「絵描きはどの時代でも同じだ」おーい、応為 オカダさんの映画レビュー(感想・評価)
絵描きはどの時代でも同じだ
日常系で最近のテンポいい邦画と違い途中までたるいなーと思ってたけど、ふと、これ同じじゃんうちらと…と気がついたらツボにきたwww
私も仕事で絵を描いているのだがどの時代も絵描きは同じで、絵描きやフリーランスのクリエイターが見たらじわる
そこに気が付くと絵描きバカの生活を垣間見る映画で、絵描きあるあるでちょっと楽しいww
ひたすら絵を描く以外ポンコツな変わり者たち
人の温もりが欲しくなった善次郎をお栄が拒むと、寂しいから犬を飼ってるのかと善次郎がお栄に聞き、お栄はだからお前は酒と女なのかと善次郎に言うww
絵描きはどの時代もずーっと家で作業に没頭してその間は人と接さないから孤独でみんな寂しいww
そのシーンは作家やクリエイターだけがわかるシーンだと思う
執筆業の最低条件は「孤独」だと言われたことがある
予想より高橋海人の出番が少ないが、筆を立てて絵を描いてる指の長さが色っぽくて、高橋海人ファンはそれだけ観に行く価値はありそうww
とてもステキな指でした
北斎役の永瀬正敏がびっくりするぐらいいいジジィ!
ジジィ好きは観るんだ!
なんだろうイケメンすぎずでもクセのある職人でかっこいい
数年ごとにハゲて老いていく特殊メイクもとても自然なジジィ化で特殊メイクの人に賞をあげたい!
今まで見た永瀬正敏で1番好き!
長澤まさみは男まさりな感じがかっこよすぎて私は禁煙中なのに長澤まさみみたく煙草吸いたい!!とすごい煙草を吸いたくなってるのを我慢しているwww
途中までは☆2.5くらいかなーと思っていたが、途中から個人的には☆4つけたくなった
が、人に勧めるにはたぶん6割の人は眠いんじゃないかなwwと☆を少し減らしたw
悪くはないが特にハラハラする起承転結があるわけではないので
物足りなさを挙げるとしたら、葛飾応為の絵の腕の凄さをもっと見せて欲しかった
口だけではなく美人画は応為には敵わないと北斎が言ってるほどなので
一応映えが欲しかったというか
でも一般的に寄せるにはそうなのだが、天才奇才のトンチキ絵描きの生活を垣間見る映画と言われたらこれでいいんだろうなみたいな
途中まで退屈な映画だなーと思ってたはずが、途中から絵描きあるある生活映画だと気が付くととても見ててもじわじわ心地がよかったですww
私も多分火事を見たらお栄と同じ感想思ってそう…
不謹慎だから口には出さないけど
絵描きはおかしいw
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