死霊館 最後の儀式のレビュー・感想・評価
全37件中、1~20件目を表示
ラスト以外は良かった
「悪魔のせいなら、」よりはちゃんとホラーに寄っていて死霊館ぽさがあった。因縁のアイテムとの邂逅や子供に能力が受け継がれてしまったことへの親や子供の葛藤もあり、最後だからでしょうね、解決したり乗り越えたりな感動的なストーリーあり。悪魔の演出シーンとかは良かったんだけどラストの退治のくだりはイマイチだったかな。やっぱりエンフィールドや死霊館のシスターのヴァラクがインパクトあり過ぎるのと演出の派手さがあったんで物足りなく感じてしまった。でも全体的に観て後悔ないし、スピンオフは作ってほしいなぁ。
シリーズ最終作の悪魔は誰?
前作の「悪魔のせいなら無罪」は
正直怖くもなく過去一地味な仕上がりだったので今作は少しハードルを下げて見ましたが、ところがどっこい今作は、1作目と2作目に引けを取らないホラー描写でなかなかハラハラ出来ました。
ホラー描写もジャンプスケアがそこまで多くはなく表現で怖さを演出出来ていてホラー映画ファンでも満足いく仕上がりになっていたと思います。
唯一腑に落ちない所は、今までは悪魔の倒し方もなるほど、そう倒すのかと納得出来るものだったのですが、今作はジュディーが能力?を自覚して家族の力で抑え込んだぜ!となんかマジカルすぎる倒しかただったので今まで通り納得感のある倒し方という訳ではなかったのが少し気になりました。
結局ジュディーを狙ってた悪魔の正体もよく分からず物語の後半までウォーレン夫妻も事件に関与しないので、若干冗長な部分もあったかなと思います。
まあ物語を終わらせるためのフリの部分ではあるので、飲み込む事は出来ました。
最後の結婚式に参列してたのって過去作の救った家族ですよね?シリーズのファンとしては嬉しい演出でした。
ホラー映画でここまでシリーズを作れるのも中々無かったので、シリーズ通して非常に楽しませて貰いました。
シリーズを作り上げたパトリック・ウィルソン、ベラファーミガ、ジェームズワンに敬意を評したいと思います。
彼氏いい人だなぁ...
わたしだったら怖くて婚約破棄しそうなものだが...人間ができすぎてる。
あんな肉えぐれてきちんと完治してほしい。
彼氏がいい人、ここにまずは拍手したい。
全体的にあまり怖くはなかった。
結局、霊の正体はアナベルだったの?
娘の誕生日に一緒に行って終始泣いてた
まず、シリーズを頑張ってみてほしい
そこから来て欲しい
なるべく家族で見て欲しいもしくわ結婚願望ある人と見て欲しい!!
序盤、赤ん坊のジュディが死ぬかもしれないどうしよう!と心配で号泣
そのあと生き返って号泣
娘の誕生日に来たということもあり重なってしまった
このあとしばらくしてから後ろのやつがペチャクチャとうるさくて娘が映画に集中出来てない事を知る
席変わる?といって
席を変えて後ろを向いて口に手をやり
『しーーー』っと言った
普通ならここで
あ、すいませんとかになるはずだが
21歳ぐらいの白い服黒髪?茶髪?暗くてわからんが
ババアうるせーんだよ!とかブチ切れて言って来たので
おめーがうるせーわクソガキ!
と言うたら
はあ?うるせーな金払ってくれんのかよ?
と言って来たので
おめーが払えや!帰れ!!って言うたら
5分後に帰って行った
あーよかった
リアルであんなブーメラン人間見た事なかったよ(笑)
なんで私に金払えなんだよ
こっちは静かに物も食べずに見てんのに
しかもこのシリーズ全部見ていて
娘の誕生日に思い入れがあって来ているのに
よくわからんぺちゃくちゃやろーに邪魔されたくないやんね!!
