ザ・コンサルタント2のレビュー・感想・評価
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3作目での挽回に期待
前作「ザ・コンサルタント」が大好きで、当時のレビューにも「アフレックの新たなハマり役、続編が製作されることを心から期待する」と書いた。当然楽しみにしていたが、間延びしたような脚本で、あちこち話を広げ過ぎて、前作の良い要素が薄められてしまったような。
主人公クリスが自閉症の天才=サヴァン症候群で会計士と暗殺者の2つの顔を持つ孤高のダークヒーロー、というのが「ザ・コンサルタント」の最もユニークな魅力ではなかったか。それなのにこの第2作では、弟でやはり殺し屋のブラクストンと早々に再会して疎遠だった兄弟の仲を不器用に取り戻したり、クリスを裏で支えるハーバー研究所のジャスティンと子供たちの活躍にも相当な尺を割いたり。序盤の婚活パーティーや中盤のカントリー音楽の飲み屋でのくだりも、ストーリーのテンポとサスペンスを落とす要素に思えた。クリスの孤高さが薄れ、なんだかんだありつつも仲間や身近な人たちとうまくやっていける人になってしまった。
ギャビン・オコナー監督と脚本ビル・ドゥビュークのコンビは続投なのに、前作の冴えや切れが感じられない。日本で配信スルーになったのも仕方ないか。第3作の製作も決まっているので、次で挽回してくれることを切に願う。
2にしては上出来👏
前作コンサルタントは地味だったけれど、どういうわけかすごく気に入って、2作目があると知って見てみた。こういう作品、2作目はつまらないことが多いので期待していなかったけれど良作。前作をもう一度見直すつもりでいます。
コンサルタントというよりアカウンタントなのだが、とにかくベン・アフレック演ずる風変わりな殺し屋がやはりいい。そしてサイコな弟ブラクストンとの奇妙な共闘。兄弟、親子、同僚、幼馴染。縁がつなぐ人間関係が見ていて面白い。前作と同様に、物語は散文的で、アクションムービーにしてはストーリーがすっと頭に入ってこない。あっちにいったりこっちにいったり、本筋には関係ないような事情も大事な事情もおなじ重さで語られる。けれど不快ということもなく、なんとなく滑稽で人間らしくて、小ネタも含めにやにやしながら見てしまう。
自閉症の天才頭脳スナイパー
ジャスティスリーグの『バットマン』を演じた、ベン・アフレック主演で、2017年に公開された前作に続く第2弾。アメリカでは劇場公開があったようだが、日本ではAmazon primeで6月から配信された作品。表の顔は、真面目な会計士。しかし、その裏では、自閉症に伴う天才的な頭脳を持ち、危険人物の抹殺を請け負うスナイパーのベン演じるクリスチャン・ウルフが活躍する、サスペンス・アクション。またベンは、主演だけでなく製作にも携わっている。
クリスの弟で、こちらも腕利きのスナイパーのブラクストン役には、本作でもジョン・バーンサルが演じている。1作目では、敵と味方となって命を賭けて戦ったクリスとブラクストンだったが、本作では、互いに手を取り合って、世界に暗躍する人身売買や売春の裏組織の壊滅に挑むことになる。
前作で金融犯罪取締ネットワーク局長を務め、その後退職し探偵まがいの仕事をしていたレイモンド・キングが殺害された。その時、キングはアナイスという女と会う約束をしていたが、そこに、女を追ってきた殺し屋の傭兵集団が現れ、その巻き沿いの中でキングは殺されてしまう。しかし、死を悟ったキングの遺体の腕には、「会計士をさがせ」のダイニングメッセージが残していた。嘗てのキングの部下だったメリーベス・メディナ副局長は、「会計士」とはクリスの事とであると理解し、クリスと共に殺人事件の真相とアイナスの行方を探る事を依頼する。
しかし、そこには裏社会に蔓延る、恐るべき人身売買や売春組織の陰謀が隠されていた。一人では、その壊滅が難しいと考えたクリスは、弟のブラクストンに協力を依頼し、2人して危険な任務に挑むことになる中、その組織と関わりのあったアイナスの素性も明らかになって行く。
見所は、ベン演じるクリスと、ブラクストン演じるジョンとの息の合ったガン・アクション。一方で、自閉症に寄って感情を表に出さず、決まったルーティンで淡々と物事を熟すクリスと、熱くなりやすく、感情が直ぐに表に出るブラクストンの対照的な演技にある。
前作の感じで続編作って欲しかった〜
前作のスーツ姿&自閉症からの天才的頭脳の殺し屋という設定が斬新で良かったんだけど、これをインドア派としたらアウトドア派に変わっちゃったかな?
まずベン・アフレックが年取ってあまりにも雰囲気が違うから、違う俳優かと思ってしまった。
でもアクションは変わらずキレキレ。
ヒロインはいなくなっちゃったしなぁ。
アナ・ケンドリックが好きだったのに残念。
今回は兄弟の絆によって、
主人公がより人間味を増して成長する映画だった。
ほっこりシーンもあり。
最後は子供達が助かって本当によかった。
人身売買なんて酷い地獄だ。
銃撃戦は息の合った兄弟チームワークが爽快!
