アンティル・ドーンのレビュー・感想・評価
全51件中、1~20件目を表示
そこそこ面白いやん
ジョンウィックの番外編上映中ってなってたらレイトショーの時間まで待ってたら曜日が違ってまだ上映前、、、
映画、comさんトレンドで上映前の映画まで上映中表示はやめてほしい、、
と愚痴りながら代替案でこちらを鑑賞
ゲームの映画化ということで期待値ゼロ
導入部もなんだかつまらなそう、と思いきや田舎のコンビニで怪しいオヤジがレジ
こういう映画はだいたい面白くなるんだよね経験上
まさかのループ物だったし、ループ物はある程度の面白さは確立されるからまあ、それなりに見れちゃうよね
多少のグロシーンと音で驚かすシーンもあるがなかなか怖い
よかったのはこういうシチュエーションではやはり人間のドロドロした部分を作りたがるがみんなが友情ありきで全員で戻ろうとしてるのはよかったね
だめなのはドクターがお前の心の中が〜とわけわからない設定を話しだして??となった
妄想オチじゃなくてよかったけど笑
あまり舞台背景は説明されないのでどうしてあの世界に行ってしまったのかは明かされないが死ぬパターンもなかなかバリエーション豊かでそれなりに楽しめた
ジャンプスケア命
驚くことを怖いと言わないのであればUntil Dawnは怖い映画とは言えない。ジャンプスケア命といっていい映画になっていて、元ネタはゲームだそうだが、ゲームの映画化だからダメとは言わないが、ゲームの映画化らしい箱庭感があった。
グロテスク描写は作りこまれてはいるものの、映画は謂わばお化け屋敷であり、若い男女が見て女子が「きゃ」と言って男子の腕をヒシッと掴む、というような一連の挙動を提供する昔ながらのホラー映画だった。(そんなシチュエーションを望む男子が今の社会にいるのか解らないが。)
知っての通りホラー映画は常に活況で新しいアイデアのアリーナといえる。したがってUntil Dawnが観衆の記憶にとどまれるかはかなり怪しいと言わざるをえない。事実、登場人物らが何を怖がっていたのか、すでに忘れた。笑
RottenTomatoesにキャビンインザウッズとの類似を指摘している批評家がいたが、本作は元ネタがゲームなので、彼らが閉じ込められたのはアイデアではなくゲーム性のためでもある。たとえばバイオハザードで敵をやっつけたり歩き回ってアイテムをさがすのはストーリーでもアイデアでもなくゲーム性だ。
キャビンインザウッズで若者が閉じ込められたのは、生け贄の儀式がシステム化された世界という大がかりなプロットがあったからであり、そのプロットの上にホラー映画の定番といえるサマーキャンプ的環境をパロディするという映画の動機が載っていた。もちろんそれらはゲーム性ではなくアイデアだった。出所が違うので類似性はむしろ全くない。
とはいえゲームと映画には一定の親和性がある。たとえば一本道のゲーム性をもったゲームがある。グラフィックがきれいで、難易度が三段階くらいで、誰がやっても同じ行程をたどるから独自性がなく、挙げ句にSteamレビュー欄で「映画を見ているようでした」などとコメントされる。ならば映画見るかYouTubeで攻略動画見ときゃいんじゃねと思ったとき、なるほど映画がゲームになるのもゲームが映画になるのもファンに期待されるメディアミックスであることが解る。
リニア(一本道)なゲームの基調概念はヒントを与えてゲーマーに道筋を選ばせることといえる。道筋は一本しかなく、分岐やエンディングが幾つかあったとしても、その限りでしかない。すなわちその概念の下ではゲームも映画もクリエイターのつくった世界を見せることを目的としている。
個人的に興醒めのポイントとなるのがそこである。ウィッチャーだってトゥームレイダーだってバイオハザードだってプレ-ヤーは全員、誰もが等しなみに同じ事をすると考えたとき「俺はじぶんがやることに独自性が担保されていてほしいタイプなんでキリッ」という自我がもたげてくるわけである。
ただしそもそもメディアミックスとは元ネタのファンを呼び込むことにあるのだから本作のゲームをやったことがある人にとってはそれが映画化によってどのように料理されたのかという関心ポイントがあったにちがいない。逆に言うとそれがないとキビしかった。
Consを述べたがDavid F. Sandberg監督はライト/オフやアナベルやシャザムを演出したベテランで内容のない話をそこそこ楽しいスラッシャーに仕上げたのはさすがだった。
またジャンプスケアはタイミングと間合いによって驚きが変わる。それがバッチリ合えば、椅子から転げ落ちるどころか持っていたポップコーンを辺り一面にぶちまけさせることだってできるだろう。じっさい何度か驚いたことは認める。
(ちなみに個人的に映画館で飲み食いをしたことも、したいと思ったこともない。ちなみにこれは「俺は意識高いんで映画館で飲み食いしないんだぜキリッ」と矜持したくて書き添えたわけではない。)
