劇場公開日 2025年10月17日

「大友良英さんの音楽を鳴らしすぎる」おーい、応為 minavoさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0 大友良英さんの音楽を鳴らしすぎる

2025年10月24日
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鑑賞方法:映画館

知的

葛飾北斎の娘の映画。

予告の感じだと娘も天才の父親の影響で絵を描く人みたいで、父と娘の関係性みたいなところが主題なのかしらと眺めてたら、冒頭からドキュメンタリー映画みたいに手持ちカメラでゆらゆらした映像だわ、娘は全然絵を描かないのに周りの男の絵をけなし人格否定する。これパーソナリティ障害なのかしら。

大友良英さんのどこかノスタルジックなユーモラスなジャズは嫌いじゃないけど、シーンの切り替えのたびに鳴らすので、引越しのシーンもチンドンやの行列のように見えてしまう。

序盤は引きつけて後半だれる映画はよくみるけど、珍しく前半から突き放されて、睡魔におそわれる。

後半は、北斎が出てくるたびにどんどん老けていくのがおもしろい。長澤まさみは全然老けない。このあたりから固定カメラに切り替えてようやく落ち着く。そして、娘が絵に目覚めて、父親に対してもさりげなく愛情を示す。

応為の描いた絵に驚かされる。この時代に光源を意識したグラデーションを表現している。北斎は後にカメラアイと呼ばれる瞬間を捉える天才だったが、娘も光や色彩の天才だった。

minavo
minavoさんのコメント
2025年10月30日

フォロー、コメントありがとうございます😊

東京裁判、よい映画体験でした!
お楽しみに。

minavo
琥珀糖さんのコメント
2025年10月30日

こんにちは

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ありがとうございます。
「東京裁判」はいつか観たい思っています。
よろしくお願いします。

琥珀糖