い。
それからジャンプスケアについても、ちょいズラしてくる
から、心構えをしていても、まんまと怖がらされた!
悪魔とのラストバトルは一方的にやられ続けるので
ハラハラしたが、勝利後のカタルシスはハンパなかった。
ジュディが不憫すぎるものの、
トニーと一緒になれてよかった。
ロレインの予知夢では、
幸せな家族を築いていけるようだし、
人助けを続けながらも末長くローレンス家は幸せそうだ。
本シリーズは、『ラ・ヨローナ〜泣く女〜』しか観ていない
が、鑑賞後感が良いのは共通だと思う。
シリーズ集大成!
「全ての始まりにして終わりなるもの」
今作はまさにこの言葉が合うんだと思う。
以下ネタバレ考察感想になります。
シリーズも9作目となり、実在のウォーレン邸の管理人2代目が亡くなりアナベル人形も行方不明になったとかならないとか言われてる中での最終章です。
夫妻最初の心霊調査の時に臨月のロレインが死霊を呼ぶのに使われていた鏡を触った時から今回の物語は始まります。
その後急に体調が悪くなり1ヶ月早く出産する事になるんですが、悪魔も出産に立ち会うと言うやばいっぷり&へその緒が首に巻きついて居たせいで死産かと思われた1分後に産声をあげた。
(この時点で一度あの世に逝きかけてるから霊力に目覚めそうなんだけど、そもそも教会の神父ではないが正式に認められたエドと強い霊力を待ったロレイン更に悪魔)もうサラブレッドのサラブレッドみたいな潜在能力もった娘が産まれたって言うね…w
考察も後々出てきそうだけど、気になるのが最初の調査時に居た悪魔がラストの今回にも出てきた?ってなったんだけどロレインが同じなんだけど違う!?ってなってたのと、アナベルが関係していた点。
そして最終的に打ち勝ったっぽいジュディ自体の霊力的な潜在能力(少なくとも心霊現象からは解放はされてなさそう)
実話を元にした映画からの冒頭の2代目管理人死亡とアナベル人形行方不明も気になる感じあるし今後どうなっていくのか…。
色んなシリーズの映画が終わりを迎えているけど悪魔系の映画の中では数少ない主人公側の生存end!
大体の悪魔系映画は教会の上層部でも手に負えなくて離れ元神父とかが解決したか!?ってなって取り憑かれた物を運んでる途中に死亡endが多い。
【”古い姿映しの鏡の中に潜んでいたモノが惹き起こした禍々しき出来事。”今作は古い姿映しの鏡に潜んでいた邪悪な悪魔と心霊研究家ウォーレン夫妻との長きに亘る戦いを描いたシリーズの掉尾を飾る作品である。】
<冒頭、この話が実話であるというテロップが流れる。>
■1964年。若きウォーレン夫妻(後はパトリック・ウィルソン&ヴェラ・ファーミガ)の間に愛娘が産まれる。だが、直前にロレインが”古い姿映しの鏡”に触っていたために、最初は息をしていない状態で生まれるが奇跡的に蘇生し、女の子はジュディ(ミア・トムリンソン)と名付けられ、夫妻の愛を受けて育つ。母譲りの霊感も備えつつ。
そして、1986年、ペンシルベニア州のスマール家の家で、蚤の市で娘の堅信式の祝いの為に祖父母が買った古い姿映しの鏡が、原因と思われる超常現象が次々に発生する。
スマール家の前を通った神父が異変に気付き、教会に進言しようとするが何者かに阻止され、彼は縊死した姿で発見されるのである。
神父と親しかったジュディは、神父の葬儀の際に棺に手を当て、その後一人でその家を訪れるが、そこには”邪悪な何か”がおり、それはジュディの命を狙うのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・冒頭のシーンから、若きウォーレン一家の姿と並行して、ペンシルベニア州のスマール家の出来事が、並行して描かれる。
そして、徐々にロレインが難産の末に生んだ子が、”鏡に潜んでいた邪悪な何か”の為に死産で生まれながら、ウォーレン夫妻の願いと力により蘇生した事が分かって来る。
つまりは、”鏡に潜んでいた邪悪な何か”が、ジュディを20年以上、付け狙っていた事が分かって来るのである。
・この”鏡に潜んでいた邪悪な何か”の力は強く、神父が翳す十字架を炎で包み、彼を強制的に縊死させる程である。
