劇場公開日 2025年10月10日

見はらし世代のレビュー・感想・評価

全72件中、21~40件目を表示

4.5家族の現代的な有様を、街並みと建築を絡めて爽やかに表現

2025年11月5日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

斬新

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marcomK

4.5建築家の父とその息子の物語. 父が仕事に没頭しすぎて独り海外へ, ...

2025年11月4日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

建築家の父とその息子の物語.
父が仕事に没頭しすぎて独り海外へ, 母は早くに他界, 残されたのは姉と弟.

時を経て, 弟が都内で配達の仕事中, 帰国した父と偶然会ってしまい.
父は景観デザイナーとして成功の最中.
父がいた旨を, 姉に話しても相手にされず.
葛藤する弟の様子.

男同士で感じる, 口下手でも背中を見てる様子, 強い納得感がありました.

主な舞台は, 渋谷の宮下公園.
開けた屋上公園, 下には商業施設, 以前はホームレスだらけで近寄り難かった場所.
この公園だけでなく, 高層ビル群や首都高など, 立体的な景観の見せ方が
本映画では一貫してすごく綺麗.
都内にいると慣れた眺めですが(おらの様なおのぼりさんでも),
きっと, 西洋の方がこの映像を観たら,さらに喜びそうな気がします.

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woodstock

2.0出てくる人間たちはいったい何を考えてるのか

2025年11月3日
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それぞれの心の動きも行動原理もわからないことだらけ
家族のありようを都市の再開発にこと寄せても、切り取る渋谷や街は書き割りに等しい

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p.h.o.e.

2.0考えがだから子供なんだよ

2025年11月1日
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何となく手垢のついたいつの時代も話題になる話。理解のない母親や子供達、今の現状で満足ですって言ってるけどそのうち不満出るよね、だからパパは働くし何故解らないの?
もう何度も見たよ。キャストが素晴らしく観ていられる。しかしラストの貸し家の話は蛇足だし、エピローグの物語も要らないように思う。
中盤の台湾女性も余りにも子供の思考。
全体的にストーリーは幼稚に感じるが、撮影などは良く、映画館で観るように作られている

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るい

4.0不思議な心地よさもあり、観る者の人生や経験によって感じ方が変わる秀作

2025年10月31日
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鑑賞方法:映画館

2025年第78回カンヌ国際映画祭の監督週間に⽇本⼈史上最年少、26歳で選出された団塚唯我監督の長編デビュー作品ということで、楽しみにしていた映画。

ランドスケープデザイナーとして家族を顧みず、仕事に没頭するハジメとその家族を描く。そして妻・由美子が亡くなり、ハジメは海外での仕事を選び日本を離れる。

残された娘・恵美と息子・蓮は、そんな父・ハジメとは疎遠になり、それぞれの生活を送っている。ある日成功を背負い帰国した父と図らずも再会した蓮。

それをきっかけに再会する家族。それぞれの胸中の複雑な思いや家族の関係性は、観る者の人生経験や家族との関係により、その感じ方が千差万別となるあたりの脚本な映画の造りに素晴らしさを感じる。

主人公・蓮を黒崎煌代、父・ハジメを遠藤憲一、亡き母・由美子を井川遥、姉・恵美を木竜麻生が演じているが、その役者たちの巧みな台詞回しや演技により、家族それぞれの心の機微が細やかに描かれる。

全体としては、家族揃って過ごす過去の1日と現在の数日間だけを描いており、途中時間軸がブレることもあり、結末らしきものもない。

結局そこに描かれていることが現実なのか、それぞれの思いなのか朧げなまま展開していく点でも、不思議で繊細な感覚を覚える映画。

過去の渋谷、頻繁に情景として出てくる再開発が進む渋谷、現在のMIYASHITA PARKを舞台に描かれた作品。

街中をLUUPが走る光景を含め、センス溢れる情景の写し方も素晴らしく、新進気鋭の若手監督が作った今を表す映画になっていることを、エンディングに向かって一層強く感じる映画。

