君の顔では泣けないのレビュー・感想・評価
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15年もの間入れ替わった人生を歩むふたり。 ファンタジーだけど、現...
15年もの間入れ替わった人生を歩むふたり。
ファンタジーだけど、現実かと思ってしまうくらい俳優さんたちの演技がとても繊細でリアリティーがあって感情移入してしまった。
今までみた入れ替わりとは全く違う視点のストーリーで何度も観たいと思いました。
良い作品でした。
髙橋海人くんが好きで、上映初日に観させてもらいました。
印象に残ったのは、陸の実の父親が亡くなったシーンでした。まなみ(髙橋海人さん)から連絡をもらい、葬儀に参列した陸(芳根京子さん)。
陸の「(まなみは)私の代わりに沢山泣いてくれたからね」の言葉。実の父親が亡くなった時でさえ、涙を流せない、家族と悲しみを共有出来ないところが複雑な気持ちになりました。まなみは定期的に家族に会えていましたが、陸は実の家族と全然会えていなかった為、「お父さんの顔を思い出せなかった」と話していたところが切ないです。
最後のシーンでは、2人とも笑って喫茶店で待ち合わせしていたので、戻れたのか戻れなかったのか不明ですが、人生を受け入れた笑顔だと思っています。2人に幸あれ‼️です。
芳根京子さん、髙橋海人さん名演技でした。素敵な作品をありがとうございました。また観ます。
真実へのプロローグ?
ふだん体入れ替わり系はくだらないので見ないんだけど
芳根京子主演なので……
バレないとイライラするよね
でも元に戻す方法がそれじゃない感満載だったので予想はできた
自分は入れ替わった経験がないので第三者目線で見てしまうんですが
言っても信じてもらえないけど
言わないのは卑怯だよ
絶対バレると思うし
特に家族なんか入れ替わる前の記憶がないんだから日々生活してるなかで不思議に思うことや違和感は多々あるはず
例えば家族旅行の話ししても覚えてないんでしょ
若年性認知症で病院送りやで
15年経った今なら本当のことを言ったらそれらの点がつながって伏線回収みたいになって信じてくれるよ
そもそも入れ替わったのがプールに落ちた次の朝ならプール関係ないやん
二人が入れ替わってるの知ってるやつがおるんちゃうか
弟が怪しいやろ
兄貴突然カマっぽくなってんのに
続編ないと納得いかんわ
あんなラストなら今年よくある
実はプールで溺死してましたって感じの
すべて幻ENDなら星5やったな
芳根さんも髙橋海人さんも間のとり方とか目の動きとかセリフ無しで感情...
芳根さんも髙橋海人さんも間のとり方とか目の動きとかセリフ無しで感情を伝えるのが抜群にうまいですね。
BGMもかなり控えめで、2人の演技力に全幅の信頼を置いている感じがしました。
入れ替わり系ですがどうやって元に戻るかに焦点を当てる訳ではなく、ここまで来たらもう元に戻らない方がいいのでは…と観てる側も悩ませてしまう感じがリアルだなと思いました。
まなみが陸の人生もそれなりに楽しんでいるようにも見えますが当然そんなことはなくて、誰かに求められる事で自分の存在意義を確かめていたまなみの独白が苦しかった。
それでも陸本人には明るく振る舞う姿が更に苦しくて有り得んくらい涙が出てきました。
演技が上手い2人で設定も面白そうだったので楽しみにしていたんですが、予想以上に良かったです。
沈黙の演技に胸が熱くなった
観てよかった
戻りたいですか?戻りたくないですか?
作り方次第では、外見と内面に関する問題提起やジェンダー批判ができたのではないだろうか?
男女の心が入れ替わるというシチュエーション自体に目新しさは感じないが、そのまま元に戻らなかった場合の「その後」を描くという発想は、斬新で面白いと思う。
ただし、男性の体になった女性が、早々に童貞を失ったり、何人もの女性と付き合ったりといった「性」に関するエピソードには、違和感を覚えざるを得なかった。いくら体が異性になったからといって、そんなに簡単に同性を好きになったり、セックスをしたりできるものだろうか?
女性の体になった男性が、同窓会の夜に初体験をする経緯も、比較的丹念に描かれるのだが、ここでも同じような違和感を覚えたし、それを嬉しそうに聞いている元女性の態度にも疑問を抱かざるを得なかった。いくら、相手が、よく知っている同級生だからといっても、自分の大切な体で、勝手にそんなことをされたら、普通の女性だったら怒るのではないだろうか?
