劇場公開日 2025年10月17日

おーい、応為のレビュー・感想・評価

全273件中、261~273件目を表示

0.5これ長澤まさみじゃなくてもよくないか

2025年10月17日
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鑑賞方法:映画館

ただの葛飾北斎物語。
北斎好きには良いかも知れないが
ストーリーに凹凸がなく
ただただ退屈な作品。

今年、映画館で観た映画で1番つまらなかった。

長澤まさみ主演という事で見に行ってみたが
キチンと下調べするべきだった。

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まる

3.5歴史に隠れた名絵師

2025年10月17日
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鑑賞方法:映画館

恥ずかしいが葛飾応為という存在がいたと知ったのは役所広司主演の『八犬伝』(2024)でのこと。調べてみると残存する「応為作」の数は少ない。女性画を得意としていたらしい、性格は父親譲り…くらいしか分からない。

もっともっと応為が紙と筆に向かっている姿を見たかったけれど、そうだった、そもそも応為が描いたと分かる作品が少なければ風景でも動物でも勝手に筆を走らせていいものではない。

でも女性画の何と美しいこと。謎多き応為。うーん、やはり悔しい。

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豆之介

3.5男前な長澤まさみと、絵師に憑依した永瀬正敏

2025年10月17日
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鑑賞方法:映画館

知的

斬新

着流し・へこ帯・裸足の長澤まさみ・・・匂い立つ色気
葛飾北斎の娘・葛飾応為は究極のファザコン、だったのではなかったの
でしょうか?
晩年・中風のため身体の不自由な北斎から、自分の死後、どうする?と
案じられて、
【どうもしねえーよー】と、ベラんめー口調で答える。
しかし応為は同時に、江戸へ帰ったら北斎から離れて
「好きに生きろ‼️」とも諭される。
その時の応為の態度は予想外に激しい。
非常に腹を立てて、
「ずうっと好きに生きている。一緒に居たいから居るのだ」
と観客の私も面食らうほどの怒りで。
応為は父親・北斎を非常に尊敬していて、仕事のサポートに命懸けで
望んでいるのだと、知る訳です。

言わずもがなですが、永瀬正敏の葛飾北斎がもう絶品です。
紹介によると3万点の作品を描き仕事中毒、
晩年に「猫ひとつちゃんと描けない」とこぼすほど、満足を知らない。
また北斎は引っ越し魔で93回引っ越したと記録にあります。
映画の中でも3回ほど荷車を押して引っ越す様子が描かれる。

正直言って、そんなにストーリーに起伏が無く、笑えるシーン、
泣けるシーンもほとんど無い映画です。
画面も暗く、住まいの長屋は万年床を押しのけて隙間で父親・娘が
寝そべって絵筆を走らせています。
灯りは蝋燭一本。
実際に自然光で撮影したそうです。

しかしながら永瀬正敏と長澤まさみは見応えありましたね。
1820(北斎51歳)から1849年5月10日(北斎90歳)に亡くなるまでの
晩年の北斎と応為が描かれていますが、
1938年頃に小布施(長野県)に制作旅行に行き、帰って来た日の
ボロボロに疲れ果てた姿、
後ろ姿の痩せ衰え両足が曲がってO脚になる様子、晩年のハゲ頭の姿。
特殊メイクも凄くて永瀬正敏さんは見せ場と見所の宝庫でした。

応為に話しを戻せば、作品は数十点とのこと。
でも葛飾応為画集が出版されています。
映画の中でも、吉原に出向いて、格子戸越しに遊女が客に声を掛けたり
三味線を弾いたりする様子を見ているシーンがあります。
「吉原格子先之図」で、
このシーンは浮世絵になっていて、映画の中でも披露されていますが、
色調(暗い赤色をベース)、構図、格子戸の内と外が平面で描かれて、
非常に現代的なイラストのようなポスター画のようです。
応為の才能がひしひしと伝わります。

北斎が「富士越龍図」を描きながら事切れる(死ぬ)シーンは事実か
知らないけれど壮絶な死に様。
筆を指から離すのに至難する応為。
その後、
北斎の葬式を立派にあげた応為は猫のように姿を消したようです。
生没年不詳の女絵師。
葛飾北斎の娘。
ミステリアスな応為を、
長澤まさみが生きているように演じて
とても美しい凛々しい姿でした。

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琥珀糖

3.5応為の絵に呼応するかのような画面作りに酔いしれて!

2025年10月17日
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鑑賞方法:映画館

男前が過ぎる!
導入直後の歩く姿、キセルを吹かす姿、両手にお椀を持って飯を食う姿、どこから見ても無骨な輩にしか見えない長澤まさみさんに心底驚きました。
ところが鏡を前にして髪を結うシーンで急速に女性らしさが増していきます。
たおやかな雰囲気はないものの、その後も何処か中性的な魅力を放ち続け、葛飾応為という難しい役どころを見事に演じ切っておりました。
やはり、とんでもない女優さんです。

また、それ以上に本作で度肝を抜かれたのが徹底した光の使い方。
殆どのシーンが自然光のみの撮影という凄さ!
外の光に調光を合わせ、役者の顔が影になろうがお構いなし。
無粋な照明で画面全体を満遍なく照らし出すなんて事は一切していません。
まるで劇中に出てきた応為の絵に呼応するかのような光の演出にただただ酔いしれてしまいました。
応為という多くを知られていない絵師の魅力を光の演出で伝えようとする本作。
台詞ではなく映像で応為という絵師に浸れる2時間でした。