万人向けの商業映画とは全く別物の映画だが、インディペンデント映画が好きで、かつ自身の人生経験から、感じるものがあれば深く沁みる作品。

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Toru

2.5親子を取り戻せるのか

2025年10月30日
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井川遥、魅力的やな。
僕も、弱った時に、しゃんとしなさいとケツを叩かれたい。
本当の姿を見せないと、関係は取り戻せない。

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nyaowan

4.0木竜麻生さんが

2025年10月29日
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良かった。時間帯で選んだ作品なので思わぬ拾いものです。一番最後がよく分からなかったのですが、レビュー(まこやんさん)に解説載せてくれたので理解しました。お蕎麦食べない彼女(服部樹咲ちゃん)可愛いですね。平場の井川姉さんはすごいおばさんに見えるけどこの姉さんは可愛いかったです

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michi

4.5「進化と消滅そして再生」

2025年10月29日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

癒される

 今、渋谷の街には高層ビルが乱立し、いまだに再開発しているところもある。それ以前の渋谷は地上7階ほどの百貨店やどうとも形容できないビルやむきだしになった地面があった。再開発とは街の進化であるとともに古き物が捨てられ消滅することを意味する。

 東京生まれの団塚監督は今27歳。子どもの頃から渋谷の街を見ていれば、この変貌ぶりに一番気付いているのは監督自身であろう。そして彼らZ世代は高層ビルから街を見下ろす、まさに「見はらし世代」なのだ。この映画は渋谷の再開発という題材をとおして家族の在り方を撮っている。

 10年前、蓮は両親と姉、家族4人で海辺へバカンスに行った。しかし初日に父(遠藤憲一)が仕事の都合で仕事場に戻ると言い出し母(井川遥)と口論にはなるが一人東京へ帰った。そして3年後母は亡くなり、10年後、父は有名なランドスケープデザイナーとなって世界をまたにかけ活躍しているが、蓮(黒崎煌代)と恵美(木竜麻生)とはすっかり疎遠になっていた。

 蓮は久しぶりに父が東京に戻ってきていることを恵美に話す。蓮を演じる黒崎煌代の声は低く、くぐもっていてぶっきらぼうな話し方が蓮の無口で引っ込み思案なキャラクターを明確にしている。蓮は父に会いたいという気持ちをもっているが恵美はまったくの無関心である。もう父との縁は切れたとひどく素っ気ない。蓮は胡蝶蘭の配達を仕事にしており偶然父の展示会場に胡蝶蘭を届けに行ったさいに父を窓越しから見る。蓮と恵美の会話、蓮の仕事ぶり、父を見ている蓮の姿の映像が、何か無機質的に一瞬静止し単なる一枚の絵のように映る。動いていない、生きていない、虚無が覆う映像が印象的で、父と蓮・恵美の深い断絶を見事に表現している。それでも蓮は再度父と会い恵美を含めて紹介したい人(菊池亜希子)がいるから二人に会ってほしいと言われ恵美には内緒に指定された場所へ行く。すると幻のような驚くべきことがおこるのだ。

 この幻が登場するシーンから私は映像化されている場所を見ているのか、どこかほかの場所を見ているのか混乱してくる。恵美はさっきまで蓮と一緒に渋谷にいたのに、父の恋人と軽トラックに乗って海辺にいて別荘に入る。この映像表現はなにか。時空の超越か、渋谷にいた蓮と恵美は幻影なのか混乱が増幅する。父と幻は蓮と恵美を見ていない。

 父はバカンスを捨てたことで世界的なランドスケープデザイナーになったが家庭を崩壊させた。新たなものを手に入れるためには今までのものを捨て去らねばならい。まさに渋谷の街の再開発と同様だ。しかし幻の言葉は優しさにみちている。この幻の登場から映像は不可思議な時間が止まっているようにゆっくりと進んでいく。

 この幻は父と蓮と恵美に何をもたらしたのか。家族の再生。いやそんな甘くはいかない。父は幻に理解され許され涙する。しかし蓮や恵美は断絶から容易に解放されない。ただ恵美の横にいる幻からバトンを受けそうな新しき者、父の恋人が仲介者となりなんらかの化学変化がおこるのか。幻の出現は進化のために捨てられ消滅したものが、この家族の再生をうながしているように、寄り添うことなく、しかし冷たくなく蓮と恵美と父の恋人の前に姿を見せたように感じるのだ。

