死霊館 最後の儀式のレビュー・感想・評価
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結婚式場に居た人…
ウォーレン夫妻の物語もこれで最後かと思うと寂しいものだが、過去作のアナベルや、印象的だった"逆さ十字"の登場など、ファン向けだがニヤリとさせられる演出が多く、良いフィナーレを飾ったのでは無いかと思う。
いつかは誰しもが“引退"を迎えるものだが、2013年の第1作目から10年以上を経て、ウォーレン夫妻が年老いていき、第二の人生を歩み出そうとする姿にはほっこりさせられる。ハロウィンシーズンで本作も日本市場でのヒットが報道されているが、過去作を知らない人(アナベルと本シリーズが関連作だという事も知らない人)からするとまずウォーレン夫妻に対する愛着や、娘のジュディに過去何があって、なぜあそこまで夫妻が大切に育てているのかなどは分からないため、感情移入の度合いに差が出てしまいそうだが、物語としてはジェームズ・ワンの過剰な恐怖演出も相まって誰でも楽しめるエンタメホラーだろう。
実話ベースなのは相変わらずだが、リアリティを追求すると、ジェームズ・ワンの得意技が発揮出来なくなり、地味な絵面になりがちだが、畳み掛ける様な展開で少々強引だがしっかりと怖くしてくれている。前作、「死霊館 悪魔のせいなら、無罪」は、それでもサスペンス要素が多く、「面白いがあまり怖く無い」という印象だった為、本作では原点に立ち返る様に暴れ放題暴れてくれる。「シャイニング」顔負けの血の波が襲いくる演出もあり、ビジュアル面でも130分以上というホラーとしては異例の長さでも退屈させない工夫が施されており、非常に好印象である。
上映時間2時間というのはホラー界では長過ぎるという認識がある様で、映画スタジオでも予算は1000万ドル、本編80〜90分程度のホラー映画を作るという簡単なプロットから始まったりする位だ。勿論長ければ良いという訳では無いが、本シリーズを観てから他のホラー作品を観ると、何か描写の数々が物足りなく感じてしまうものだ。
それくらいに人物描写も丁寧であり、"上質できちんと怖いホラーが観たい時はコレ"というイメージになっている。
今後は娘のジュディにスポットを当てた作品を撮っても良い気がするが、ウォーレン夫妻亡き今、その権利やその他諸々の事情はどうなっているのかは不明である。
いずれにせよ、ヒットは間違いないはずだ。これまでたくさんビビらせてくれた製作陣とキャストにはお礼がしたい。
家族の絆を感じる上質なオールドスタイル・ホラー
ジェームズ・ワンと言えばワンシチュエーションスリラーの傑作「ソウ」。2からはゴア描写がメインのシリーズになっちゃって、あれ?ソウの面白さってこんなんだっけ?と毎回思わされながら、ラストで鳴るテーマを聴くとなんかスッキリするという麻薬的な魅力で、全作劇場鑑賞済み。
同じくワン監督が企画した「死霊館」シリーズは、最初は期待してたのだが、悪魔祓いという、ホラーとしては古いモチーフにあまり企画性を感じられず、早々に離脱した。
今回、シリーズ最終作という話なので記念鑑賞に。アニメでもドラマでも最終回ってワクワクする。
映画の方はシリーズ観てなくても全然ついていける。悪魔祓いを生業にしてる夫婦が、鏡に宿る悪魔と対峙してるタイミングで産気付き、赤ちゃんが産まれる。
夫婦が授かった娘がお母さんと同じ「見える子ちゃん」。数年が過ぎ、家に彼氏を連れてくるところから、話が展開していく。
ホラー映画は、友達やパートナー、家族など人間関係が崩壊することのメタファーであることが多いが、この映画は家族の絆がテーマ。シーンが美しく描かれオールドスタイルのホラー映画の格調を感じる。
ホラー映画としては、目新しさはないかもしれないが、ラストに流れるヴァン・モリソンのComfort You を聴いたらホラーを観ているはずが、ハートフルなファミリードラマを観ていたような気持ちにさせられた。
キレイだが、意外と呆気ない終わり方
「死霊館」「死霊館 エンフィールド事件」以降、サスペンス要素が強くなっていた死霊館シリーズをふたたび王道的ホラーへと回帰させ、長きにわたるウォーレン夫妻の物語に一つの区切りをつける作品です。
ホラー演出についてはお馴染みのジャンプスケアを含めて古典的で洗練された恐怖表現が光ります。ただし、過去の作品で確立された定型的なパターンをある程度踏襲しているため、熱心なファンにとっては展開にやや既視感を覚える場面もあるかもしれません。しかし、それはシリーズの集大成としての一種の安心感とも言えます。
また、最終章でありながらも物語のスケールは意外にも控えめです。これまでの作品で描かれてきた強大な悪魔との対決と比較すると内輪、内面的な領域に焦点を当てていて、派手な大団円を期待したファンにとっては、少々肩透かしかもしれません。
シリーズファン向け、かな?