■ジュディを探しに来たウォーレン夫妻と、エドからナカナカ認めて貰えない彼女の恋人トニー(ベン・ハーディ)が、ペンシルベニア州のスマール家にやって来て、ゴミ収集車に出したはずの”古い姿映しの鏡”が、その家の屋根裏にあるシーンからの展開が物凄いのである。
その家では、過去に夫が妻と娘を斧で惨殺していた事がロレインの霊視により分かるのだが、”鏡に潜んでいた邪悪な何か”はその夫の妄念を操り、一家に様々な怪異を起こし、ジュディを呼び寄せ、一時彼女を支配するのである。
エドとその家の主が、死に物狂いで”古い姿映しの鏡”を屋根裏から、運び出すシーンも観ていて筋肉が疲れる程、物凄いのである。
その際に、ジュディの恋人トニーは、男として物凄く頑張るのである。チョイ、沁みる。
■全ては解決し、トニーはエドから認められ、彼に地下の禍々しいモノがズラリと並んだ部屋に案内される。そこには”アナベル人形”もある。
トニーはエドに”何で、廃棄しないのですか?”と聞くと”ここに置いておかないと駄目なんだ。”とトニーは答えるのである。(劇中で、”古い姿映しの鏡”はゴミ収集車の中で壊されるが、その後何事も無かったように、屋根裏に有った事を思い出す。)
そして、実際の”古い姿映しの鏡”の白黒写真が映し出され、それは『死霊呪文の鏡』であった事が明かされるのである。
<今作は『死霊呪文の鏡』に憑りついた邪悪な悪魔と心霊研究家ウォーレン夫妻との戦いを描いたシリーズの掉尾を飾る作品なのである。>
ちゃんと怖い・・・わかってても怖い・・・
ホラー好きからすると、
くるぞ、くるぞ、
ってムードわかるからさ、そこからすでに、怖いし、
くるか、くるか、、、、こないかあ!あ、きたあ
ってのも怖い。このシリーズはカメラワークがいいから「ちゃんと怖い」よね。
80年代後半ということで、70年代のサタニックパニックから、オカルトがテレビネタになってた時期の話というのも面白い。しかし、これ、実話ベースってほんとなの?最初に出会った「鏡」に再び出会うとかさ。あと、実話通りなのかもだけど、呪われる一家に双子がいたり、血の海まみれだったり、なんとなく「シャイニング」へのオマージュに感じたり。神父が車を降りた時のアングルは「エクソシスト」ぽかったかな?なんてのも仕組まれてかもね。
決着の着き方があやふやなのも、かえってリアリティあるのかもね。フィクションだと、「大団円」が鼻につきそうだし。
エクソシズム、教会、悪魔。ここら辺はやっぱ西洋ちっくだよね。日本じゃなんかしっくり行かない感じ。
シリーズ通して観てるけど、21世紀のホラーの代表作と言ってもいいんじゃないかな。アメリカ映画特有のの「ファミリー味」もストーリーの中に上手く落とし込むしね。
あ、鏡くるくるは、ちょっとなあ、という感じだったけど。
申し分ない、申し分ないん、だけど、娘役はさ、「アナベル」のマッケナグレースで行って欲しかったよなあ。いや、今回の配役もよかったよ。よかったけどさ。
個人的には満点!満足!あー、怖かった。これは、サブスクとかではなく、劇場で観るべきだと思ったね。
2025年度劇場鑑賞44作品目(45回鑑賞)
悪魔の棲む家VSウォーレン夫妻
死霊館シリーズ最終作?ジュディが大人に成長し夫妻もよる年波には勝てずに心霊調査は1時休業し講演活動がメインになっているが、ある因縁めいた鏡の為にある一家を助けようとするが…。
今までより怖さは少なくなり家族や娘の婚約者の話が多くなった。
とは言えシリーズを綺麗に終わらせるならいたしかたなし。
様々な怪異現象や悪魔の御業をオカルト感たっぷりに描きジャンプスケアも満載!
まさか悪魔の棲む家に乗り込み悪霊と悪魔と対峙するとは!
字幕で本物のウォーレン夫妻の軌跡を紹介しモキュメンタリー風味もあり。
まさに大団円なラスト!
かなり攻撃的な悪魔
オールナイト上映で観てきました
今までの魔女というか悪魔たちは、精神的に追い詰めるような攻撃がメインだったように思いますが、今回はめちゃめちゃ物理できます。痛い!!痛そう!!!
死霊館シリーズにはそんな脅かし演出もあるのかと毎度驚かされます。
死霊館シリーズはやはりSEが秀逸なので、是非とも映画館の大音量であの不気味な音を浴びて欲しいです!
前作がなんだかファンタジーな風味でそうじゃないんだよなーと思っていたので今作は大満足です!