 高層ビル群の間をキックボードに乗って颯爽と走る若者たちの姿は生気と活気にあふれていた。蓮と恵美もこのように新しい街のなかで消滅したことを幻にまかせ家族という枠を大上段に構えず高層ビルから見はらすように大きな視点をもって生きていってもらいたいと思いながら高層ビルが乱立する渋谷の映画館を後にした。

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かな

3.5水掛け論

2025年10月28日
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難しい

驚く

斬新

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まこやん

2.5うーん、、

2025年10月24日
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癒される

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Dick

4.0家族・仕事・時代の空虚──見はらしを失った私たちの物語

2025年10月24日
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nonta

4.0オーソドックスな映画っぽいゆったりとした語り口と巧みな作劇が心地よい「東京映画」

2025年10月24日
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Freddie3v

4.0家族のやりなおし、を願うのはやっぱり父親

2025年10月24日
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日本人だからなのか、家族を振り返らず仕事や酒・ギャンブルに没頭して、反省をするという父親像は、これまでもずいぶん描かれてきた  本編でもあったが、誰しも結婚をするときは理想の家族・家庭像を描いているはずなのに、子どもの成長期にその理想が損なわれてしまい、あとになって取り返しのつかない現実に反省する父親  しかし放置された子どもの方は本作でもそうだったが、そんな父親を侮蔑・軽蔑しているだけで、取り返せない時間を反省している父親の姿は滑稽だったりもする  成功しようが、失敗しようが家族を捨てた父親であるはずなのに、その再生を願う気持ちが息子・漣に残っているのが観る者にとって儚い希望を感じる  父親役の遠藤憲一さんは私と同世代で、37年前「メロドラマ」という作品(にっかつがポルノをやめて、一般映画ロッポニカを立ち上げた第一作)に、チョイ役で出ていた  あの強面を生かしたチンピラ役だったが、本作のように強面にもかかわらず弱さを持つ父親役などに最近よく起用されている  この遠藤さんをはじめ、活躍をしている中高年の男性には、他人事ではない気持ちを抱かさせる作品なのではないだろうか
成功や繁栄の裏には、多くの犠牲があり、それが家族だけではなくその街で暮らしていた住民やホームレス、人々の優しさも壊してきた渋谷という誰でもが知っていて、ついこの間完成した新しいその街を描きながら、そこに家族の問題が昔からずっと横たわっているのが、悲しくも人間らしいと思った
(10月23日 なんばパークスシネマにて鑑賞)

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chikuhou

3.0子どもたちに見えていたものは、案外本物の人格なのかもしれません

2025年10月23日
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Dr.Hawk

2.0ごめんなさいごめんなさい

2025年10月22日
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作品はディスらない主義です。
木竜麻生と井川遥を観に行きました。ですので、一人ずつ星1つずつです。
以上になります。

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LukeRacewalker

3.0見はらしはどう

2025年10月22日
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遠藤憲一さん井川遥さんは個人的にもかなり両親感があった
今日の空が〜を観て気になっていた黒崎さん、声低!となった笑
父が泣くのを見てる表情良かったなぁ、、!
泣く、方はなんかもうちょいクスッとする面白さがあっても良かったんじゃないかなと。個人的好みは。

子供の性別が男女じゃなかったらまただいぶ違ったんだろうなと思う

世代だけでばく男女という性によって影響された空間もあって
もっともっと色んなエピソードをみたい

こういうの好きだなと思った
もっと深ぼったのがみたい

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✌︎

3.5再開発/再構築で得られるものと失われるもの

2025年10月22日
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Tofu

4.0刺さる刺さる オサレな感想言えればどんなに良かったかw 無理を飲み...

