ルール・オブ・リビング “わたし”の生き方・再起動のレビュー・感想・評価
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めっちゃ心が温まりました
介護などで疲れ、お金も無くてやりたいことが全然できなかった美久子さんが、やりたいことをやっている娘の紹介で、価値観も文化も違うヴィンセントさんと会って、お互いに自分のやりたいことを段々と出来るようになっていく過程に感動しました。何歳だったとしても、自分がやりたいと思ったことをやりたいようにやるということの大切さを改めて感じました。
最後のハッピーエンドが『二人一緒になって、ルールを一緒に考えていくこと』だったのが本当に良かったです。
自分が日本人だからか圧倒的に
光一さんの立場に立ってしまいました。
「怪談」は好きだったし、いくつか読んだ随筆もおもしろかったけど、小泉さん自身に関する話を聞くと、どうも好きになれず、それもマイナスに働きました。
あと、(多分、山場だと思うので)蛍はそれらしい映像にして欲しかった。
Room of Giving
恐らくダブルミーニングになるであろうタイトルが気になって鑑賞。
初っ端、ここまで直球コメディとは思っておらず、意外ながら楽しい。
「and,you?」が無限ループするかと思った。笑
それにしても、ズブ濡れのヴィンセントを風呂に入れずそのまま寝かせるのは鬼畜。
それどころか以後も風呂は銭湯利用とのルール。
その他のルールも押しつけて家賃10万円もなかなかのものです。
もともと英語には興味があったらしく、美久子の英語力は単語も発音も聞き取りもそこそこ。
教わりはじめてからの吸収も早いのでストレスなく観られる。
それにも増してヴィンセントの日本語習得スピードが凄まじくて驚くが。
事前連絡なかったり祖母の葬儀にも戻らなかったり、娘は最後まで好きになれない。
旅館の部屋がひとつしか空いてなくて、真ん中にテーブル立てて寝るとか高校生のラブコメか。
自分が光一を信じきれず嘘を吐いたのに「信じてくれない」とか言う美久子もどうなん?
光一も器が狭いが、そもそも彼は必要だったかな。
母の死とか自らの夢とか、色々やって散漫になっており、それらを回収するために終盤が冗長。
小泉八雲ポエムも余計かな。
最後をラブストーリーっぽく締めたのも残念。
もう少し題材を絞ってくれた方が観やすかったが、思ったよりは楽しめた。
物語設定がどうしても苦しく、自分には合わない作品でした
あらすじにあった、本作品で伝えたかったメッセージに興味をもったので観賞することにしましたが、残念ながらうまく伝わってきませんでした。
自分の娘が自立しているくらいの年代の女性が、見知らぬ外国人男性とルームシェアをすることになるというストーリーが、現実感を感じられず共感できなかったです。そういうストーリー自体を否定するものでは全くないのですが、よほどうまいシナリオ設定がされているのでなければ成り立たちそうに思えないところ、本作品ではそのあたり全く不十分と思いました。
いくらフィクションといえども、もう少しは「そういうことなら」と納得させられる設定がないと。いくら実の娘の仕業とはいえ、納得感が乏しかったです。婚約者と言っても良さそうな男性(光一)も登場するのに、ヴィンセントとルームシェアを継続し続ける美久子の心情も、契約期間? のことはあるにせよ、どうにも共感がわきませんでした(仮に、最後に光一と明確に別れを告げるような展開にもしなるのであれば、まだぎりぎり許容できなくもないですが)。
そういえば、冒頭いきなり残念だったのが、ヴィンセントがラブホテルに行くことになるシーン。本作品を見た女性たちを勇気づけたい、というのがメインテーマのはずなのに、女性蔑視とも言えそうなシーンをわざわざもってくる意味がわかりません。気軽に見てもらえるようコメディ要素を加えたかったにしろ、このシーンは全くコメディになっていないと思います。
ここが全てといっても良いのですが、冒頭に書いたストーリー設定の非現実さとも相まって、せっかくのメインテーマも伝わってきませんでした。南果歩さんの熱演に敬意を表して★1個分をプラスしましたが、それ以外は残念でした。
試写会にて鑑賞。
出演者はすごく良いのだが、南果歩が48歳という設定は微妙。
主役がうかがう会社は皆、英語を話せない、という設定もいまいち現状とはかけ離れており、これが世界の映画祭で上映され、日本はこんな状況なのかと思われてしまうのは寂しい。
ストーリーとしては、ハッピーエンドで良かった。
鎌倉のステキな場所も観れたし、満足です。
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