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かもしだ

1.5長澤まさみファン必見の時代劇

2025年10月17日
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長澤まさみファンの為の長澤まさみファンにおける長澤まさみファンにとっての映画。

演出は大森立嗣監督いつもの感じですね。

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ビビ

4.0娘(応為)が父(北斎)に最後まで従っていたのは父を天才絵師として尊敬していたから。

2025年10月17日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

癒される

この映画、長澤まさみ(応為)主演というよりも、長瀬正敏(北斎)とのダブル主演と呼んだ方がよいです。
・応為が嫁ぎ先から出ていって、北斎のもとに戻ったのは、絵師である応為の夫の絵師としてのレベルが低く、父とともにいるほうが心の平安が保てるからです。言ってみれば「ファザーコンプレックス」の娘であったような方です。
・長澤まさみ(応為)は絵が十数点現存している絵師ですが、自由奔放なキャラクターとして描かれています(髪を結ばず長く伸ばす、タバコを吸うなど)。
・この映画では芸術家である北斎親子は、芸道一筋の生き方を通すため世事に疎く、大名家の家来からの仕事の依頼を「都合が悪い」と断ってしまいます。現代の有名アーティストの振る舞いと相通ずるところがあります。
・北斎親子の作業部屋は現代風で言うと「ゴミ屋敷」状態になっており、引っ越しを繰り返していたという描写は「史実どおり」だと思います。
・しかし父北斎(長瀬正敏)の絵師としての天才ぶりがさすがなもので、娘絵師の応為(長澤まさみ)が父のサポート役として最後まで従っていたのは頷けます。
・映画の後半は、旅行脚となり、あちこちで富士山の絵を描いています(いわゆる富嶽三十六景)。
・この映画は、応為という女性絵師の自由奔放な人生を描くとともに、葛飾北斎という江戸時代の一流アーティストの芸術一筋の生き方を描いた佳作であると思います。

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天空住人

4.0ワンちゃんがお利口

2025年10月17日
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鑑賞方法:映画館

カワイイ

北斎の暮らしぶりってこんなだったの?の連続で、永瀬正敏の芸術家っぷりがスゴイ!
犬のさくらの成長と共に親娘の心情の移り変わりもじんわり来ました。
ラスト近くの梅の木を背景にした長澤まさみのキセル姿は、応為の美人画に劣らず美しい。
雨にうたれて歩く姿も絵のようでした。
現在の年齢でこの役をやってピッタリでした。
淡々とした映画でしたが、北斎、応為ファンの方には是非おすすめです。

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コウジ

4.02人のガチバトルを観る

2025年10月17日
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荒い画像にノスタルジックな音楽がピタッとハマる。
葛飾北斎と娘のほぼ2人劇と言っても良いかも?

永瀬正敏が凄い。
手のアップで指先が炭で黒ずんでる細かいところまで見事に作り込んでいる。
年齢を重ねて増えていく皺。減っていく白髪。弱っていく足腰。浮き出る肋骨。
芸術家にありがちな汚くて粗暴な様も見事。
これを受けての長澤まさみも頑張っていると。
江戸っ子?宜しく見事な啖呵。
優しさと荒々しさを年齢ごとに演じきってる。
北斎を呼び捨てにする勝気な娘の一面を見せつつ周りに気を向ける優しさも。

最後フィクションでいいからキチンと落として欲しかったかも…
綺麗なままだったのか汚れて落ちぶれて朽ちたのか。
諸説落としはいくない(笑)

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REGZA521

2.5淡々と

2025年10月17日
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鑑賞方法:映画館

予告特に見てない

少し前に博士ちゃんで見て、なんとなく北斎にも興味があったので。

静かに淡々と話が進む

応為のグラデーションな絵はとても綺麗
北斎の龍の絵も良かった

でもちょっと眠くなる

まぁ、そんなストーリーになるよねー

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M U

4.0『淡々と人生を捧げる』という狂気

2025年10月17日
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鑑賞方法:映画館

どれだけ生きても
どれだけ老いても
どれだけ住む場所を変えても
どれだけ死を看取っても
まるでそうする事しか出来ないように、
息をするようにひたすら描き続ける。

『何かに人生を捧げる』という描写は
いつだって破滅的に、刺激的に描かれる。
それが当たり前といってもいい。
しかしこの映画ではそんな派手な描写が一切ない。
淡々と平和な日常が描かれていき、そして終わっていく。
だがそこには間違いなく
『絵師』として人生を捧げた親子がいる。
それが恐ろしく狂った事だと気付く頃には
エンドロールが流れていた。

とても静かで、しかしとても情熱的な作品でした。

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サイレンス

3.0長澤まさみを眺める映画だと思うけど、ちょっと物語の起伏が無さすぎる気もする

2025年10月17日
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鑑賞方法:映画館

単純

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Dr.Hawk

3.5スローライフ

2025年10月14日
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ノブ様

3.0北斎の娘

2025年10月18日
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鑑賞方法:映画館

絵かき

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完
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