2025年10月22日
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悲しい

知的

難しい

刺さる刺さる
オサレな感想言えればどんなに良かったかw
無理を飲み込んで生きていくのが良しとか
人生はままならないもの、って時代ではないので
無理なものは無理
キレイまとまったらどうしようと無駄にハラハラ観てしまった
それくらい刺さる
これは時間と心の余裕がある時に

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とりから

2.5令和の小津映画は分かるが、脚本・構成が今イチ

2025年10月21日
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単純

話題の団塚監督の見晴らし世代を観た。
テーマは令和版家族再生の物語で一部映画専門家からは小津安二郎東京物語の令和版だとの声もある。
なるほど、渋谷の都市再開発と家族再生をテーマにした作品だなと言うのは分かる。団塚監督は若手監督だが、よくチャレンジしたなと感じた。また、遠藤憲一、井川遥の演技はさすがだし、福田村事件以来久々観る木竜麻生は演技が素晴らしかった。木竜麻生は今後も楽しみ。
ただ、黒崎煌代の演技は主役だしもう少し感情表現を見せてほしかったし、脚本・構成も分かるけど今イチだしラストあのシーンはいらない。ツッコミどころが多すぎる。今の時代の家族はこの作品のとおりかなと思ったが、現実は複雑。また、祖父母世代は介護が必要な人もいる。今の令和の家族はこうですよと強調しすぎ。
ラストはいらない。シーンは何か観客に訴えかけるシーンが欲しかった。注目作品だっただけにがっかり。

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ナベさん

5.0矛盾とすり替え

2025年10月21日
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鑑賞方法:映画館

ファーストシーンから、映画のリズムに引き込まれました。
あらすじや主演もノーチェックで見たので、
ある違和感から、ものすごくゆっくりとじわじわズームしていき、家族の物語であることがわかる。
その後も要所要所に印象深い構図をしっかり残していき、後半へと再び繋がる流れが見事で唸りました!

スタイリッシュな建物や空間を意識させる構図が多いのは、建築家の物語だからかと思っていましたが、鑑賞後のトークで街を取り巻く群像劇でもあると知り、ラストにも納得がいきました。

この映画は世の中に溢れる矛盾とすり替えを突いてくる。
お祝い専用の花屋は殺伐としているし、
誰もが集える公園を作る為に人を排除する。
自分の仕事を正当化する為に、目的と手段のすり替えが必要なように
姉が一生許せないのは、父親ではなく自分自身なのだろう。
でも、、突き詰めた結果、母親のような極端な手段を選択してしまう危うさもあるから
すり替えられない時は、根本的な問題解決に向かう前に戦線離脱するのもアリ。
良くも悪くも物事から距離を置き、解像度を低く保つことに慣れてしまっている。
タイトルにはいろんな意味が込められていると思いますが、私はそんな風に捉えました。

街ってそれぞれ個性があって面白い。
人が街を形作っているようでいて、実は街が持つ個性に人が吸い寄せられている。
巨大な生命体のような気もします。
それで言うと都市計画は明らかに集まってほしいターゲット層ありきでデザインされている。
私が上京してきた頃は、飲んだ帰りに1人で宮下公園を歩くのは怖い感じだったので、MIYASHITA PARKの芝生がスタバ片手の若者で埋め尽くされている光景には驚きました。
金網で囲われたスゲボ場や運動施設を使うのには申し込みが必要だし、23時には閉まっちゃうし…きちんと管理が行き届いた施設ですね。
コンセプトの狙い通りの場所になるのか?
今後どんな風に成長していくのか楽しみです。

カンヌ監督週間出品とのことで、そもそも公開が楽しみな作品でしたが
PFF2020/2023入選の寺西涼監督が音楽を担当されているとのことで期待値UP!
話し声が聞こえるようなオープニングから面白くて興奮しましたが、中盤の展開で「だから寺西監督なのか!」と、ものすごく納得しました。
チャネルが合う瞬間と言いますか、寺西監督のテーマとリンクしている。

PFF2021入選の蘇鈺淳(スー・ユチュン)監督も少し出演されているとのことでしたが、ガッツリ印象深い役で驚きました。
違和感を口にすることで、誰の為に何をしているのか?目的と手段のすり替えを指摘する、とても重要な役どころでした。

素晴らしい才能が結集した『見はらし世代』
今後この世代が作る映画が楽しみです!

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NUMAYA