ヒロインたちが弱かった気がする。決定的な魅力をもったヒロインがいなかった。バレラやオルテガがいたスクリームを引き合いにするのは酷だがピーターストーメア以外に濃い人がいなかった。
ピーターストーメアは長いキャリアのほとんどを悪役しかやってこなかった。長く悪役をやってきた人が主役級に出世するタイプでもなく、ダニートレホとかロバートダヴィとかロバートイングランドのように悪役としてトリビュートされる存在に昇華されるわけでもなく、一貫して脇役の悪役に徹してきた人だったと認識している。しかも悪の大物じゃなくて下っ端たちのオルグ的なポジションで、ここでも、どの映画でもろくな最期を遂げてこなかった。だけど親日家で奥さんが日本人なんだそうだ。強面(こわもて)が子煩悩な様子は微笑ましいものだがKaiya Bella Lunaで検索したらそれを見ることができた。
imdb5.7、RottenTomatoes52%と62%。
クリア
だから音ビックリは嫌なんだってば😭
久しぶりに鑑賞後にすぐ書いてます(笑)、最近サボり気味でしたのでまとめて書いてます☺️。
題名にしましたが怪物やら血しぶきやらは大丈夫なんだけど音はアカンってば〜😭また心臓飛び出る所が何ヶ所かありました💧。
原作はゲームでやった事はないですが、ゲームの物色するのにYouTubeの実況みたりするんだけどそこでチラッと見た記憶はあり、ゲームでは雪山だったような気がするから設定は原作で場所などはオリジナルなんだねたぶん☝️。
行方不明の姉を探しに妹含む仲間達で行方不明になった場所へ(友達は妹ちゃんが気持ちが前へ進めるようにと思って)失踪から一年後に訪れる所から始まりました。
ゲームの記憶ではリッカー(バイオハザードの)っぼい化物だったと思ったけど映画じゃジェイソンみたいな殺人鬼的なやつや最終的にはこれじゃあゾンビやんってツッコミしたくなってしまうぐらいの怪物でしたがこれでよいのでしょうか❓原作をprayも実況を最後まで見た訳でもないですがあまりにも原作の怖さから離れてしまっているような感じがしてしまいました💧、ループするなどの部分だけはしっから忠実だって思いますが、後は映像の怖さはそこまででしたので少し残念でした。
悪くも無かったですが。
役者さんはミーガン役のアジア系の方かな❓が1番可愛かったです☺️。
死は1度だから尊い・・・だよね
1年前に失踪した姉メラニーを捜すため、クローバーは男2人女2人の友人たちと一緒に山の中の観光案内所を訪れた。中に入ると間もなく、突然現れた覆面の殺人鬼に5人とも殺されてしまった。しかし目を覚ますと、殺される前の時刻に戻り5人とも生き返っていた。そして再び命を狙われ、殺され、時間が逆戻りして生き返った。そのたびに異なる殺人鬼により殺され方も違っていた。このタイムループから抜け出す方法は、この謎を解いて夜明けまで生き残ること、だと言われ・・・さてどうなる、という話。
プレステのゲームは知らずに鑑賞。
殺され方が毎回違うから次はどうなるんだろうとドキドキしながら観れた。
あの砂時計を壊したらどうなるんだろうとずっと思ってたが、壊したら生き返れなくなるのかな?
観光案内所の所だけ雨が降っていないのはなぜかわからなかったが、恐怖心を植え付けるには良い演出だったかな。
最初のスカート姿の女性が誰なんだろうと考えてたが、あれは姉のメラニーだったんだろう。女性3人とも服装が違ったし。2度目に観てやっと理解できた。
結局13回も死んで生き返るのを繰り返す様だが、死は1度だから尊い、という言葉が心に響いた。
クローバー役のエラ・ルービンと姉メラニー役のマイア・ミッチェルはそこそこかな。ニーナ役のオデッサ・アジオンが鼻ピアスなど奇抜なファッションだったが、可愛かった。
ドクター・ヒル役のピーター・ストーメアは気持ち悪かった。
顔が潰れたりして死ぬシーンでグロい部分があるからR18+だと思うが、そこに耐えれるならオススメ。面白かった。
緊張感が持続する
低予算ホラーでも楽しめる人なら必見
[60代男です]
ちょっと気になる低予算ホラーを、十中八九、面白くないだろうなと経験上分かっていながらも、なんか確認しとかないと気になるから観てしまう、という人。
絶対必見。
あなたがこれまで多数観て来た作品群の中の数本分の面白さがある。
ホラーでも、有名監督が演出したりとか、名のある俳優が出ているとか、世間で評判になってる、などというものばかりを、しっかり堅実に選んで観てきた、まともな映画ファンには、別にお薦めしない。
中に印象的なセリフがあった。
何が起こるか分からない恐怖が続くので、一人がこんな考察をする。
誰が殺すのかとか、どんな殺され方をするのかが分かると、怖くなくなってくる。
これをやっている何者かは、ずっと怖がらせたいんだ、と。
まさにズバリ、この映画そのものを言い表している。
楽しいい!!! 設定の強引さを意識する前に上書きしてくる勢い (リ...
