「「銭形」の名を冠する必要あった?」LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン Chillieさんの映画レビュー(感想・評価)
「銭形」の名を冠する必要あった?
咀嚼の必要もなく、サラッと終わりました(笑
まず「2人のルパン」というサブタイトルについて。
確かに2人出ますが、正直その必要性は感じません。理由や背景は劇場版で明かされるのかもしれませんが、少なくともルパンが2人登場するという謎に惹き込まれたり、ニセルパンとの対比でルパン本人の魅力が深まったり、そういうのは個人的にゼロでした。
次に「銭形と」の部分について。
上と同じく、別に銭形らしさを強く実感できる内容というわけでもありません。ルパンをある程度見てきたファンなら「いつもの銭形じゃん。...で?」という程度。
良かった点:
ルパンと銭形という、宿敵でありながら長年の戦友という一言では言い表せない複雑な関係は、やはり唯一無二です。その魅力がしっかりと描かれており、アニメーション、セリフ、BGM、それら全てが組み合わさった一瞬一瞬が、キリッと締まっていてカッコよかったです。
結論:
サブタイトルが期待ハズレでした。内容的には『ルパン三世 不死身の血族〜前日譚〜』で全然いいかと。
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