「自由型父娘」おーい、応為 YOUさんの映画レビュー(感想・評価)
自由型父娘
生没年不詳の人物だけに、これといったエピソードが少なく、たっぷり間を取り薄めて伸ばしてのモタモタ展開。
そうかと思うといきなり10年経ってしまう。
起承転結の「転」がない感じ。
北斎と応為だけにスポットが当たっているので、
例えば八犬伝で有名な馬琴や、膝栗毛の十辺舎一九を登場させてみたり、
応為(お栄)は三女だが、長姉のお美与(彼女も出戻り)の子(悪童の孫)のエピソードなど絡めればより盛りあがったのにと思った。
応為はどちらかといえば美人ではない(北斎にアゴとか呼ばれていたりするw)ので、長澤まさみでは整い過ぎていてピンとこない。
(女芸人とかをキャスティングしたら逆に面白かったのでは?)
コメントする
おつろくさんのコメント
2025年11月10日
共感ありがとうございます!
長澤まさみ様の大ファンなんで、事前に応為を予習したのですが、生没年不詳名だけでなく実在の人物か怪しいと書かれている史料もあるぐらいで、半信半疑で鑑賞していました。