初めにタイトルについて断っておきたいが、『シリーズファンしか楽しめない』わけではない。『死霊館』シリーズ、というかジェームズ・ワンっぽい『派手で楽しいホラー』なシーンは色々とあり、単なるホラーファン、または全く初見の人でもそれなりに楽しめると思う。
ただ、『死霊館』シリーズは悪魔の禍に理不尽に見舞われつつ立ち向かう家族の絆がメインで、今回はこれまで絆に寄り添い悪魔祓いしてきたウォーレン夫妻が中心の家族になる話である。
なので前半はウォーレン夫妻、その娘のボーイフレンドがどうのという話が続く。一応メインステージになる他の家族を舞台にホラーが挟まれるのだけれど、この夫妻に思い入れのない初見の人には今一つ間延びするシーンに感じられると思う。
私はシリーズのファンであり、必然的にこのウォーレン夫妻が大好き。二人で微笑み合ってるだけのシーンですらほっこりして観れるくらい。
その二人の娘の誕生、娘が長じて連れてくるボーイフレンド、そしてエドの病気といった家族のストーリーも楽しめた。
ホラー・シーンについてはそれほどパワーアップしているようには感じないが、全体的に『2』に近いテイストを感じた。『1』ででたウィンドベル、『2』でおなじみ逆十字、捻じれ男を彷彿とさせるアナベル、ラストで観客に紛れたあの人と、ファンへのサービスもてんこ盛り。初見でも楽しめるとは言ったが、やはりシリーズを観てきてこそ真価を感じられる作品だった。そういう意味なら☆4をつけたい。
これでウォーレン夫妻も見納めかと思うと寂しい。娘かボーイフレンドを主人公にしたスピンオフを、という期待も持ちたいが、『史実に基づく』という根幹に背くのはやはりシリーズとしては受け入れがたい。
『ラ・ヨローナ』のようにユニバースの拡張として、なら新作を期待したい。
ホラーなヒーロー映画
死霊館シリーズは、1と2をサブスクリプションで観て、映画館で3と今回の4を観ました。その他、スピンオフを少し摘まんだ程度の人間です。ホラーへの造形も深くありませんし、それほどのこだわりもございません。
そんなわたしでも、このシリーズは好きで、おそらく、ホラーというだけでなく、ヒーローものとしての一面もあるように考えているからだと思っています。
まず敵は、いつも必ず悪霊や悪魔という「絶対的な悪」となっています。なので、元々は人間だったものが怨念で人間を殺しに来るようなものよりも分かりやすく、かつ倒しやすいところが、勧善懲悪ものとしてヒーロー映画にできている要因かと考えます。
何より、その絶対的な悪を倒す最後の決め手は、必ず「人の愛の力」となっています。これほど見事にホラーとヒーローものを掛け合わせた作品は観たことがなく、全米で途轍もないヒットをとばしたことも頷けます。
今回は、ある種の因果によってその絶対的な悪が鏡に宿って主人公であるウォーレン夫妻の一人娘に魔の手を伸ばしますが、これも家族愛(そして恋人の愛)によってある意味物理的に退けることになります。
正直、このラストには拍子抜けしてしまったところがあるのですが(儀式的なことをしていない、聖書の言葉によってでもなさそう、2のようにその悪魔の名前を言い当てたという訳でもないし、一人娘(とある意味で母)が「見える」という真実と向かい合っただけで勝てるものなのかな、など)、後で考えてみると、1からずっと出ていた神父が呪い殺された時にも神聖であるはずの教会支部(のような場所?)にすら入っていける存在なのですから、聖書の言葉を引用しただけでは通用しないことは分かるし、同様の理由でこれまでのキリスト教的な方法で対処できないであろうことも自明の理なのかも知れません。事実、今回呪われたのは敬虔なキリスト教の家でしたし。
だからこそ、宗教を超えた純粋な人間力である「愛の力」によって悪魔を押し退ける(物理的にも)というのは納得のラストだと思いました。
徹頭徹尾、人間の愛の力によって悪に打ち勝つことを「これは本当にあったことである」と、あり得ない物語も包括して堂々と言ってきたシリーズらしい完結作だと思います。
