ルール・オブ・リビング “わたし”の生き方・再起動のレビュー・感想・評価
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Delightful romantic comedy
A wonderful romantic comedy filled with pathos, depth and delightful cultural nuance.
There is an added layer of meaning tied in with references to Lefcadio Hearn that give the movie gravitas. Especially noteworthy is the acting ability of the main character, played
by Greg Dale, who also directred, wrote and produced the movie.
配信でも良かった、かも
監督脚本主演が外国の方でその方から見た日本人の性質をしっかり捉えていて笑えるところと誇張しすぎなところがありました。タイムリーにも次の朝ドラの小泉八雲がこのお話の中にでてきますがこの監督にも重なる部分があるのかなと思いました。49歳バツイチ女には優良物件な東大卒で良い人の幼馴染(椎名桔平さん)と付き合ってはいてもいざ求婚されて嬉しいと思えなかったのは恋とか愛とかとは違くて大人の狡さだったことに気づくところは少し寂しく思いました。その人を愛せたら良かったのに。
人は皆[心のままに]生きられることが一番の幸せだし、本来はそうあるべきだと言っている映画だったと思いました。
河北麻友子さんやすみれさんが演技されているのを久々に見ました。そしてやはり英語が綺麗です。
ルールを超えて、自分を解き放つ物語
『ルール・オブ・リビング』は、日常に追われて心の余裕をなくしていた主人公・美久子が、文化も言葉も異なるアメリカ人バックパッカーとの同居を通して、自分自身を見つめ直していく物語でした。
最初は互いに戸惑い、衝突する場面も多いのですが、次第に美久子とヴィンセントの間に芽生える小さな理解や心の交流がとても温かく描かれていて、観ているこちらも自然と笑顔になれました。美久子が決めた「ルール」が、ただの生活ルールではなく、自分を縛っていた考え方や生き方を見直すきっかけになっていくところが印象的でした。
また、異文化交流のコミカルさの中に「本当に自分らしく生きるとはどういうことか」という普遍的な問いが込められていて、観終わった後に自分自身の生活や価値観についても考えさせられました。南果歩さんの演技は自然体で心に響き、グレッグ・デール監督自身が演じるヴィンセントとの掛け合いも魅力的でした。
笑いと温かさの中に人生のヒントが散りばめられた、まさにハートフルコメディでした。
深い内容だけど笑いがあって楽しかった!
女性ならではのキャリア・結婚・子育て・介護の問題も諦めやこうあるべき習慣でわからなくなっている女性を外国人の目線で描きつつ、視点を変える事や自分のしたいことはいつからでも始められるという事を描いていてよかったです。
昭和を知っている人には共感pointが多いのかなと思いました。
観た後も自分のしたいことと、期待に応えて自分を抑えていないか?そんな事を考えさせられた映画でした。
わかりやすくよかった!
アラフィフになった私にドストライクで刺さる、日本の外国人コミュニティあるあるの笑いが散りばめられた作品で、わかりやすく良かった!
いっぱい笑ったし、ジーンと来てほろりと涙するシーンもあり、私、いまからでも何か始められるかも!と背を押してもらえる映画でした。おすすめ!
