「ウォーレン家族の回想録」死霊館 最後の儀式 ふぇるさんの映画レビュー(感想・評価)
ウォーレン家族の回想録
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死霊館シリーズ最終章の本作でシリーズとしては最長のランタイムなのだが、ストーリー展開のテンポはそこまで良くは無い。
これまでは悪魔に取り憑かれた家族の闘いと共闘してきたウォーレン夫妻を主軸に描いてきたが、本作はウォーレン家族に主軸を置いている。あくまでも主軸はウォーレン家族なので取り憑かれた家族や悪魔の存在までもが脇役扱いになってしまっている。その為、事案発生から解決に至るまでの展開に抑揚が少なくカタルシスも感じ難い。
しかし、本作ラストの結婚式ではこれまでの死霊館シリーズで登場した家族やジェームズ・ワンも出席していて、いよいよ終わるのかと感傷的になってしまう。
ジェームズ・ワンはビッグバジェットの作品も手掛けつつ、死霊館やマリグナントのような作品も欠かさず手掛けるので、今後の新たなホラー展開に期待したい。
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