他方で、贔屓目のようになってしまっているかもですが、やはりジェームズ・ワン作の1と2の方が個人的に素晴らしいと思うため、☆1を削りました。
前半だるい、後半やっとホラーらしく
いきなり巨大化。ジャンボマックスかよ。
実話ベースという側面のこだわり
"最後"なのに少し期待外れ。
シリーズ最終話となる本作。
シリーズの中で今まで語られることのなかった、ウォーレン親子が経験した恐怖体験が明らかにされます。
悪魔が取り憑いた"呪いの鏡"。
それに触れてしまったロレインは、娘を死産させてしまいます。
必死の祈りが神に届いたのか、死産した娘は息を吹き返し、ウォーレン夫妻と共に幸せな人生を歩んでいるかに思われたのですが…。
時が経ち、不可解な現象に悩むある家族の元を訪れたウォーレン夫妻と成長した娘は再び"呪いの鏡"に立ち向かうことに。
ラスト、
「娘の婚約相手と共に家族の絆で悪魔は追い払われ、家族みんな幸せに暮らしましたとさ。」
と言う演出がされますが、長年にわたり何作も制作されたシリーズなのに、あっさりとしすぎなハッピーエンドで物足りなさを感じました。
ウォーレン夫妻が初めて遭遇し、相当辛い思いをさせられた悪魔を相手にした最終話なのに、見応えのあるストーリー展開ではなかったのが残念です。
しかしながら、シリーズを通してこの作品の魅力であるゾクゾクとした恐怖や驚きは鳥肌が立つほどで、本作でも十分体感できるので、ホラー映画でゾクゾクしたい人にはとてもおすすめです。
シリーズ完結!夫妻から、娘、家族の絆の物語に
死霊館シリーズ最終作と思うと寂しい限り。
このシリーズは、家族に寄り添うウォーレン夫妻の姿が特長。
今作は、悪魔との闘いというホラー要素よりも、ウォーレン夫妻と娘、家族の物語をきちんと描き、過去作で救われた家族や仲間も集まり、きれいに完結しました。
135分ですが、夫妻の歴史をたどる話で、だれることもなく、時間も長く感じませんでした。
娘の苦悩を見守る母という特殊な事情や、娘の相手にやきもきする父など、普通の家族の悩みなども描かれてよかった。娘婿が家族になる展開があったかくていい。
また、夫妻が特別に何か強いわけでもないのに、立ち向かう。
これまでも、今回も何で勝ったかもう覚えてませんが(家族で手をかざして鏡に押し勝った?)、とにかく良かった。
今作でも、ホラー描写も、残酷すぎたり、汚かったりしない、悲惨でもないのがいいです。
ウォーレン家おつかれさま。
愛と信仰で悪魔に立ち向かう最終章
「実話」の強調が余計だった
オカルト・ホラーものは特別好きではないのだが、アメリカで大ヒットしているという記事を目にしていたので興味を持った。
【物語】
1964年、身重のロレイン・ウォーレン(ヴェラ・ファーミガ)は自宅の地下室でただならぬ気配を感じる。 古い姿見鏡の前に立ったとき、「何かいる」と思った途端体に異変が生じて予定日の1か月前にも関わらず産気づく。夫のエド(パトリック・ウィルソン)が慌てて病院に連れて行くが、生まれた娘ジュディは息をしていなかった。しかし、しばらくすると奇跡的に産声を上げる。
その後ウォーレン夫妻は心霊研究家として様々な霊的現象に苦しむ人々を霊的呪縛から救うことを仕事とする。22年後夫妻は心霊研究を辞めることを決意し、娘ジュディ(ミア・トムリンソン)は両親の前で婚約していた頃、遠く離れたペンシルベニアのある家で度重なる霊的現象に苦しんでいた。
平凡な家庭だったその家は、あるとき骨董屋から姿見鏡を買って来てからおかしなことが起こるようになる。その姿見鏡は22年前にロレインに異常を引き起こした鏡だった。ウォーレン家と親しい神父がその家族の苦しみに心を痛めてその家を訪れた直後に謎の死を遂げたことをきっかけにジュディは導かれるようにその家を訪れる。
その話に関わるつもりが無かったウォーレン夫妻だったが、ジュディの身に危険を感じて婚約者トニー(ベン・ハーディ)と共にペンシルベニアに向かう。