異文化コミュニケーションって感じでもないけど好き
2025年劇場鑑賞256本目。
エンドロール後映像無し。
こういう異文化コミュニケーションもの好きなんですよね。日本語にも英語字幕出るので日本語圏の人も英語圏の人も安心。ビンセント役の人が脚本・監督なんですね。
南果歩が49歳のOLを演じていて、49歳ってこんな老けてみえるの?と自分の年齢を考えてショックを受けたのですが実際還暦超えてるんですね。良かった?再婚を考えている彼氏がなかなか出てこず、このまま出てこないのかなと思っていたら急な椎名桔平でびっくりでした。
障害者と高齢者、そして日本語に不慣れな外国人には子供みたいな対応をしがちと言われていますが、ビンセントも純粋に見えて向こうではしっかり結婚や仕事に問題を抱えているし、子供みたいに無邪気に見えても不意のアングルで見える頭頂部であ、あ立派なおじさんだと不意に我に返ってしまう自分もそうなんだなと反省。
まぁ椎名桔平演じる彼氏の言う事はもっともで、そうじゃないと思ってもまずいよなぁとちょっとザワつく展開もありましたが、自分は最後まで楽しめました。
ある程度年齢を重ねるとなるほどと。
49はさすがに…ねぇ(´・ω・`)
49歳子持ちバツイチ一軒家一人暮らしの女性が、娘がどこかで知り合って押し付けて来た外国人のオッサンと、3カ月間のルームシェアをすることになる話。
あらすじ紹介にはバックパッカーと書かれているけれど、本編ではそんなことは語られずYouは何しに日本へ?状態からの、外国人だとしても厚かましくて非常識なヴィンセント。
そしてちょいちょい出て来る娘も、このやり口はヤベーヤツ。
コメディだからとはいえ、スマホは通話機能しかないとか思ってます?とツッコミたくなったし、娘に自分の親の面倒みさせようとするとか…ねぇ(´・ω・`)
年の割にと言ったら失礼ながら、他力本願と言うか責任感がないと言うか大人じゃないというかお花畑というか…な主人公が、少しずつ考えを変えていく様は良かったし、楽しく面白い話しだけれど、色々古臭かったり堅苦しかったり時代錯誤だったりとNHK作ですか?みたいな感じでノリ切れなかった。
劇場出たらヴィンセント役でもある監督がいて話しかけられてびっくりしたw
ルールから解放された南果歩の素敵な笑顔
東京で暮らす49歳の会社員・美久子は、要介護の母や海外を旅する娘、自分勝手な同僚たちに振り回され、余裕のない生活を送っていた。再婚を勧められた幼なじみの光一との関係にも迷いを抱えるなか、娘に突然紹介されたアメリカ人バックパッカーのヴィンセントと3カ月間のルームシェアをすることになった。言葉も通じず、生活の感覚も異なる2人が同居するになり、美久子は4つのルールを決めた。最初は戸惑い、衝突してばかりの美久子とヴィンセントだったが、少しずつ心を通わせていった。自らの人生を振り返り、新しい生き方を模索するようになった美久子は、ヴィンセントに英語を教えてほしいと頼み、ルールに縛られていたこれまでの自分自身を解放していく。そんな話。
日米の文化の違い、価値観の違いを通して、ルールを守る事しか頭になかった有る意味堅物の女性が、殻を破っていく話だと最後にわかり、その時の南果歩の笑顔が素敵だった。
本当に自分らしい生き方とは何か、実は奥の深いテーマを取り扱ってる作品のように感じた。
子育てを終えたら子離れし、やりたい事リストをこなしていき、充実した後半の人生を歩んでいきたいと思った。
ナナ役河北麻友子のナチュラルな英語はさすがだった。
同年代女性に刺さる笑って泣ける映画!
