劇場公開日 2025年10月17日

「恐怖だけではないおもしろさ」死霊館 最後の儀式 おじゃるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 恐怖だけではないおもしろさ

2025年10月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

■ 作品情報
実在した心霊研究家エド&ロレイン・ウォーレンの夫妻が体験した奇怪な事件の実話をもとに描いた人気ホラー「死霊館」シリーズの最終章。監督はマイケル・チャベス。 主要キャストはヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、ミア・トムリンソン、ベン・ハーディなど。 脚本はイアン・ゴールドバーグ、リチャード・ナイン、デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック。 原案はデヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリックとジェームズ・ワン。製作国はアメリカ。

■ ストーリー
1986年、ペンシルベニア州でスマール一家が経験する謎の超常現象から物語は始まる。心霊研究家エドとロレイン・ウォーレン夫妻は、呪われたアンティークの鏡にまつわるこの事件の調査に乗り出す。邪悪な悪魔はウォーレン夫妻の愛娘ジュディを標的にし、ジュディは自身の持つ霊能力によって、恐怖の渦に巻き込まれていくことになる。夫妻は、スマール家と自分たち家族のために、邪悪な悪魔の仕掛ける謎と恐怖に立ち向かう。

■ 感想
苦手なホラーも克服すべく、少しずつ挑戦する中で、今週は本作を鑑賞してきました。シリーズものであることを事前に知ったのですが、過去作を自宅で一人で観る勇気もなく、予習なしで突撃してきました。しかし、多くの方々の高評価レビューに偽りなく、単なる恐怖にとどまらず、過去作未鑑賞でもしっかりと物語のおもしろさが感じられる作品で、とても引き込まれました。

全体を通して、これはホラーというよりも、ウォーレン夫妻の家族の物語であるという印象を受けます。序盤は意外なほど怖さがなく、むしろ温かい家族愛が丁寧に描かれており、トニーのプロポーズのシーンでは、思わず目頭が熱くなるほどです。「死霊館」なんて仰々しいタイトルのわりにはたいしたことないじゃんなんて舐めてかかっていたら、物語が終盤に進むにつれて、じわじわと、そして容赦なく恐怖度が増していき、めっちゃ怖かったです。

同シリーズの過去作やアナベルシリーズとの関連については、未鑑賞の自分には不明な点が多かったのですが、それでも本作単体として十分に楽しめる、そして怖さを味わえる内容でした。何よりも、これが実話に基づいているという事実が、恐怖心をさらに煽ります。本作のおかげで、少しだけ過去作にも興味が湧いてきました。

おじゃる
大吉さんのコメント
2025年10月22日

私もドールが怖くて怖くてたまらなかったのでアナベルは無理かな。

大吉
映画LOVEさんのコメント
2025年10月22日

今晩は^ ^
最後、結婚式に招待されていた家族が過去作の家族だった様ですね。過去作他の方が書いていましたが、このシリーズ全作品は観て無かったですorz

映画LOVE
大吉さんのコメント
2025年10月21日

私も怖がりなのでホラーはあまり観ないんですが、前作観て面白かったのでシリーズ過去作観ました。
人形はやはり怖いのでアナベルだけは観れませんが、今シリーズはよくできた良い作品ばかりだと思います。
ホラー好きな人には物足りないのかな?

大吉
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。