【感想】
序盤はやや展開について行くのに苦戦。いきなり22年飛ぶし、「ウオーレン一家とペンシルべニアのコールダー家はどんな関係?」「登場人物が多い!」とやや戸惑った。本作が9作目となるシリーズだったことは観賞後に知って「だからか」と納得。シリーズファンなら22年の空白は無く、1986年のウオーレン家の描写は「ジュディはそんな歳になったのか」と感慨を持って観るのだろうし、コールダー家の方は「今回の舞台はここか」とスンナリ理解するのだろう。
新参者の俺でも、しばらくすると登場人物が整理出来て段々面白くなった。序盤から随所にちりばめられている「ドキドキ」、「ビクッ」の演出は上手い。シリーズ9作目のこなれた感じと言えば良いのか。中盤以降はホラー作品としてのスリルを十分に楽しむことができた。
「結構面白かったな」と満足感を覚えつつエンディングを迎えたのだが、最後に落とし穴が有った。
いよいよエンドロールに入るところで実際のウォーレン夫妻の写真が映し出される。実話ベース作品には良くあるやつだが、俺にとってはこれが余計だった。「これは実話である」的な説明が結構長く入る。冒頭にも“True Story”という文字を見た記憶はあるが、俺は“映画”の世界に没入して結構楽しんだのに、急に現実世界に引き戻された感じ。しかも、「実話」を強調されると、逆に「胡散臭い夫妻だな」という思いが沸々と湧いてしまい、急に白けた気分になり、余韻が吹っ飛んでしまった。せいぜい「この話はフィクションではない」的なテロップをさらりと入れるくらいにとどめて欲しかった。
それを除けば、「リアルか否か」は脇に置いて、娯楽として楽しめる作品だと思う。
悪魔との最後の戦い
ウォーレン夫妻にとって最後の調査となった、事件を描いてます。
今回はホラーとしての表現も緩めで、今までよりもゾクっとしたり、ドキドキする感じも、減ってきてるのは、ちょっと残念でした。
悪魔も最大に邪悪な割には、おとなしめで迫力にかけたような気がしました。
それでも後半の悪魔との戦いは、見応えありで良かったです。
家族の絆で悪魔祓いです😊
実話シリーズは、エンフィールド事件が1番好きです。
悪魔は弱ってる心の隙間に入り込んできます。
その人の弱点、傷つけられては困るものを、狙い見せつけて、襲ってきます。
ネガティブな気持ちは、なるべく捨てないとね。
まるで怪しい宗教のようですね(笑)
あと学んだのは、悪魔は近所の幽霊を連れてきて、操る事ができる。
呪物は壊してはいけないということ。
今回も実際の映像や写真がエンドロールで出てきます。これいつも好きなんです。
呪いの鏡の写真もあり、おどろおどろしさはなくて、いたって普通の鏡でした。
2013年の「死霊館」から12年。
これでラストらしいです。全て劇場で観てる大好きなシリーズなので、本当に悲しいです。
スピンオフ作って欲しいですね。
長く続けすぎたか
大好きな死霊館シリーズもとうとうお終いかー、と感慨深く感じながら映画館へ。
そんな私がまさか眠くなるなんて!自分でもショック!
驚かす所は度々あれど、山場がないのが非常に辛かった。
え、これで最後だよね?ジェームズ・ワンじゃなかったっけ?やっぱりジェームズ・ワンだよね?何も解明されないまま終わるの?マジか!というのが正直な感想です。
お得意のジャンプスケアをちょいちょい差し込んでくるけれど、こちらもそれにはとうに慣れているので、簡単には動じない。(動じれない)
怖いシーンも、過去作に比べるとぬるい。
最後と言いながら続編が続くのはよくあることなので、これもそうかなーと思ったけど、最後に過去作のメンバーが出演していることを思うと、やはりこれでラストなのか。
まぁ悪魔は謎のままで終わるのがいいのかな。そういうことだよね、と自分を納得させるしかない。
もっと怖がらせてほしかったなぁ。
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