君の顔では泣けないのレビュー・感想・評価
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前原滉と林裕太
これまたレビューが出揃った2週目での鑑賞。
まあまあの佳作。
製作陣の 絶対に「令和版・転校生」にはしない
〜という並々ならぬ意図が感じられた
特に音響が印象的で、無駄なBGMは押さえて 生活音にフォーカスしてたのは好感
主役の2人はどうなんだろう?
芳根京子は想像通り。
髙橋海人の芝居は初めて見た。
ああ 残った2人のうちの、目黒蓮じゃない方か。
通りで 上手いけど独特にギクシャクした芝居。
テレビだと気にならないのかも知れないが…
先日見た「ブルーボーイ」の弁護士役にも通じる。
10代を演じた2人の方が魅力的に感じた。
実はこの作品 前原滉目当てだったけど
もう あれね!
あの手のキャラを演じさせたら前原滉なのね。
あと、知らなかったけど 「愚か者の身分」の
マモルが出てきて、ビックリ。
この人も 似たようなキャラだったけど
ちょっと琴線にピキッと引っ掛かる良い演技をしてくる。
うーむ。
前原滉&林裕太、今後も追って見ていこう
★今回、改めて気がついたのだがアイドルにカテゴライズされる
役者が主演の場合、オタクによる(他の作品レビューが極端に少なく、ほぼ封切り初週に投稿)
投票操作がエグい!
騙されないようにしなければ
正解のない世界
タイムリープやタイムスリップほどではないにしろ、そこそこ描かれてきた“男女入れ替わりもの”。今作は15年入れ替わったまま戻らないというちょっと変わった設定。
話は2人のやり取り、関係性を中心にかなり絞って展開します。当然ありそうなところもバッサリ切るか最小限に抑えられています。入れ替わり前の描写は無し、通常なら目玉になりそうな入れ替わりの経緯、入れ替わり直後の混乱もごくわずかに触れるだけ。2人以外の登場人物もエピソードでしっかり絡んでくるそれぞれの両親と兄弟ひとり、友人ひとりだけ。彼らでさえ登場シーンは限られるし、それ以外はモブキャラはほぼそれに近い(のちの家族ですら)。上映時間に限りはあるし、15年を描く以上、内容を極限まで絞るのは正解だったと思う。必要な情報は盛り込まれていたと思うし。
所詮、だれも経験したことのない世界でどこにも正解は無い。2人の15年の生き方に違和感がまったく無かったわけでもない。それでも前例無き正解なき世界でもがく2人の姿にちょっと涙が出そうでした。
芳根京子さん、最高です。どうも“頑張っています!”“元気です!”みたいな役柄がい多いイメージだが、もっといろいろな役を見てみたい女優さんです。
高橋海人さん、もうちょっとかな、後半の独り言状態の心情吐露はよかったけれどね。
芝居合戦ってくらいメイン4人のお芝居がすごい
開始早々、しっかりした体つきのはずの髙橋海人くんの背中がとっても華奢に見えたのは錯覚?そこからすでに中身が女性というのが感じられたことにビックリ!
逆に芳根京子ちゃんはとても凛々しくて。わざとらしい動きではなく、細かい目線の動かし方や指先の使い方などが男性らしくて普段他の作品での雰囲気と全く異なりこちらもビックリ。
若い時を演じた2人も同様にしっかりと演じられていて、年代が変わっても本当に違和感なく受け入れられた。
そして若い頃の2人と芳根ちゃん&海人くんの笑い方、頷き方、歩き方などが本当にいちいちリンクしてて一体どうやって合わせたのだろうかと素人ながら気になる〜
自分がもしこうなったら…とは中々考え難いけど、相手のことを思いやる気持ちや、今この瞬間を大切に生きる必要性などちょっと考えてしまう。
作品的には最後のシーンの2人の表情から、一生お互いを大切に想いながら、それぞれの幸せな人生を歩むのであろう、と受け取った。
もう一回見て違う視点で味わいたい。
入れ替わりの物語なのに、戻ることがメインで描かれているわけではない。
15年もたつと、戻れたとしてそこで生きられるのかが重くのしかかってくる。
陸には、新しい家族ができた。愛してくれるパートナーと子ども。
まなみは、ひとりのまま。
元に戻れるとして、まなみは“好きというわけでもないパートナー”と子どもと暮らし、人生を引き受けられるのか。
陸は今の家族を手放すことができるのか。どちらの未来も、苦くて簡単じゃない。
また、印象に残ったのは、陸の母親の冷たさだ。
陸には帰る家がない。それで新しい家族と作る決意をしたのか。
運命を受け入れ、その中からでもどうにか幸せを作っていく陸とまなみの強さに勇気をもらった。
最後はきっと、戻らなかったのだろうと私は思う。けれど、見た人に委ねて終わるこの結末が粋だ。
原作を読みたくなったし、映画もまた見たい。
自分の人生を大切に生きたい、と思わせてくれた映画
ラストシーン、よく観ると・・・
不思議な余韻
君の顔では泣けない
どっちだ!