外国人が日本に来た時にまず感じるであろう文化の違いをコミカルに描いていてまず声を出して笑い、だんだんと主人公の女性が彼と生活していく中で、閉じていた心のドアをおそるおそる開けていきながら自分の心も少しずつ解放していく(解放していいんだと気づく)様子に応援しながらこちらまで勇気をもらい涙が出ました。同年代の女性には特に見て欲しい映画です。
【”人生は自分を規制するモノではない。”今作は、世間の決めたルールに縛られ過ぎずに、自分らしく生きる事の大切さをコミカルテイストで描いた作品である。】
ー 冒頭と、作中でラフカディオ・ハーン:小泉八雲が登場する。何故?と思うが、彼は万博で日本に興味を持ち、その後、1890年に来日し、日本人の人柄、自然、文化に惹かれ「怪談」を代表とした著作を残し、日本で没した方であった。
あの時代としては、欧米人としての生き方を大きく逸脱しているが、今や日本人で彼の名を知らないモノは少数であろう。
彼が、世間で言う”常識”や”ルール”に縛られていたら、数々の著作は残されなかったであろうし、日本の当時の文化も、記される事はなかったであろう。
今作では、仕事や家族関係で行き詰まりを抱える主婦(南果歩)が、海外を放浪する娘から、ヴィンセント(グレッグ・デール)とのルームシェアを依頼され、最初は戸惑いつつも、ヴィンセントの旺盛な好奇心と、彼の社交性に触発され、彼女自身も生き方を変えていく様を、コミカルテイストで描いている。
だが、ヴィンセント自身も妻から離婚を切り出され、現状打破をするために日本に来たという設定と彼の好奇心旺盛な性格が、何となくラフカディオ・ハーン:小泉八雲を彷彿とさせるのである。ー
<今作は、世間一般のルールに縛られ過ぎずに、自分らしく生きる事の大切さをコミカルに描いた作品である。
現状、閉塞感を抱える人は、何らかのヒントが貰えるのではないかな、と思った作品である。>
外国の方の脚本だからか、、
見始めてすぐに違和感、あれ?これって外国の方の作品? 会話や人間関係が昭和の初めの茶番のようです。でも、見方を変えれば、日本ってこんなふうに見えてるのかなって思えば面白いかも。でも終始、南果歩さんと椎名桔平さんがお気の毒だなーと感じた。
ツッコミ処は多々あれど…
大人の女性に響く、静かな励まし
イタいおば(あ?)さん
の青春ごっこで観ていてこっちが恥ずかしくなった。
コメディと言うよりはほぼコント。
特に職場のシーンは外しすぎていていたたまれなかった。
エンドロールで外国人監督の自作自演とわかって納得。
この監督の中では日本はこんな感じにすり込まれているのね。
こじらせ女子のありがちな再生ストーリーで目新しさは微塵もなく、
老境にさしかかった女性としてはいかがなものか。
実際にそうだとしてもそんな老いらくの恋は見苦しい。
南果歩自身はまだかわいらしさを残しているが、
ヒロインには全くそういう感じをもてなかった。
これまで映画館では予告編を見た記憶がない。
いきなり上演スケジュールに入っていた感じ。
沖縄の映画のトーンが暗すぎたので感覚的にこちらを選んでしまったが、
中身スカスカだった。
地味だけど、悪くない。
A comedy with heart, and stellar performances!
(日本語のレビューは以下) I went into this film with no reservations, curious but not knowing exactly what to expect; and what I discovered was a delightful, genuinely funny movie. It turned out to be much funnier than I anticipated, with humor that felt natural and earned rather than forced.
My biggest pet peeve in any film is bad acting, because it pulls me out of the story completely. I’m happy to say that wasn’t the case here at all. The performances were excellent across the board; authentic, engaging, and full of life; which allowed me to stay immersed in the story from beginning to end.
With Kahō Minami leading as a woman rethinking her life through an unexpected co-living arrangement with an American backpacker, the film manages to balance heart and comedy beautifully. Director Greg Dale captures the cultural differences lightly, while still asking deeper questions about what it means to live authentically.
This is a heartwarming comedy that got me with its charm, humor, and sincerity. I walked out smiling, and I think many others will too.
正直に言うと、何の先入観もなく鑑賞しましたが、そこで出会ったのは予想以上に楽しく、心から笑える映画でした。想像していた以上に面白く、自然で押し付けがましくないユーモアに引き込まれました。
私が映画で最も気になるのは「演技の質」です。演技が下手だと一気に現実に戻されてしまいますが、本作は全くその逆。南果歩さんをはじめ、全キャストの演技がとても自然で説得力があり、最初から最後まで物語の世界に没入できました。
「ルール通りに生きてきた女性がアメリカ人バックパッカーとの同居生活を通して、自分らしい生き方を見つけ直す」というテーマを、グレッグ・デール監督は軽快なコメディタッチの中に描きつつ、「本当に自分らしく生きるとは何か」という普遍的な問いを投げかけます。
心温まるコメディであり、観終わった後には笑顔になれる一作です。期待以上の楽しさと誠実さに満ちており、多くの人に響く作品だと思います。
笑って泣いて、温かい気持ちになりました
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