まあ、序盤であまり重要?ではないシーンで揉めたので良かったよ
早めな判断で(笑)
これ以上遅かったらやばかった
連れの男を呼び出して文句を言うべきか
タイマンはるのか?と外に連れ出すか
四千円渡して帰らせるか
東京大学物語になっちゃってあれこれ脳みそが考えて妄想が止まらなくて困っていたら
このあと、台所の
なんでキスして来たの?のシーンになって
ウォーレン夫婦に映画の中に引き戻されたよ
ありがとう
そのあともどんどん引き込まれていったし
ジェームズワンが好きな日本のホラー
貞子オマージュかな?とか
ターボババアかな?とか(笑)
マリリンマンソンかな?とか(笑)
あれこれ面白かった
見せ方もうまくて
驚いたりドキドキワクワクしたり
ジュディと彼氏とのなんやかんやのも楽しくて
あらーこんな事があったんか
うんうんわかるよ
それでジュディと結婚したくなったんだねーと
また泣いて
もう
親心のシンクロがやばかった
あとゴールデンもうち飼ってたから
あの誰でも大歓迎のこがワンワン!!ってよっぽどなのよ!!
犬を蹴散らされたが死んでなくて良かった
とにかく
結婚式もできて
なんか
庵野監督のエヴァみたいな感じの感覚で
ジェームズワンが並んでて良かった
泣いたわーほんと。
泣けた!!!
とりあえず良かった!!!
感動のホラーって中々ないから良かったと思う!!
シリーズファン向け、かな?
初めにタイトルについて断っておきたいが、『シリーズファンしか楽しめない』わけではない。『死霊館』シリーズ、というかジェームズ・ワンっぽい『派手で楽しいホラー』なシーンは色々とあり、単なるホラーファン、または全く初見の人でもそれなりに楽しめると思う。
ただ、『死霊館』シリーズは悪魔の禍に理不尽に見舞われつつ立ち向かう家族の絆がメインで、今回はこれまで絆に寄り添い悪魔祓いしてきたウォーレン夫妻が中心の家族になる話である。
なので前半はウォーレン夫妻、その娘のボーイフレンドがどうのという話が続く。一応メインステージになる他の家族を舞台にホラーが挟まれるのだけれど、この夫妻に思い入れのない初見の人には今一つ間延びするシーンに感じられると思う。
私はシリーズのファンであり、必然的にこのウォーレン夫妻が大好き。二人で微笑み合ってるだけのシーンですらほっこりして観れるくらい。
その二人の娘の誕生、娘が長じて連れてくるボーイフレンド、そしてエドの病気といった家族のストーリーも楽しめた。
ホラー・シーンについてはそれほどパワーアップしているようには感じないが、全体的に『2』に近いテイストを感じた。『1』ででたウィンドベル、『2』でおなじみ逆十字、捻じれ男を彷彿とさせるアナベル、ラストで観客に紛れたあの人と、ファンへのサービスもてんこ盛り。初見でも楽しめるとは言ったが、やはりシリーズを観てきてこそ真価を感じられる作品だった。そういう意味なら☆4をつけたい。
これでウォーレン夫妻も見納めかと思うと寂しい。娘かボーイフレンドを主人公にしたスピンオフを、という期待も持ちたいが、『史実に基づく』という根幹に背くのはやはりシリーズとしては受け入れがたい。
『ラ・ヨローナ』のようにユニバースの拡張として、なら新作を期待したい。
ホラーなヒーロー映画
死霊館シリーズは、1と2をサブスクリプションで観て、映画館で3と今回の4を観ました。その他、スピンオフを少し摘まんだ程度の人間です。ホラーへの造形も深くありませんし、それほどのこだわりもございません。
そんなわたしでも、このシリーズは好きで、おそらく、ホラーというだけでなく、ヒーローものとしての一面もあるように考えているからだと思っています。
まず敵は、いつも必ず悪霊や悪魔という「絶対的な悪」となっています。なので、元々は人間だったものが怨念で人間を殺しに来るようなものよりも分かりやすく、かつ倒しやすいところが、勧善懲悪ものとしてヒーロー映画にできている要因かと考えます。
何より、その絶対的な悪を倒す最後の決め手は、必ず「人の愛の力」となっています。これほど見事にホラーとヒーローものを掛け合わせた作品は観たことがなく、全米で途轍もないヒットをとばしたことも頷けます。
今回は、ある種の因果によってその絶対的な悪が鏡に宿って主人公であるウォーレン夫妻の一人娘に魔の手を伸ばしますが、これも家族愛(そして恋人の愛)によってある意味物理的に退けることになります。
