「ここまでやるかの遊び心」大長編 タローマン 万博大爆発 かつのじょうさんの映画レビュー(感想・評価)
ここまでやるかの遊び心
深夜のEテレでみて「なんだこれは!」と目が点になり、連続攻撃を喰らううちにやみつきになってしまった者です。
まさか映画を上映するなんて、と思いつつもついつい劇場へ行ってしまいました。
内容は、まぁ予想どおりで最初から楽しく爆笑していましたが、105分の長編はけっこう疲れました。ところどころ意識が飛んで記憶がありません。
でも、この、全力でバカバカしい作品に取り組む遊び心は大好きです。
みんなの期待どおりの型にはまったことが大嫌いなタローマンを応援するのは大変だなこりゃ、でした。
私は岡本太郎の美術作品や名言をそんなに知りませんが(太陽の塔はすごいと思います)、作品に出てくる「〇〇、と岡本太郎も言っている」の台詞にはハッとさせられるものもあります。でたらめな中でチョイチョイ登場する実は大事なこと、を発見するのもいいですね。
あんまり褒めると、真面目に見て怒り出す方がいるかもしれないので、すべての方にはおすすめできませんが、「なんだこれは!」とびっくりしつつも楽しめるような心のゆとりを持てる観客が多いと素敵だなぁと思います。
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