ただ、決着の付け方それでいいの?とか、もっとあの鏡について作中で掘り下げて欲しかったなというモヤモヤは残ります。
テロップで鏡の実物については補足が入りますがやや物足りず、、、やっぱり話の中でそれを暴いて欲しかった。
ラストにふさわしく過去作で関わった人たちがチラチラと写ったりしてとても嬉しくなりました😊
戦いから、逃げたりしないでしょ❓
少し前ですが、試写会に招待して頂きました😀
ロレイン・ウォーレンにはベラ・ファーミガ🙂
彼女をスクリーンで久々に見た気がします😳
さすがに
「ディパーテッド」
の頃より年は取りましたが、綺麗な瞳は健在ですね😀
年を取ったのは私も同じですし😁
恐らくエドより霊感が強く、割と見えるようです。
彼女は霊感を引き継いだジュディを心配し
「見ないように」
と教えるのですが…。
深みのある雰囲気で、本物感が増していましたね🤔
エド・ウォーレンにはパトリック・ウィルソン🙂
持病持ちは前からなのかわかりませんが、今回は結構深刻な様子。
しかし、一家を助けると決めてからは頑張る父親感が倍増💪
悪魔が宿った鏡❓
を前に、果敢に立ち向かう姿勢は勇気をもらえますね😀
ジュディには、ミア・トムリンソン🙂
ロレインの霊感を色濃く受け継いで、この世のものではないものが見える女性。
見える度に、母のおまじないを唱える彼女ですが…。
このタイプの女性は幸薄そうな感じが必須ですが、その点はハマっていました😳
ボーイフレンドのトニーとのロマンスが深くなる度に、死亡フラグではと勘ぐる自分がいて困りましたね😔
ホラー映画はそんなに観ないんですが、スクリーンで観ると恐怖が増します。
音と映像に本気でビビって、2回くらい心臓が止まるかと思いました😰
隣の席の人もちょっとビビってたと思います。
鏡に宿る悪魔の正体や、あの人形のことなどわからない部分もありますが、創り込まれたホラーとしては充分な完成度🎬
シリーズ初見の私でもついていけました😀
飛び上がるくらいびっくりする場面もあり、ホラーファンなら楽しめることは間違いないでしょう👍
シリーズファンならば面白さ倍増ですね🫡
『Cogito, ergo sum』
"IDK" 的~な、本編に登場するこのフレーズって、何か!?
Lucy Locket
Lost her pocket
Kitty Fisher found it
ジュディが母親ロレインから教わった悪霊を退ける言葉として...
この原曲はイギリスのクロムエル時代(17世紀頃)から歌われていたと言う。それにしても簡単な"Lost her pocket"というフレーズが何故そうなるのかは、ポケットが現代とは違っていたためにこのような表現になっている...
Historically, the term "pocket" referred to a pouch
worn around the waist by women in the 17th to
19th centuries.
ということでした。
(※追記: Kitty Fisher という人は実在していましたが、Lucy Locket は氏名不詳となっています。 )
スマール家のお話は、1991年に一度、テレビ用映画として放送されている。多分、このテレビ用のプロットでは本作よりも事実に近いせいか、仮に映画公開すれば、到底興行収入は望めません。
ところで実際のウォーレン夫妻の事をある人達は、詐欺師、山師、そして、変人と呼ぶ。でもね、
"公開初週末の全世界興行収入は1億9,400万ドルに達し、ホラー映画としては過去最高の興行収入を記録した『IT/イット』(2017年)の1億9,000万ドルを上回った。"という報道がある。
After decades of investigating the supernatural renowned
paranormal investigators Ed and Lorraine Warren had seen
every possible case. But in 1986, in suburbs of Pennsylvania,
they would face an evil unlike anything they had ever
encountered. This case would devastate their family and
bring their careers to an end.
本編の18分後頃の上記のテロップでも見受けられるように今回でもって、ドル箱映画に終止符を打つと言われている... それが何か?
こういうたぐいの映画は、同じように、そして、いつものようにお決まりのお題目の宣伝文句にはフランチャイズ史上「最大の危機」って付け加えるのを決して忘れはしないってか!?
ある人は、本作『The Conjuring: Last Rites』に対しての一言...
"A sluggishly routine send-off for the Warren family." なんてね!?