正直、このラストには拍子抜けしてしまったところがあるのですが(儀式的なことをしていない、聖書の言葉によってでもなさそう、2のようにその悪魔の名前を言い当てたという訳でもないし、一人娘(とある意味で母)が「見える」という真実と向かい合っただけで勝てるものなのかな、など)、後で考えてみると、1からずっと出ていた神父が呪い殺された時にも神聖であるはずの教会支部(のような場所?)にすら入っていける存在なのですから、聖書の言葉を引用しただけでは通用しないことは分かるし、同様の理由でこれまでのキリスト教的な方法で対処できないであろうことも自明の理なのかも知れません。事実、今回呪われたのは敬虔なキリスト教の家でしたし。
だからこそ、宗教を超えた純粋な人間力である「愛の力」によって悪魔を押し退ける(物理的にも)というのは納得のラストだと思いました。
徹頭徹尾、人間の愛の力によって悪に打ち勝つことを「これは本当にあったことである」と、あり得ない物語も包括して堂々と言ってきたシリーズらしい完結作だと思います。
他方で、贔屓目のようになってしまっているかもですが、やはりジェームズ・ワン作の1と2の方が個人的に素晴らしいと思うため、☆1を削りました。
"最後"なのに少し期待外れ。
シリーズ最終話となる本作。
シリーズの中で今まで語られることのなかった、ウォーレン親子が経験した恐怖体験が明らかにされます。
悪魔が取り憑いた"呪いの鏡"。
それに触れてしまったロレインは、娘を死産させてしまいます。
必死の祈りが神に届いたのか、死産した娘は息を吹き返し、ウォーレン夫妻と共に幸せな人生を歩んでいるかに思われたのですが…。
時が経ち、不可解な現象に悩むある家族の元を訪れたウォーレン夫妻と成長した娘は再び"呪いの鏡"に立ち向かうことに。
ラスト、
「娘の婚約相手と共に家族の絆で悪魔は追い払われ、家族みんな幸せに暮らしましたとさ。」
と言う演出がされますが、長年にわたり何作も制作されたシリーズなのに、あっさりとしすぎなハッピーエンドで物足りなさを感じました。
ウォーレン夫妻が初めて遭遇し、相当辛い思いをさせられた悪魔を相手にした最終話なのに、見応えのあるストーリー展開ではなかったのが残念です。
しかしながら、シリーズを通してこの作品の魅力であるゾクゾクとした恐怖や驚きは鳥肌が立つほどで、本作でも十分体感できるので、ホラー映画でゾクゾクしたい人にはとてもおすすめです。
けっこうよかった
おっかない鏡の悪霊と戦うのだけど、悪霊というか悪魔の狙いはエドとロレインの娘、ジュディなのであった。悪霊に悩まされる一家、お金がないという理由で引っ越しができないというが、お父さん借金してでも引っ越せよ。この際掘っ立て小屋レベルまで生活を落としてもいいではないか。子どもも年寄りもいるのにあんな家、一秒でもいたらダメだ。落ち着いて寝られないし、そもそも電気が暗い。40ワットくらいしかない。
ジュディの婚約者の彼、ジュディが魅力的でいい子であったとしても条件が悪すぎる。それをよしとする見上げた男で、実際大怪我をしても逃げない。
エンドクレジットで写真でご本人登場だ。
«悪魔のせい»にしてから早4年…え?4年!
光陰矢の如しとは先達は上手いことを謂ったものです。
つか、間(あいだ)・間にスピンオフがあったりして『死霊館』自体にそんな間(ま)が空いていたとはビックリ🫨
死霊館ユニバースもコレでラストですか。
感慨深いですね…初作より早10年以上。
そりゃぁ!私もオッサンになるわけです🤣
パトリック・ウィルソンさんが善き父を演じる…監督がジェームズ・ワンだったりで、つい『インシディアス』シリーズとごっちゃになります。
アナベル人形やザ・ナン(尼僧の悪霊)とか…スピンオフもそれぞれ三部作だったりと広げに広げた大風呂敷…
今作も大ヒットしたんでしょ?
今度は娘のジュディをメインに…なんて考えてたりして。
ウォーレンさんちの呪物くん達は、それぞれに曰く付きの禍々しい物語があるんでしょうから、ネタには事欠かないわけで。
ラストは…全米大好き・家族愛でなんとかすれば無問題!🤣
つか、娘の結婚式を同窓会にするなし!😆
ホラー映画を見慣れている人には、全く怖くはない造りなれど、だからってツマラナイって事は無いので、ゆったりした気持ちで、我が子の巣立ちを見守る心持ちで観ると感動もひとしおかと。
分かっちゃいるが、かなりビビる!上手く出来てますね
The Conjuring: Last Rites.
たとえ愛があってもこんな家族の一員に成りたくは無い!
