「ニュータイプホラー!殺され続ける恐怖の中で・・・」アンティル・ドーン ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
ニュータイプホラー!殺され続ける恐怖の中で・・・
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若者たちが旅先で怪異に見舞われる、ホラーでは定番のシチュエーションですが、本作はちょっと変わってます。
「ハッピー・デス・デイ」や「カラダ探し」みたいに、殺されると元の時間に戻ってしまうタイムリープも兼ねてるんですが、この二作とも、また雰囲気が違いました。
【ネタバレ】
殺されると元の時間に戻るんですが、この殺され方が毎回異なります。毎回、違う殺され方って事は、その度にグロいシーンが続くわけで、ホラー大好きオヤジも大喜びだったんですが、いささか、そんな場面ばっかり続くってのもどうかと思うわけで・・・
結局、毎回異なる死に方って事で、恐怖感を煽るのが目的みたい。恐怖感が増していくと、それに併せて肉体も変化し、モンスター化していくって感じの話かな。
まぁ、何で?ってのがつきまとうんですが、理由のわからないのがホラーですから・・・
解らない=何も出来ないってのが、恐怖の根源ですかね。
ただ、自分なりに解釈してみたんですが、生と死の狭間の世界での話ってことじゃないでしょうか。
精神的な苦痛(恐怖)が具現化される世界で、その恐怖を乗り越えた時、現世に戻ることが出来る。みたいな・・・
ホラーにしては珍しく、ちゃんと解決して終わるってのも好感が持てます。
ただ、何よりも良かったのは、主役の女の子が綺麗で好みだったことかな。
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