「デタラメである素晴らしさ」大長編 タローマン 万博大爆発 ちゃーさんの映画レビュー(感想・評価)
デタラメである素晴らしさ
作り手の情熱?
こだわりが強すぎるのはよーくわかります。テレビのシリーズと映画と。
長期にわたりここまでめんどくさそうな作業をよく続けたなー。
時間軸が、70年代レトロを現在として、2025を未来として、ややこしいくらいごちゃ混ぜで。
デタラメな世界観をシュールに並べ続け、色彩の派手さとかすれ感を感じる質感。わざとらしいセリフ回し。手作り感あふれるバッジや衣装や小物たち。クドさを押しつけてきてるのに気がつけば飲み込まれてしまってる。
タローマンの絶妙に鈍いうねりの動き。マイムの方にしかできない動きですね。アクション俳優にはできない完璧なデタラメ動き!
で、メッセージの濃さ。便利でコンパクトで無駄のない現代に、あえて過去からの喝をいただいたようです。
好き嫌いは分かれるかもですが今の映画にはないエネルギーを感じました。
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