ラストの 君も家族の一員だ~ アンタの言葉が一番ホラ-だよ(笑)
心霊研究家ウォーレン夫妻・・・恐るべし!! (@_@;) (>_<)
今日は「死霊館 最後の儀式」 観たんすよ~。
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死霊館シリ-ズの資料館
①『死霊館』(2013)
②『アナベル 死霊館の人形』(2014)
③『死霊館 エンフィールド事件』(2016)
④『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)
⑤『死霊館のシスター』(2018)
⑥『ラ・ヨローナ~泣く女~』(2019)
⑦『アナベル 死霊博物館』(2019)
⑧『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』(2021)
⑨『死霊館のシスター 呪いの秘密』(2023)
⑩『死霊館 最後の儀式』(2025)
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こんなけあるんですね。
兎に角 久々にこの手のガチな心理的ホラ-物見たんだわさ。
コリャ マジで案外怖いじゃね-かぃぃ (@_@;)
予期せぬ展開有って 結構面白かったわ。
死霊館の資料館には絶対行きたくは無いな(笑)
そ~いや昔ね、神戸の某異人館に行ったんだけども、そこにも色んな不気味な?人形が飾って有って しかもいっぱいね。触れてはダメだけど写真すら撮らなかったわさ。咄嗟になんか憑りつくなって思っちゃって。
その時の事を思い出したよ。
大きな鏡とか 確かにヤベ-代物。そう思ったね。
ウォーレン夫妻の娘の未来の夫。元警官だけど有る事件がきっかけで辞める事に。
私なら この最後の儀式がきっかけで 婚約解消するけどな・・・。
でもそうしたら 娘とこの夫婦に呪い儀式掛けられそうww。
全て実話ベースなので、こう言う事が在ったて事なんだね。
それならマジ怖すぎるわ。
大きな鏡は廃品回収時割ったはずなのに また復活とかどう言う事なのかしら。
まさかの夢扱いなのかな。
心理的以外にもスプラッター的要素もあり、かなりビビりましたわ。
アナベルの話位しか見た事なかったけど、今度ゆっくり全作を観たいと思います。
ウォーレン夫妻の活躍に興味が有る方、
ホラ-好きな方は是非劇場へどうぞ!
Who you gonna call?
心霊研究家ウォーレン夫妻を描いたシリーズのたぶん9作目にして最終章で、1986年ペンシルバニアで巻き起こる話。
先出しプロローグ少々からの、1964年の鏡ちょい見せ、そしてジュディ誕生&幼少期のジュディと始まり、1986年の事件へと展開して行く。
超安産?と思ったら…人口呼吸とか刺激与えるとか何もせず受け入れる医者ってどうなのよ。
そしてゴーストバスターズ引退表明からの、鏡プレゼントのスマール家、ゴードン神父にウェディングドレスといよいよ本題になって行くけれど、随分前振りの長いこと。
ストーリーがあるとはいえ、いきなり1986年から始まっても何も問題ないレベルのもので、しかも何かといえばジャンプスケアの連続で、怖さよりも驚かせるばかりのつくりなのに、これで135分はいくらなんでも長過ぎでしょ(´・ω・`)
個人的には大ハマりした作品はないものの一応観続けて来たけれど、特に集大成的な何かがあるわけでもないし、ロレインの霊の絡まない予知ぐらい?…ていうか霊が絡まなくてもみれるのね。
と思ったら、ストーリーとは関係なく、エンドロール前にシリーズ振り返りで集大成!?
