「楽しさと切なさと」アイカツ!×プリパラ THE MOVIE 出会いのキセキ! 杉本穂高さんの映画レビュー(感想・評価)
楽しさと切なさと
全編に渡ってライブシーンが多数あって楽しい。プリパラのキャラとアイカツのキャラの共演で、ここでしか堪能できないコラボによって祝祭感にあふれていた。でも設定的には2つの世界の異常というかシステムのバグが起きているので、そのバグを直してしまえば二度とこの祝祭空間は訪れないという切なさも良くて、それがこの時間の特別感を高めていた。
なんというか、同窓会的な楽しさと終わった後の寂しさが同居している作品だったのが、個人的にはいい部分かなと思う。世界のバグで交わったプリパラとアイカツなので、基本的にはもう二度とないのだろうけど、未来に再会の希望を託すあたりは心にくい部分。
ライブ中心の構成なので、ほぼライブアニメ映画としても楽しめる作品になっていた。バンドリフィルムライブなどのように完全に全部ライブではないが。
個人的には、ひびきの「純・アモーレ・愛」が聴けたのでとても満足した。やっぱりひびきはカッコいい。
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