今まで、上映された歴史に残る伝統的なホラー映画の多くと同様に、『死霊館』フランチャイズはコンサバな側面で成り立っている。80年代以降になるとアメリカではそれまで150年間続いていた(夫ー父親は養い手、妻ー母親は家を守る主婦という)家族観が崩壊した10年と言われている。善良で敬虔なウォーレン家と3世代の家族が食卓を囲むスマール家が悪霊たちの勢力に立ち向かう物語には、そこにはオリジナルのフィルム・スコアのデザインと、観客が予想もしなかった瞬間に観客を魅了する演出、そして身じろぎもせずに流れるようなカメラワークが光っていた。だから、これらの映画の心臓部には常に堅実さの化身である主人公ウォーレン夫妻を演じたウィルソンとファーミガがいて、彼らなしでは『死霊館』フランチャイズは成立しなかったと言えるに違いない。でも、この4作目では、オリジナル版を不気味なものにしていた、巧妙な光と闇の織り交ぜ方が、派手な現実世界への転換にとって代わっている。
鏡に関わるジュディの誕生秘話から始まり、二十年後、その鏡がスマール家を恐怖に落とす事でその話を聞いたウォーレン夫妻は、最初はためらっていたがペンシルバニアに向かうと意を決した時に、善と悪の最終決戦となるハルマゲドンの脅威が迫っていることに気づかされる。そんな中、どうした事か75分間の極甘のメロドラマが続き、そして、ずさんな悪魔的安っぽい演出が始まり、そのことによってストリーラインのバランスが悪くなり、その散らかり方やジャンプスケアを多用することでプロットの繋がりが曖昧になり映画のシーンが全体的にマインド・ファックなんて決して呼べないほどボヤケテしまいオリジナルよりも見劣りはする。
ウォーレン家の受け継がれた伝説は徹底的に掘り下げられたがために、しかも4作目となるとお決まりの表現や通り一辺倒な話の流れがすっかり定着し、ジャンプスケアはせいぜい決まりきったつまらないルーティーンそのものになってしまっている。時折登場する画面の端に具現化して忍び寄る不気味な生き物は、ムードを高める効果はあまり期待はできないと同時に下手をすれば、稚拙なコメディによく見受けられるお下劣さが映画が始まってから直ぐに感じられてしまう。作品を重ねるごとに安物の厚塗りのメイキャップの悪霊たちの存在が、エンタテイメント重視なところがよく分かり、追い打ちをかけるように恐怖感が薄れてきてしまっている。だから『The Conjuring: Last Rites』の陰鬱な退屈さに耐え抜いた今、ついに死霊館に見切りをつける時が来たことが、これほどはっきりと分かったことは過去のフランチャイズではなかったのかもしれない。
The Smurl family remained in their Chase Street home
for three more years.
Though the haunting left its mark, they remain close to
this day,believing remain close to this day, believing
their encounter with the paranormal only made them
stronger.
本作『The Conjuring: Last Rites』が最終話であることが分かるかもしれない。
Ed and Lorraine were married over six decades.
At the age of 74, Ed suffered a massive stroke. He was
revived but remained immobile. Lorraine became his
sole nurse and caretaker and was at his side when he
died five years later.
Lorraine did not remarry and passed away peacefully
in her home at the age of 92.
Ed and Lorraine Warren openly spoke of the paranormal
at a time when doing so invited ridicule from the scientific
community.
While their lives and work remain controversial, the
Warrens are credited with helping to bring paranormal
research into the mainstream and are considered by
many to be pioneers in the field.
鏡にまつわる悪魔の話にはキアヌ主演の映画『Constantine』もあったけど、その映画と本作のラストの似通ったところは動画してるぜってか⁉ 『Constantine』の方が意味が分かりやすい。
それから、実際の鏡がどうしたこうした...!?
The real mirror currently resides at the Warren's Occult
Museum.It was used in a practice intended to "conjure"
the dead through reflection.
It is commonly referred to as conjuring mirror.
アナベルも最終話という事でカメオ出演しているということではあるけども、しかしながら、エドが最初から死を臭わせるプロットがありながら、彼が最後まで生きているってどうよ⁉ またぞろ、次回作に二人して仲良く悪霊退治なんて、しらっと作品を作ったりして...
だってね、
James Wan: The "Conjuring" creator appears as
a wedding guest.
アナベルととともにヒッチコックでもないのに、こんなカメオ出演までしでかしている彼は、ディズニーと一緒で拝金主義への妄信者であり下僕と化している。あたしが悪態を吐くのは南の島にいた時、マレーシア人の印象があまりにも悪かったのと...ジェームズ・ワンの映画に対する姿勢や表現の仕方がどうも肌には合わないからです。
それに付け加えると怖さから言えば『妖怪百物語』の中でブラック・パネルシアター方式で撮影された「ろくろ首」の一編は、張りぼての子供だましで稚拙な部分もあるけど巧妙な "plot twist" によって、日本的な要素が満載になり、泥臭い恐怖が倍増されていて、本作とは比較することが馬鹿げて思える。ただし、個人的な事でどうも...!?
全37件中、21~37件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。













