「最終作に相応しい」死霊館 最後の儀式 じゅんぢさんの映画レビュー(感想・評価)
最終作に相応しい
シリーズ1と2は怖くて大好き。でも3はジェームズ・ワンが監督から離れてしまったので未見。アナベルのスピンオフは何本かは見ているライトなファンと言ったところ。
今作は最終作という触れ込みなので観に行ったが、上映時間はホラーものとしては長尺の2時間15分!えーっ思ったが心と身体を準備して鑑賞。
その長い上映時間の理由はウォーレン夫妻の家族、そして霊に取り憑かれたペンシルベニアの一家のドラマが丹念に描かれていたから。それが並のホラーとは違う品格を作品に与えているのだけど、そのドラマが映画のテーマに結び付いて恐怖度を増しているかと言うと微妙で、あまり面白くないのである。ドマラ部分をバッサリ切るか、もっとコンパクトにして30分くらい短くした方が締まった作品になった気がします。
でもウォーレン夫妻のコンビは相変わらず息がピッタリで、この2人を見ているだけで心地良くなるし、最終作に相応しい構成も良かった。
これからは娘さん夫婦を主人公にしたスピンオフが作られそうです。
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