その後ジュディが何をしているか知らないけれど、もしやっていたとしても娘に引き継いで続編とかいらないからね。
鏡に映った本性は、愛によって装飾された実体によって打ち消される
2025年のアメリカ映画(135分、PG12)
『死霊館』シリーズの最終章
悪魔祓いの実在の夫婦を描いたホラー映画
監督はマイケル・チャベス
脚本はイアン・ゴールドバーグ&リチャード・ナイン&デビッド&レスリー=ジョンソン=マクゴールドリック&ジェームズ・ワン
原題は『The Sonjuring: Last Rites』、で、「魔術師(転じて悪魔祓い):最後の儀式」という意味
物語は、1964年にヴィクトリア・グレインジャー(ポーラ・リンドブラム)からの依頼を受けたエド・ウォーレン(オリオン・スミス、老齢期:パトリック・ウィルソン)とその妻ロレイン(マディソン・ローラー、老齢期:ベラ・ファーミガ)が描かれて始まる
曰く月の姿鏡に何かがあると感じたロレインだったが、予定1ヶ月前なのに産気づいてしまい、救急病院に運ばれることになった
懸命な救命処置と出産を行うものの、生まれてきた赤ん坊は息をしておらず、医師からは死産だと告げられる
ロレインは赤ん坊を抱き抱えて神に祈ると、1分後に赤ん坊は自発呼吸を開始し、生き返ることになった
赤ん坊はジュディ(エミー・ノーラン、成人期:ミア・トムリンソン)と名付けられ、スクスクと成長していった
それから20年後の1984年、ジュディは恋人トニー(ベン・ハーディ)との関係を始め、ようやく両親に紹介するまでになっていた
ロレインはトニーを歓迎するものの、エドは複雑な心情でその時を迎えることになった
一方その頃、ペンシルヴァニア州のウエスト・ピッツトンでは、そこに住むスマール一家に奇妙なことが起こっていた
一家の祖母メアリー(Kate Fahy)が骨董品屋で購入した姿鏡は、次女ヘザー(キラ・ロード・キャシディ)の堅信式の贈り物となっていたが、その鏡はとても異様なものだった
ヘザーは喜びを見せるものの、姉のドーン(Beau Gadson)は気味悪がって揶揄していく
仕方なく内緒でそれを捨てることになったのだが、それがゴミ収集車によって持ち去られた後、ドーンは大量の吐血をして、体内からガラス片が出てきてしまう
それからというもの、一家には奇妙な出来事が起こり始め、手が作られなくなっていたのである
映画は、この騒動の相談を受けたゴードン神父(Steve Coulter)がウォーレン夫妻にそれとなく打診をするところから動き出す
健康問題があるエドは一線から身を引いていて、それをやんわりと断らざるを得なかった
だが、ゴードン神父が彼らの代わりにスマール家に行ったところから事態は急変してしまう
ゴードン神父は突然首を吊って自殺をし、その葬式の場において、ジュディは奇妙な体験をしてしまうのである
映画は、シリーズ最終章ということで、ウォーレン夫妻が取り扱った最後の事件を描いていた
かなり高齢になっていて、悪魔と戦うのは難しいという感じになっていて、物語のメインはウォーレン家族とスマール家族の危機と団結を描いていた
悪魔の正体は最後まではっきりせず、「名前を知ることで封じる」みたいなことにはなっていない
なので、悪魔祓いとしては結論したようには見えず、物理的に「家族愛」で押し倒したように思えた
鏡に宿った悪魔が何故かジュディを標的にしているのだが、一応はエドの娘を失う恐怖というものが増幅していることになる
トニーの出現によって、違う形で娘を失いそうになるのだが、それを受け入れることによって、新しい家族というものが生まれている
その受容の物語となっているのだが、ダラダラとヒューマンドラマが続く割には、そのあたりの決定的な部分がきちんと描かれていないように感じた
ホラー要素もそこまでではなく、ジャンプスケアが少々ある程度で、じっとしているアナベル人形の方が怖かったりする
これまでのシリーズに登場したキャラがたくさん登場するのだが、観ていなくても「物語上は問題ない」と言える
だが、意味深なセリフを残したり、きちんと「ここにも出てますよ〜」という感じに登場するので、そのあたりはシリーズのファン向けのサービスであると思う
ロードアイランドで絡んだ刑事・ブラッド(ジョン・ブラザートン)と元技術助手のドルー(シャノン・クック)はエドの誕生日に登場していて、肉を焼いたり、卓球をしたりしていた
その他はラストの結婚式の参加者として登場し、これまでにウォーレン夫妻が助けた人たちが参列していた
個人的にはほぼ覚えていなかったので感慨もなかったが、熱烈な人、復讐をした人なら懐かしいと思えるのかもしれません