こういうシチュエーションならば、「体」よりも「心」の方が重要だと考えられるので、無理して「身体的に異性(精神的には同性)」の相手と付き合うよりは、表向きは同性愛者として、「身体的に同性(精神的には異性)」の相手をパートナーとした方が、よほど自然な人間関係になったのではないかと思えてならない。
それから、こうした設定では「定番」とも言える、2人が入れ替わる前の描写がなかったので、入れ替わった後のキャラクターの変化が分からなかったり、男性が女性的になったり女性が男性的になったりすることの面白さがあまり感じられなかったことにも、物足りなさを感じてしまった。
その点、男性の父親の葬儀の後で、家族に真相を打ち明けるかどうかで2人が言い争う場面では、芳根京子の男っぽさが「それらしく」感じられて、最もすんなりと2人のやり取りを受け入れることができた。せっかく男女逆転を描くのであれば、こうした、内面が外見に溢れ出すようなシーンが、もっとあっても良かったのではないかと思えてならない。
終盤になって、女性の体になった男性が、男性と結婚して、出産までしていることが分かると、序盤で抱いていた「性」に関する違和感が、嫌悪感へと変わってしまい、生理的に受け付けることができなかった。
さらに、そのことで、元男性が、今の心と体のままで良いと考えていることか明らかになると、外見で「男」とか「女」とかを押し付けようとする世間の価値観に、内面を合わせることを肯定しているかのように感じられて、まったく共感することができなかった。
それどころか、元女性が、職場の同僚に打ち明けた心と体についての悩みは、性同一性障害の人が抱いている悩みと似通っているのでないかとも感じられて、内面を外見に合わせることよりも、内面を否定せずに「自分らしく」生きることこそが大切なのではないかと思えてならなかった。
こうした設定を活かせば、もしかしたら、外見と内面はどちらが大切なのかとか、「男らしさ」や「女らしさ」とは何なのかといった問題を提起したり、ジェンダーやルッキズムに対する批判を盛り込むことができたかもしれないのに、そうした姿勢が少しも感じられなかったのは、残念としか言いようがなかった。
見てよかった
冒頭で男女が入れ替わるところから、物語は淡々と進んでいく。見た目や仕草で入れ替わりを表現するだけでなく、それぞれの心情をとても繊細に表現されていた。
陸(外見はまなみ)が実の父親の葬式で久しぶりに再会した実の弟との、子供の頃の記憶を辿る会話のシーンは、思わず胸が苦しくなった。
ふたりの人生の様々な葛藤が、見る人の心を動かす傑作だと思った。
芳根京子さんは、
見てよかったと心から思った
見てよかった、この世界を知ることができてすごくよかったと思えました。
入れ替わることで生じる様々なことが、どれも想像できなくないし、共感できた。
そういうこと、あるよね、きっと。って
陸とまなみが、本当にナチュラルに陸とまなみで
辛いとか苦しいが溢れ出るシーンがこんなにも見てる私に響くと思わなかった。すごく良かった。
自分の人生を愛して、大切にすることを諦めちゃいけないし、それは誰かの人生もそういうものだと思った。
エンドロールで、また感情が蘇ってきて泣けてきた。
どのシーンがとか、そういうことではなく、
なんかよくわかんないけど、愛しさのような感情が湧き上がってきて涙がまた出てきた。
何でかなーって思ってたんだけど、音楽が私に刺さってたのかなと思った。
主張しないけど、優しく寄り添ってくれる心地よい音楽だったな。映画をまた引き立たせてたと感じた。
改めて、この映画はまた新しい世界を私に見せてくれた。
ありがとうと伝えたいです。
最後が…
プールに同時に飛び込んでから15年間入れ替わったままの陸とまなみの物語
まなみの家族は優しくて陸をまなみの友達として受け入れててもらえて遊びにいくとご飯をご馳走になり初めから知ってるようだと言われるのに陸の母親は何故かイラついてて怪訝な物言いをされる
母親の性格なのか?両親の仲が悪いからなのか?
まなみは田崎君と付き合ったり涼さんと結婚したりするが陸はいつ元に戻ってもいいように軽くしか人とは関わらずにいた。
まなみが切迫早産になった時に涼さんから高校の時の卒業記念の万年筆をお守りと渡されたけど、なんとなく何かあると言うのがわかってるのか?
