大長編 タローマン 万博大爆発のレビュー・感想・評価
全148件中、121~140件目を表示
面白いが、歩み寄りは必要な作品
TV版に引き続き、70年代の子供向け特撮であるというテイで作られている作品であるため、画のつくりやギャグのテイストは狙って古臭く作られている。
その大前提を理解し、ある種の歩み寄りができるか否かで評価が分かれそうな作品。
個人的にはTV版同様の世界観をたっぷり堪能でき非常に面白かったが、全く楽しめなかった人がいるのも一定程度理解はできる。
大筋のストーリー的には奇をてらわずしっかりした作りになっており、編集も非常にテンポが良いため、世界観さえ受け入れられれば高密度のタローマンワールドを存分に楽しめる力作。
面白かった!ちょっと感動しました。
テレビ版があったんだ…
びっくり、ちゃんと映画になってる!
⭐︎3.7 / 5.0
なんだこれは…タローマンなのに結構面白いぞ!?
【”♬何だこれは、何だこれは、何だこーれは♬。そして芸術は呪術で爆発だ!”イロイロとビックリの超珍品出鱈目映画。岡本太郎さんって凄いけれど、変人だったんだね!】
ー イヤー、今作の上映館が少ない事もあるのだろうが、”どーせ、この映画の観客は3人位だろう。”と思いながら劇場に行ったら、ナント、我が地区では稀な7割の入りでビックリ。
しかも、親子連れ、若いにーちゃん、と幅広い年代が揃っていてビックリ。
でもって、劇が始まると、ムッチャレトロ感溢れるというか、ハッキリ言って特撮意匠とかチープなんだな。
けれども、あちこちから起きるクスクス笑い。
物語も、深いんだか、浅いのだか分からない展開なのだが、それなりに面白く鑑賞。
にしても、岡本太郎さんの”太陽の塔”のインパクトは凄いね。当時賛否両論が巻き起こったのだそうだが、そりゃあそうだろう。
けれども、いまでは昭和の万博と言えば”太陽の塔”がシンボルだもんな。
で、物語が終わったと思ったらサカナクションの山口一郎さんが出て来て、チョイ解説。なななんと、この映画、短編5分番組が基だとのことである。更にビックリ。道理で、出演役者さんを誰も知らない筈である。
今作は、イロイロとビックリの超珍品出鱈目映画なのでアール。終わり。-
■♬何だこれは、何だこれは、何だこーれは♬が、脳内でリフレインしていて、困るんですけど・・。
ちょっと長い気もしたけど
なんだこれは
大長編 タローマン 万博大爆発
はー、観てしました。
観たと言うより、観てしました、です。
真面目に不真面目を、いや、不真面目を真面目にやると、こんな作品が出来上がるのか。
そう思いました。
本編スタートから、いきなりウ〇トラマンのオープニング。
からの、仮面ラ〇ダー。
仕舞いにゃ、『シン エヴァンゲ〇オン』か、『シン ウルト〇マン』の皮むけたネ〇ンガか?
昭和40年代のロボット物のテイストもタップリ。
勝手に、オマージュだと想いながら観てました。
荒唐無稽なストーリーですが、最後にはキチンとテーマが描かれてました。
ただ、好みが分かれるかと思い、中立の★3を付けました。
特に、お勧めもしません。
最後に、サカナクションの山口さん、貴方の話を信じる人が居るかも知れませんよ。
短編があったのは、事実でしょうけど。
何を観たんだ? なんだこりゃ?
でたらめ べらぼう
素朴、純朴 純真爛漫
わがまま 天然 個性的
秩序、常識、ルール、マナー、モラル
55年前は確かに今より緩かったと思う。
今ならば発達障害とか適応障害とかの診断をされそう。昔は周りもそういうものとして支えていたり補っていたりしたんだろうと思う。
会社に行けなくなったり、部屋から出られなくなったり生き辛さを感じることなんだろう。
「でたらめで良いよ」って言われてもそう出来れば苦労はしない、そもそも悩まない。
好きな様に振舞えばきっと、なんちゃらハラスメントになるでしょう。
智に働けば角が立つ、情に棹させば流される、意地を通せば窮屈だ、とかくに人の世は住みにくい
70年代の特撮やアニメを彷彿とさせるこういった作風は日本オリジナルな世界観、手法なのでしょうね。子供心にとても心地よいです。
岡本太郎好きにはウケる?
サブいギャグの連発。
隣で恰幅の良い男性がブヒブヒ笑てたけど俺は全くおもろない。ストーリーも薄いし冗談で作った作品か?と思てまう。
わざわざ映画館で観るもんと違う。
良かった点は早川健(宮内洋)と少林寺木人拳の木人が出てきたところやな
岡本太郎は正義。
1970年の万博開催の日本、100年後の未来2025年から来た寄獣と未来兵士と、その時代の地球防衛軍CBGと、敵なんだか味方なんだかなタローマンの話。
2025年の昭和100年で開催される宇宙万博を絡め「秩序と常識な未来」の世界でタローマンの都合とワンパク感、CBG達のおふざけ、“岡本太郎は言っていた”なナレーションとセリフで見せてく。
ストーリーはちゃんとあるけれど、この昔っぽいナレーションと棒読みっぽくも聞こえるセリフの喋り方で何かストーリー入ってこない、入ってこないけどずっとふざけてる(笑)これだけは分かる!
デタラメな巨人タローマンのわんぱく感、人が乗ってる電車を持ち上げて電車ヌンチャク、敵とのバトル中に突然作り始めた縄文土器、合間に入る“岡本太郎は言っていた”というワードに笑い堪えるの必死だった(笑)
世界観になれてしまって少しウトついたけど楽しめた!てか岡本太郎はネタかと思ったら実在する方だったんですね。
何だこれは!
べらぼうで、でたらめだった
でたらめだった。
長尺でも飽きなかった。
めっちゃレトロだった。
頻繁に画面比率を変えていて、スタンダード、旧TVブラウン管サイズ、ビスタとぐるぐる。
それもネタなのだと、最後まで観てやっとわかる仕組みにやられた感。
サカナクションの山口さんは、やはり嘘ばかりだった(笑)
しかし一方でこれ、めちゃくちゃ疲れた。
ある意味、呪いに近いw
でたらめの完成度
面白かった。テレビのタローマンが好きなら間違いない。
「うまくない」ように作っている風に「うまく」作っている、という無茶苦茶矛盾したことをすごい完成度でやっている。
はじめ、「えっ、劇場版なのに3:4の昔のテレビサイズなん?」って不満だったが、まさかそれが画面が大きくなる仕掛けの布石だったとは…。
「でたらめ」というか、これって単なるギャグじゃん…、といいたくなるシーンも多かったが、笑えたので問題なし。タローマンじゃないキャラのでたらめで笑えるところが多かった。
ただ、観てる側としては、作り手がねらってチープな画面とか、変な展開にしてることをわかってるので、その分少し冷静に観てしまうところもある。
ほんとうに真面目に作ろうとした作品が意図せず奇妙になってしまった方がやっぱり面白い。デスクリムゾンとか、MUSASHI -GUN道とか。
タローマンが何なのか全く知らなくて、これが本当に1970年代に作られた作品なんだとだまされて観た人だったら、もっと衝撃で、もっと楽しめたかも。
単に笑えるだけではなくて、ちゃんと岡本太郎の言葉が引用されてて学びも多い。この辺ちゃんとテレビのテイストを維持している。
とくに、万博の「太陽の塔」にこめられたメッセージはあまり知られていないので、2025年の万博をやっている今こそこの映画をやる価値がある。
全148件中、121~140件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。