いずれにせよ、シリーズ的には最後だが、実話を無視した状態でならジュディ&トニーが後を引き継げそうにも思えてしまう
あるいは、回想録的に若年期を演じた2人が若かりし頃の事件に挑むというのもありだろう
また、たくさん作られているスピンオフというのも続編は可能なので、全てがエンドという感じもしない
このあたりは需要と供給の問題になると思うが、本シリーズの夫妻の登場がラストだとすると、ちょっぴり寂しいなあと思ってしまった
苦難を乗り越え深まる家族愛
効果音と特殊メイクで驚かすITのようなお化け屋敷映画かと思っていましたが、予想を遥かに裏切る感動作でした。ITには仲間との絆がテーマにあったように思えますが、本作は家族愛を伝えていました。
悪霊が取り払われ、ウォーレン夫妻の去り際にスマール家から感謝の気持ちが伝えられた時のお互いの安堵の表情に目頭が熱くなってしまいました。
トニー(ベン・ハーディ)が照れながらウォーレン夫妻へ娘ジュディへの結婚の意志を伝えたり、エドが最後トニーを家族として受け入れるシーンなど、家族として絆を深めていく過程がとても丁寧に優しく描かれています。
家族愛という映画ではよくテーマとして伝えられる普遍的な価値観ですが、最後ロレインの予知夢にあったのは家族大勢で過ごすことが最高の幸せなんだということを伝えてくれました。
本作はシリーズ最終章で当方これが初見だったのですが、今までの作品も観てみたくなりました。
恐怖を超えて、家族という“現実”へ
ホラー映画というものは、いつの時代も観客の「信じたいもの」と「信じたくないもの」の狭間に生きている。『死霊館:最後の儀式』は、その両極の緊張がようやく緩み、祈りにも似た静けさで幕を閉じる。シリーズ最終章にして、最も“怖くない”――しかしそれゆえに最も“人間的”な作品である。
もはや悪魔は敵ではない。悪魔とは、ウォーレン夫妻にとって“信仰を試す鏡”であり、観客にとっては“家族を信じる力”のメタファーだ。前作までの神父も十字架も、もはや記号でしかない。今作で本当に問われているのは、「愛する者を、信仰の外でも信じられるか」ということだ。
恐怖演出も控えめで、ドアの軋みも鏡の反射も、ジャンプスケアというより、老夫婦の心音に寄り添うような穏やかささえある。ヴァラクがどうとか、呪いがどうとか、もはや枝葉である。むしろ物語の主眼は、ロレインとエド、そして娘ジュディの三人が「家族としてどう完結するか」に置かれている。つまりホラーではなく、家族の再生劇として描かれているのだ。
とりわけ印象的なのは、無職の婚約者ボブが求職中の身分でプロポーズする場面である。観客の多くが「まず職を探せ」と心の中で叫んだ瞬間、実はこの映画がホラーの枠を超えたことを示している。悪魔よりも恐ろしいのは、現実の生活と責任。ロレインが祈りで悪霊を祓うよりも、娘が定職のない男と結婚する方が、よほど現代的な恐怖である。シリーズが12年かけてたどり着いたのは、皮肉にも“信仰の終着点=現実への回帰”だったのだ。
そして結婚式のラスト。歴代シリーズの被害者たちが一堂に会する。ホラーのはずなのに、まるでマーベル映画のエンドゲームだ。あれは完全なファンサービスであり、同時に救済の可視化でもある。過去に苦しんだ人々が幸福に生きている――その光景こそが、ウォーレン夫妻の祈りの結晶であり、このシリーズが目指した“信仰の実証”である。
思えばこの12年、私たちは恐怖と信仰を往復する物語を見せられてきた。だが本作が教えるのは、恐怖を克服する力は祈りではなく、隣にいる誰かを信じることだという当たり前の真実だ。つまり、悪魔は最初から存在していなかったのかもしれない。あれは、恐怖と向き合うために人が必要とした“名前”にすぎなかったのだ。
最終章『最後の儀式』は、ホラーとしては穏やかすぎる。だが、信仰を物語る映画としては、静かに完成している。恐怖よりも、日常に立ち戻る勇気。悪魔よりも、無職の婚約者を受け入れる愛。ウォーレン夫妻が最後に祓ったのは、もはや悪霊ではなく、“現実を恐れる心”そのものだったのだ。
Stray Heart
死霊館も最終章。
死霊館のシスターがあって忘れていましたが地味に4年ぶりの新作なんですね。
劇場は8割方埋まっていましたが、比較的静かで助かりました。
ウォーレン夫妻最後の戦いという事でどういう決着になるのかなと思いましたが、良く言えば大団円、悪く言えばもう一声という感じでした。
キャラクターは相変わらず魅力的ですし、現実でもしっかりとした人たちだからこそ出来たお話なのかなと思いました。
娘のジュディの誕生から話が始まり、怪しげな鏡がとある一家に届いて、その一家で異変が起こり始めるといったベーシックな始まり方ですが、夫妻が心霊調査を一旦取りやめて講義などで生計を立てているというのが大きな変化かなと思いました。