特性を持ったハッカー集団の子供達も良い味だしてる。
次はちゃんと会計士してる姿見がみたいな〜
大味ですね
主人公と弟、相棒の声の人となりはわかったのですが・・・。
『ザ・コンサルタント2』は、前作にあった驚きや緊張感が薄れ、やや物足りない印象でした。主人公クリス(ベン・アフレック)の弟を演じるジョン・バーンサルが大きくフィーチャーされ、物語の軸が「家族愛」へとシフトしていますが、そのぶん焦点がやや散漫になってしまったように感じます。
前作では、自閉症スペクトラムを持つ主人公と、彼を支える謎の電話の声の存在によって、“障害を抱えながらも超人的に強い”というギャップが強いカタルシスを生んでいました。しかし今作では、その設定が前面に出すぎてしまい、謎としての魅力が後退してしまいました。
さらに、後半で登場する後天性サヴァン症候群の女性の殺し屋は唐突で説得力に欠け、サヴァン症候群というモチーフが物語上の都合で“使い回された”印象が否めません。結果として、前作で得られた感動が安売りされてしまったように感じられたのが残念でした。
54点
あれ?こんなハートフルな内容だっけ??
ベン・アフレック主演の“会計士”を描いた作品。
一作目の『ザ・コンサルタント』も見ているんだけど、こんな感じだっけ?もっと冷徹な暗殺者の話だったと思ったんだけど、今作だと、どこかコミカルでもあり、どこか血の通った人として描かれています。
その代わりと言っては何ですが、“会計士”という仮の姿の描写がほとんどありません。1作目では違うんですが、本作から制作に主演のベン・アフレックが加わっていますが、その影響なんでしょうかね?“会計士”という名称が、単なるコードネームと化してしまっていますね。
結末的には、次の作品を作ることも可能な感じでの終わり方。次作があるかどうかは、本作次第なんだろうな。
こんなんだっけ?
❇️『相変わらず地味なストーリーです』 ★彡褒めてますよ😅
コンサルタント2
🇺🇸カリフォルニア州ロスアンゼルス
アイダホ州ボイジー
ニューハンプシャー州
テキサス州フォートワース
🇩🇪ドイツのベルリン
🇲🇽メキシコのファレス
🇨🇿チェコ共和国のプラハ
🇨🇷コスタリカのグアナカステ州
❇️『相変わらず地味なストーリーです』
★彡褒めてますよ😅
㊙️どんな話なの❓
『会計士で自閉症の兄と殺し屋の弟。兄弟喧嘩しながら捜査官の危険な依頼を引き受け、謎の女や黒幕を追う』
◉69点。
★彡障害や人身売買などの問題を提示しながら、自閉症の兄と弟の関係、燻銀なアクションと人間成長ささやか喜びドラマ。相変わらず地味なテイストでした。
🟢感想。
1️⃣『最新ハッカーのテクニック必見!』
★彡自閉症のハッカー仲間が、路上カメラや個人携帯に侵入。家の家電を操作して情報を盗む鮮やかな手口が面白かった!
2️⃣『結末があまり好きではない。』
★彡母親としての決断がスッキリしなかった。
3️⃣『心が通じ合う瞬間の兄弟に癒される』
★彡本当に地味だけどなんか好き❤️
4️⃣『無駄に国が出てくる感は否めない。』
★彡スケール大きく見せたいのかな?
5️⃣『強すぎる兄弟にやや冷目👁️』
★彡ちょっとツッコミたくなるご都合感
5️⃣『続編があるらしい。』
★彡期待はしませんがまた観ます🖐️
三部作にする意味がまだわからへんな?
兄弟推してお願いします🙇👬
🫸👊👔🐈🌏💻
"アンチ・ヒーロー"の魅力が深化した続編
そんな覚えてないって
バディコメディになった続編
バディコメディになっていて成功した2と言えるが初作が好きだった個人的な理由はノワールコメディと哀愁だったので違う方向へ行ってしまったと感じた続編だった。しかし8年も経ってたんだなあ。
どこに出てくるバーンサルも野卑でお行儀が悪い。
デヴィッドエアー&ピットのFury(2014)ってすごく良くなかったですか。砲手がラブーフで操縦士がマイケルペーニャで装填手がバーンサルだった。へなへなのシャーマンで最強のタイガーをぶっ壊す。ラブーフが発射をOnOneかOnWhatとしか聞こえない言い方で叫ぶ戦車戦を何度も繰り返し見た。新兵役でローガンラーマンもいたのでバーンサルは4、5番になる。どの映画に出てくるバーンサルもあんな感じのポジションで与太っぽい男だった。
そのイメージのまま主役級へレベルアップしてきたバーンサルだが、前作から兄弟設定だったので、こうなるのはわかるし、繰り返すが出来もぜんぜん悪くない。
ただThe Accountantは一匹狼でもってきたわけだから兄弟愛で和やかにまとまってしまうのは違う気がした。
またケンドリックがいないのが寂しかった。The Accountantの面白さは社会のシステムに属さない非情なAccountantとたんなる経理職員のケンドリックが絡むところだった。
顧客の農家でライフルテストするシークエンスも、ただの会計士だと思っていたら長距離の的を命中させるし襲撃者を簡単にのばしちまうし、庶民がAccountantに遭遇することにコメディ要素があったわけだが、それが今作の笑いでは、真面目君と破天荒君の典型的なバディものの笑いになっていて、つまるところアフレックとバーンサルでは男臭過ぎた笑。
すでに三作目が製作進行中で『ロードムービー形式、より軽快なトーン、深い感情描写』が予定されているという。The Accountantは独特さのある映画だったが続編をつくるとなれば興行指標的に通俗的になっていくのは仕方がないのかもしれない。とはいえ三作目ではケンドリックが再登場する予定なんだとか。
imdb6.8、RottenTomatoes77%と92%。
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