元に戻らない入れかわりもの、ってなんて斬新。さぞ面白いだろう、どうやって終わるんだろうと思って観ていたらそういうことか。
入れかわりものって、「転校生」みたいに(古くてゴメンなさい。でも傑作)ドタバタがあって笑ってそして戻った時には相手の体や気持ちを大事に思うようになってる、主人公たちが少し成長するひと夏のものがたりみたいなのが定番だけど、この映画は戻らないから笑えない。
ただただせつない。
主人公ふたりの心情を丁寧に(丁寧すぎるほど)行ったり来たりしながら描いているが、主役のふたり、芳根京子と高橋海人の魅力で退屈はしない。
芳根京子ってこんなにいい女優さんだったんだ。
高橋海人は何してもオードリーの若林に見えてしまうけど、今回は高橋海人にしか見えなかった。
中学生のふたりも含めてこれからもっと活躍するだろうな。してほしい。
マモルも出てましたね。
入れかわったのが、坂平と水村でよかった。
喫茶店のふせえりと前野朋哉が最後に自分たちも昔に入れかわってたんだ、ってなったら嫌だなと思ってたらならなかったからよかったけど、だったらあのふせえりいらないな。
エンディングに主題歌がなかったのもよかった。
で、どっちだ!
2人の未来が幸せであって欲しい…
芳根京子チャン、髙橋海人クンの演技が素晴らしかった。
最初から最後までずっと目が離せなくってどんどん感情移入して引き込まれていく感じ。
2人の台詞だけではない表情の演技が胸がギュっとなるくらい切なかった。
『俺の顔で情けなく泣かないでくれる?』と陸(芳根チャン)に言われた時のまなみ(海人クン)の泣き方、涙の拭い方がまなみそのもので、今まで我慢していた色んな感情が溢れ出してるのを感じた。
陸(芳根チャン)が『りょう(旦那さんの名前)を裏切れない…』と言った時の、【今更戻れない】という陸の気持ちもまなみ(海人クン)の【元の身体に戻りたい】という気持ちも痛いほど伝わってきて、ほんとに切なかった。
最後はどうなったのか…それはわからないけれど、
陸とまなみの未来が幸せであって欲しいと願うばかり…
もう一度観に行きたい。
没入感と余韻がありました
他の方のレビューにもある通り、人格入れ替わりの作品はいくつかあると思いますが、この作品も面白く観ました。設定はファンタジーなのに、脚本と演技が素晴らしく、没入感があり、自分ならと思ってしまいました。メインの4人が特に素晴らしく、ひたむきで、思い切った後の余韻を感じました。ラストも良かった。
«な»が【ぬ】でも、伝わるのが肝(キモ)😝
何だかんだで戻るもんね、入れ替わりモノって。
それが戻らぬまま…15年。
座り方一つ、歩き方一つとっても、お互い慣れるまで四苦八苦😫
それでもなんとか歩んだ15年。
それぞれに言いたい事も有ったけど、お互い核心を隠したり、少し晒したりの15年。
どちらも[いつか戻った時を考えて]と、思いっ切り«自分»を生きられない15年。
図らずも、望まぬ肉体へなった嫌悪感を払拭する様に《恋多き男》を演じる彼女の辛さも、
そんな彼女の陰に滲んだ明るさを知ってか知らずか、、
貞操を守りつつ、[女]として愛する男と結ばれて[母]となる事に、確かな幸せと罪悪感を感じて戸惑う彼の辛さも、
互いを想い遣れる二人だからこその【正しい】答えなんだろうな…って。
男としての苦/楽
女性としての苦/楽
比べてもしょうがない。
人間としての喜怒哀楽、艱難辛苦に大して違いなど無いのだから。
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