その鏡を受け取った一家での変化がじわ〜っとしたものとどデカいポスターガイストを交えながらなので緊張感がありますし、鏡を捨てたその日に嘔吐かと思いきや口から大量の血とガラスが出てくる絵面のインパクトは凄まじかったです。
そこからの空中浮遊金縛りや斧を持った男の襲撃、人形に隠れてバァって出てくる婆さん幽霊と畳み掛けるようにやってくれるので時々ビクついていました。
ジュディの恋人のトニーがめちゃくちゃ良いやつで、なんとか死なないでくれよ…と途中からずっと祈るような気持ちで観ていました。
トニーが結婚したい旨を伝えるためにドギマギしているのが可愛らしいですし、ジュディとキスをしていたところにロレインが入ってきてあらごめんなさいな流れもベタでしたが好きでした。
結婚を聞いた時のエドの渋い顔も好きです。
そこから心霊調査の依頼がありつつもやんわり断る中で、世話になった神父が心霊に殺されてしまい、それをきっかけに心霊調査に乗り出すといった流れで本格的に最後の戦いに挑む様子が描かれるので胸熱でした。
家の隅々を探しまわりながら心霊を探し出し、対策もしっかり取りながらも、それに対抗するように勢力を増していく悪霊たちとの駆け引きもドキドキさせてくれます。
ジュディがすぐに心霊に誘導されてしまうので、行くな行くなと何度と思いながらもガッツリ行ってしまうのであちゃ〜ってなりながら観ていました。
どう考えたってそこには誘われてるのになって思いながらもホイホイ行ってしまうので目も当てられません。
ラスボスの悪魔がそこまで強くなかったのが残念でした。
アナベル筆頭にエグいまでに強い奴らを観てきたのもあって、今回は嫌がらせの発展形レベルで、やってる事自体は残酷なんですが、家族パワーで返り討ちにできるくらいだったのですぐに忘れてしまいそうなラスボスでした。
鏡がグルングルン回ったり、引き摺り回したりするアクション的なところは良いんですが、過去作に比べると取るに足らずといった感じでした。
現実を変に脚色せず、ちゃんとした所に落とし込んで終わったあたりはしっかりとしたリスペクトが感じられて良かったです。
この手のホラーの作品でハートフルに終わるって中々勇気がいると思うんですが、そこを一貫してやってのけたのはお見事だったなと思いました。
シリーズ通しての安定感が凄まじかったです。
改めてウォーレン夫妻凄い人たちだなと感じれる作品でした。
鑑賞日 10/18
鑑賞時間 14:10〜16:35
期待度○鑑賞後の満足度◎ 『もう、電話のコードを引っ張らないで!ママは電話中なの。いい加減にしなさい!あれ?誰もいない…』
①電話のコードを引っ張るなんて安い(掛かっている費用のことです)仕掛けでこれだけゾワッとさせるところが気に入った。
実際、人を怖がらせるのは特殊効果とかでなくてこういう日常にあるものが“あれ、ここに置いた筈なのに“みたいな誰でも経験しそうないつもと違うことが起こった時だと思う。
その証拠にクライマックスの悪魔との闘いのシーンはあまり怖くなかった(迫力はあったけど)。
②ここ数年で観た新作・旧作を問わず「怖い」と云われている映画の中では一番怖がらせてくれたかも知れない。(所謂怖いと云われる『近畿地方のある場所で』も含む新旧のジャそパニーズホラーはどれも怖くなかった。逆に笑っちゃうのもあったけど。)
怖かったのは別に自分がクリスチャンで悪魔の存在を信じているからではない。実際、クリスチャンではないし悪魔も信じてはいないけれども(超常現象は信じてます)(こちらの方が本当にありそうだと思われたネイティブ・アメリカンの悪霊が取り憑く『マニトウ』なんかの方が怖い)、怖さの醸成が上手い(脚本の構成が上手いからだと思う)。
特に前半の流れが良い。後半は『エクソシスト』『オーメン』『ポルダーガイスト』が少し入っていた…
③ジュディをめぐる因縁や、ゴードン神父に関わる部分はフィクションだろうとは思うが、本当にあったこと(?)の中にフィクションを上手く挿入しているところとか伏線回収とか色々手が込んでいて楽しめませてもらった。
ただ、悪魔が本当に狙っていたのがジュディということにウォーレン夫婦がなかなか気付かないのにはちょっといらっとしたし、グローバー神父が駆け込んだ(教会ではないが)宗教施設内まで力を及ぼせるような強力な悪霊がああっさり退治されてしまうのは物足りない。
ところで、例の鏡を含め、ウォーレン家の地下に保管してあった色んな邪悪な品物はその後どうなったのでしょうね。
ウォーレン夫妻のそのごよりそちらの方が気になった。
本当に最後?