体探しっぽい
結末があった。
まるでゲームをプレイしているかのような感覚を覚えるホラー
【イントロダクション】
ソニー・コンピュータエンタテインメント(当時)による、2015年のPlayStation4用ホラー・アドベンチャー・ゲーム『UNTIL DAWN -惨劇の山荘-』を基に、映画オリジナルストーリーで実写映画化。
失踪した姉の行方を追って、森の中の「観光案内所」にやって来た妹・クローバーと仲間達が、惨劇に巻き込まれていく姿を描く。
監督は、『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)、『シャザム!』シリーズのデヴィッド・F・サンドバーグ。脚本に、『アナベル』シリーズ、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり』2部作のゲイリー・ドーベルマン。その他脚本にブレア・バトラー。
【ストーリー】
1年前に失踪した姉のメラニー(マイア・ミッチェル)の行方を追って、妹のクローバー(エラ・ルービン)は元カレのマックス(マイケル・チミノ)、友人のニーナ(オデッサ・アジオン)、霊感持ちのミーガン(ユ・ジヨン)、ニーナの彼氏・エイブ(ベルモント・カメリ)らと共に、メラニーの捜索とクローバー心の傷を癒す旅をしていた。
彼らは、ある森の中で嵐に遭い、長い道をひたすら真っ直ぐ進んでいた。すると、突如円形状に雨の全く降っていない不思議な空間に辿り着く。その場にある「観光案内所」と看板の建てられた山荘に入ってみると、来客名簿にメラニーの名前を発見。不思議な事に、他の来客者含め、この山荘に訪れた人は、名簿に複数回自身の名前を記帳しており、回数を重ねる事に字体が崩れていっていた。時を同じくして、エイブは2階にあるボードに掲示された夥しい量の行方不明者の捜索願いを発見。
すると、彼らは突如現れた覆面の殺人鬼によって惨殺されてしまう。しかし、ふと気付くと、全員が殺される前の時刻に戻っていた。その後も様々な死因によって命を落としては、時間が巻き戻っては生き返りを繰り返す事になる。
クローバー達は、死を繰り返す中で謎を解き、夜明けまで生き残る道を模索する事になる。
【感想】
私はゲーム未プレイ、作品タイトルを聞いた事はある程度の認識での鑑賞。
若者達が事件に巻き込まれるまでの流れがスムーズでテンポ良く、事態を理解するのも早いので、ストレスなく地獄のループにライド出来る。全体としては、まるでゲームのマルチエンディングのように、様々なバッドエンドを順番に体験して、最後にトゥルーエンドを目撃したかのような感覚を覚えた。
途中、シルエットのみ登場するクリーチャー等、一瞬しか映らない敵キャラと思われる存在が出てきたり、突拍子のない設定が提示される様子は、「そこはゲームをプレイして、色々確認して楽しんでね」という事なのだろうと推測した。
とはいえ、ゲーム版について調べてみると、映画化に際して大幅に内容は変更されている様子で、要は「考えるな、感じろ」という大味な作品という事だろうか。また、せっかくゲーム的な設定なのだから、メンバーで残機を計算して作戦を立てたりと、幾らでも膨らませられる要素はあったはずなので、もっと活かして魅せてほしかった。フィクションとして嘘を吐くにしても、もっと整合性を取って“らしく”見せる事も出来た部分も多かったように感じたので、色々と勿体無いなと感じた。
特に突拍子の無かったのは、建物内にバリケードを作って立て篭もった夜。バスルームに隠れたクローバーらは、喉の渇きから水道水を回し飲みする。すると、1番最初に水を飲んだエイブの身体が内側から爆発。他のメンバーも次々と死亡していく。その突拍子のなさと景気の良い死に様は、まさに“爆死”という表現が相応しく、ゴア描写満載ながらシュールな笑いを生み出しており印象的だった。
恐らく、ゲーム版と共通している作品の根幹部分は、“精神疾患”という部分なのだろうと思った。鬱状態による精神疾患を背景にし、希死念慮や破滅願望といったマイナス思考に形を与えた存在が、“ウェンディゴ”という怪物に変化するのだろうと解釈した。というか、肝心な部分の大部分は観客の判断に委ねられているので、ある程度自由に解釈しても構わないかもしれない。
「1度きりだから人生は輝く」という主張は月並みではあるが、何度も同じ日の夜を繰り返して死に続けなければならない本作の設定ならば、妥当な主張ではある。
ラストは全員無事に脱出してめでたしめでたし(オチはあるが)というのも、後味良く好感が持てた。ウェンディゴに変化しつつあった彼らがどうなっているのかは分からないが。
クローバー役のエラ・ルービンが美しく、惨劇に巻き込まれる中で次第に逞しく成長していく姿が良かった。黒幕のドクター・ヒルに惨劇世界の水を含んだコーヒーを飲ませて爆死させるという倒し方も、ここまで馬鹿馬鹿しく来ればいっそ爽快ですらあった。
【総評】
まるでゲームをプレイしているかのような感覚を覚える、不思議な映画体験だった。
決して傑作とは言えない、物語としての作りの荒さはあるが、気軽にゴア描写やホラー演出を堪能出来る佳作としての魅力は十分にあったように思う。
ダイナマン!
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