「タイトルなし」灰となっても woodstockさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
香港が英国から中国に返還された後 2019年の民主化運動の記録。
中国化する=民主化を放棄するお上の方針に、賛同しない多数が、現地政府や警察と激しく抗戦し。
出来事は、当時の報道で見聞きしていましたが。映像と音が、いざ目の当たりにするとショッキングで...。
デモvs催涙弾の渦中になった場所の多くは、
かつてわが家でも実際に観光,散策,食べ歩きした場所で。
知ってる場所が次々と、戦場として映し出されるのは、言葉を失いました。
いち観光客目線ですが、記憶にある香港は, こういう認識でした:
尖沙咀 : 買物や食べ歩きでまず行く所
中環 : 高級ホテルやアフタヌーンティーなどハイソな界隈
沙田 新城市廣場 : 駅直結ショッピングモール、屋上に Snoopy's World 史諾比開心世界 がある(お犬さま目当てで訪問しました)
新界 : 新興住宅地 (行ったことない)
赤鱲角國際機場 : 空港としてだけでなく、買物や飲食も楽しめて長居できる
ですよねえ...。
いま思い返すと、
かつて 200x年代に何度か出かけた頃より
先日 2023年に再訪した際、
香港の街の所々が、傷んだ、活気が随分落ちたように見えました。
すぐ北隣の深圳は凄い活気、完全に逆転しています。
気のせいかもしれませんが、穏やかでいられない感じもします。
記者が客観的に収録を頑張ったことには敬意を払いますが。目の前の暴動も、見て記録するだけが役割なのですね...。
どちら側にも手を貸せない立場、身の安全、やっても多勢に無勢、理屈は理解できますが、心情はどうなんでしょう。
記者ご本人ともども、映像資料を英国に退避させたことには拍手です。
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