シリーズ完結!のうたい文句は
信用なりません(笑)
娘ジュディを使って再開とかしそう。
なんて思っています。
本作の興行収入にかかってそう。
それはさておき。
ホラー映画としては
やや物足りなさを感じました。
アナベルが出てくると前情報で知って
期待しましたが、巨大化シーンには
恐怖よりも笑ってしまいましたよ💦
いや、実際にその場にいたならば
腰抜かすけども…。
映画、エンタメとして観てるからね、
どうしてもそこはほらね。
あとあの薄気味悪い鏡の大回転もね
「多めに回してますぅ」って感じで(歳ばれるw)
どんなホラー映画でも
出てくる悪霊がみんな同じ容姿に見え
たまにはアレンジ加えてもいいんじゃない?
顔面白塗り、目がギョロ、
グリーン系の強めのアイシャドウ、真っ赤な唇
男の悪霊はオーバーオール、斧、長髪って
ワンパターンだなぁ。とか思っちゃって。
正直1番怖かったのは赤ちゃん人形が
張ってくるとこだったな👶「ママ、ママ」
ひーっ🤢
文句言ってますけど、ハッピーエンドで
終わったので良しとします✌️
😈怖いのにホッとする、🪞越しのハッピーエンド💀
やっぱりつかみは最高でした。冒頭の鏡のシーンから一気に世界観に引き込まれて、ロレインの霊視もぞくっとするほど印象的。中盤で家族に少しずつ異変が起きていく流れも緊張感があって、本当にうまい作りだと思いました。
ただ、クライマックスの儀式シーンは少し暗くて状況が分かりづらく、せっかくの鏡の設定がもう少し活かされていたら、さらに良かったかもしれません。
それでも、最後にジュディが救われて、ウォーレン夫妻が穏やかに寄り添うラストは温かくて、怖さの中にも優しさを感じました。全体的に完成度は高く、有名なホラーにも負けない出来なのに、なぜか大きく話題にならないのが少し不思議な作品です。
最終章に相応しい家族総出でバトル!
ついに最終章で完結編ということで鑑賞しました!
1986年、ペンシルベニア。
「呪いの鏡」にまつわる謎の超常現象が次々と発生し、邪悪な存在は、ウォーレン夫妻の最愛の娘であり結婚を控えたジュディに狙いを定め、家族を引き裂こうとする。
これまで科学や宗教の枠を超えて数々の悪霊や悪魔と対峙してきたウォーレン夫妻は、かつてない脅威に立ち向かうことになるが、その先には想像を絶する「最後の儀式」が待ち受けていた。
というのがあらすじ!
序盤は1964年からはじまるんですけどロレインは臨月?で仕事してるんですね…
鏡に触った途端に陣痛きてこのこの時から悪魔の狙いはジュディになった?
それとも死んだけど生き返ったらからなのか?
あと今回はあからさまに今からくるよ〜みたいな演出があったけどこれはわざとなのかそのおかげであんまり怖くなかったです笑
斧を持った男やお婆さんの顔がはっきりと見えちゃったりして個人的に怖さが半減しています…
それとあんなに血を吐き出してしかもガラスも口から出してたりしたけど次の場面では普通に出てたりして大丈夫なの?と思いました…
数ヶ月経った後の場面かもしれないですけどね笑
そして1番驚いたのが鏡の大回転!笑
いやいや、回りすぎって思いましたしちょっと笑ってしまいました…笑
でもこの一件で家族総出で悪魔と戦ってより絆が深まって彼氏のトニーも家族の一員と認められてよかったですね😊
それに最後はみんな幸せな生活を送っててよかった!
この話は実話らしいんですけどどこまで実話なのか…
神父が自殺で亡くなったのも?
しかも悪魔のせいで?
あと鏡の大暴走も?
気になるところです🤔
それと正直にいうと死霊館シリーズはウォーレン夫妻が出てる作品しか観てないんですよね…
しかも全部配信で…笑
この作品がはじめて映画で観ました〜
やっぱり映画で観た方がいいですね!
迫力があったし見ごたえがありました!
その他のアナベルシリーズやシスターシリーズも観てみたいと思います😊
面白い映画をありがとうございました!
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