30の時に陸が戻り方を見つけるがまなみは葛藤する
最後見た人に委ねる終わり方だった
舞台挨拶中継で見たのだが、会場のお客様も半分半分だった
長すぎる……
二人の心情、心理表現が良かった
予告編も面白そうだったし令和の「転校生」かなと思い鑑賞
入れ替わり物と言えば元に戻る為に二人の葛藤や悪戦苦闘する場面や描写のストーリーが多い中で今作は入れ替わりから、15年経過している二人の心情や環境を物語の中心に置き、ここまで至る出来事や男女入れ替わりの大変さや二人それぞれの順応そして変わらぬ想いについて描かれており視点が違い面白かった
これは個人的な感想だが男女の思考の違いもよく表現されていたと思う
又演者二人の自然に感じられる演技がとても良かった
それにしても芳根さんは可愛いなぁと思いながら作品に没頭
ライブビューイングの劇場挨拶付きで視聴したが思いの外良かった
劇場挨拶付きは、そこまで作品に思い入れは無かったけど作品が更に好きになるきっかけに凄く良いと思った
痛みごと抱きしめて
切なくて切なくて、苦しくてたまらない。
けれど、喫茶店の和やかな雰囲気から始まり、
微笑ましい2人のやりとりも多く、
複雑なのに、どこか温かい気持ちになる。
入れ替わった“後”の2人しか知らないまま
物語が始まるのは、とても新鮮だった。
入れ替わる前の彼らを知らなくても、
高校時代を含め、確かに「まなみの姿をした陸」と
「陸の姿をしたまなみ」だった。
言葉にはならない思い、繊細な表情のひとつひとつが胸に刺さり、
その演技力にただ圧倒される。
これまでの入れ替わり作品でいえば、
「入れ替わることで相手のことを知る」
「必ずどこかに元に戻る方法がある」
というのが定番だという印象だったが、本作は違う。
非常にリアルで、それが本当に切なくて苦しい。
葛藤しながらも、それぞれの人生を見つめる。
唯一無二の良作だった。
「自分だったら...」と考えながら観ていたからというのもあるけれど、
それ以上に、自然と感情移入してしまう。
カメラワークもすばらしく、
まるで自分もその場にいるかのような没入感だった。
冒頭で「元に戻る方法がわかった」と聞いたとき、
15歳から30歳までという、人生の中でも特に濃い時間をその体で過ごしてしまって、
これまで関わってきた人や、今一緒にいる人のことを思い、「今さら戻りたくないだろう」と思った。
しかし、これまで気丈に見えたまなみの独白を聞いて、
胸が痛む。
突然、他人の、しかも異性の人生を生きることになり、
戻れる兆しもない。
女性だからこそ体験できたはずのことがあって、
しかもそれを夢みていたのなら、なおさら...。
自分の居場所も未来も一度に奪われたような絶望の中で、
どれほどの思いで15年を過ごしてきたのだろう。
私も、まなみの心遣いや痛みに気づきもせずに
陸と同じように“お気楽なやつ”とさえ思ってしまっていた。
ただ、どこにも吐き出せない本心を隠して
明るく振る舞うことで心を保っていただけなのに。
そして、思い返せば——入れ替わってしまった日から
“戻る方法”を探していたのはまなみの方だった。
「そんなこと知ったこっちゃない」よな…。
「今さら」と軽率に考えてしまったことを、ひどく後悔した。
入れ替わった自分の体は、自分が諦めた夢を叶えている。
それを知ったときのまなみの反応…
まなみの強さと優しさと、その苦しみに
やるせない気持ちでいっぱいになり
戻ってほしい、と心から思った。
最後のカット、あなたにはどちらの結末にみえたのだろうか。
「どちらがいいのかわからない」
だからこその終わり方なんだろう
私は濁してくれてよかったと思っている。
どちらになっても痛みは伴う。
でもきっと、2人ならどんな姿でも素敵な人生を歩んでいける——そんな希望を持てている。
しかし、まなみのためにも願わくば戻ってほしい。
陸の旦那は気がついていたのかな...。
陸の旦那がリョウであることも、救いだと思った。
「君の顔では泣けない」
だって、“自分の人生ではないから”。
そう過ごしてきた2人が、“自分の人生”に向き合っていく物語。
もう一度観たい。
2度目はどのような結末にみえるのだろう。
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髙橋海人は恐ろしいほど憑依型俳優だなと改めて感心した。
〈追記〉
2度目の鑑賞
まなみの抱えていた想いを知ったうえで観ると、さらに切ない。
そして、ラストの結末は1度目とは違ってみえた。
苦しいけど、とてもおもしろい作品だ。
15歳から30歳まで行き来する構成は、
まなみの「もし、戻る方法が見つかったらどうする?」という問いに対する、
陸の“頭の中の整理”そのもののように感じられた。
戻るか戻らないかの葛藤と、
それに至る15年間の出来事や想いが、
自然に流れ込んでくる。
丁寧で、美しいつくりだと改めて思った。
「転校生」重症Ver.
君の顔では泣けない、、とはそう言う意味やったんや。
身体入れ替わり系は小説でもドラマでも映画でも舞台でも使い倒されているけど、2人の(4人の)演技が良くてかなり入り込めた。
1点わからへんかったのが、陸の実家にまなみが行った際、なして母親はあないにヒステリックになっとったのか、そして帰宅した陸はなしてまなみを相手にせんで自分の部屋に入ってもうたんやろか。
それが分からへんかった。
どなたか分かりはりますか?
小さな雪だるまの写真
他人と過去は変えられないが‼️❓自分と未来は自分次第で変えられる‼️❓
男女が入れ替わるSFは今までおちゃらけた作品がほとんどだが、この映画は純文学の極み、家族の絆やアイデンティティを深く掘り下げて追究している、それも切実で壮絶な人生をきめ細かく丁寧に描けている。一番凄いのはキャスティング、高橋海人は今までも精悍な姿だが優しくて繊細な性格は伺いしれていた、対して芳根京子は清楚で凛々しい姿でありながら常に骨太で大胆な性根を持つ人です、だからこのキャストは最適、最高の人選だと感じた。特に芳根京子が演じる男が子を産む運命の生き様は凄い、そうゆうことが参考になるとゆうより、運命を受け入れ懸命に生きる姿に、私達も不運や不幸を嘆かず自分に出来ることを尽くさないと、なんて思わせるのだ。何だかファンタジーかと予想してたら、凄い名作でした、生きる糧になりました、本当にありがとうございました😊😭
全255件中、221~240件目を表示
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