劇場公開日 2025年10月24日

愚か者の身分のレビュー・感想・評価

全308件中、101~120件目を表示

5.0今年1番の映画かもしれない

2025年11月1日
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鑑賞方法:映画館
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ぉゅ

4.0若者に観てほしい映画

Nさん
2025年11月1日
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綾野剛、北村匠海、林裕太の3人の繋がり、生きていく為に踏み入れた世界、こういう世界はリアルにあると思う。低学力の若者を騙す大人、その世界しか知らないで大人になってしまった。なんとも切なく、その中でも最後希望が見える終わり方で、本当に良かった。ストーリーの構成も素晴らしく、描写も綺麗、3人の演技に感動。

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N

4.0優しい人は...

2025年11月1日
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1.どの世界もそうだが良い人は出世しない
2.綾野剛もっと出世してるかと思った
3.ヤクザがGPS2つつける?
4.なら、3つ4つつけるんじゃない?
5.何百キロ追跡できるGPSはお高いんじゃないか?
6.綾野剛の彼女、声だけだけど良い味出してた
7.その彼女何最後裏切ると思ってだけど違った
8.目には沢山の神経があるので、めちゃくちゃ痛いはず...
9.しかし、綾野剛カッコいい
10.殺し屋イチ映画になって欲しい
11.6千万や2千万では人生やり直せない
12.なんかヤクザのくせしてお金少ない
13.マモルがドジャースの山本投手に見えた
14.コメントありレビュー多かったが同じ宣伝が多かった
15.やはりヤクザ映画は面白い

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えびちゃん

4.0闇社会から見出す希望の光

2025年11月1日
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愛を知らずに育った3人の若者たちの姿をそれぞれの視点で絶妙に交差させながら闇ビジネスの怖さを描いたヒューマンドラマ。闇社会から必死に抜け出そうとする3人が見出す希望の光を上手く表現していて予測不可能な展開がとにかく絶妙です。

主演を演じた北村匠×林裕太×綾野剛の演技も本当に素晴らしく、釜山国際映画祭で3人そろ揃って最優秀俳優賞を受賞した結果にも納得できました。

2025-161

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隣組

1.5鍵、渡すか?

2025年11月1日
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最初の方、面白く観てたけど鍵の件でさめた。なんであいつは自分で持たずに他人に渡すんだよ。あんな裏切り者気質のやつが他人に預けるわけないじゃん。
てっきり、あれで罠に嵌めるつもりかと思ってたら全然そうでなく、あっさり裏をかかれるという。馬鹿すぎない?

あと途中からたくやと梶谷の話になったのもどうだったか。たくやとまもるの話にして二人で逃げる話にしないと作劇として盛り上がんない。梶谷もいてもいいけど二人がセットになってなきゃダメでしょう。

細かいこというと佐藤の関西弁も怪しくない? これは私は関西人ではないので正確にはわかんないけどね。

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水原秀策

3.5リアルで、少しだけファンタジー、そして途轍もなくヘビーな映画

2025年11月1日
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悲しい

怖い

難しい

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虚無

5.0余韻がかなり後を引く

2025年11月1日
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物語の緊張感と人間の温度が、最後まで絶妙なバランスで保たれていた。
どの瞬間も息を詰めるような密度がありながら、ふとした表情や沈黙に人間味が滲む。

北村匠海さんは、感情を直接語らずとも深く響かせる存在感で、物語を支える核のようだった。
そして他のキャストもそれぞれの立場からリアリティを持ち寄り、全員が一つの世界を生きていた。

誰かの感情が他の誰かに波及していく、その連鎖が美しく、痛いほど真実味がある。
俳優陣の演技が織りなす人間ドラマとして、非常に完成度の高い作品だった。

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ちゃんこ

4.0堕ちてもなお大切な人を想えるか

2025年11月1日
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悲しい

怖い

半グレの下っ端で詐欺を働き戸籍売買を行っている若者たち、その世界に入ることになった始まりは、お金が必要ならば取り敢えずやる?とあまりに簡単で、そこまで追い込まれてしまった現実がある。兄弟分らしき関係の3人それぞれの同日の様子が描かれていて、この手法は観客を想像させ答え合わせ的要素も含み、釘付けになる。犯罪者達を見ているのだが、つい逃げ延びて欲しいと思ってしまうのは、彼らが人を騙しつつも大切な人を想える心をまだ失っていなかったから。矛盾するけれどそこが何とも痛々しく心動かされるところ。
不幸な状況でとにかく手段選ばずお金を手にするという選択をしてはいけない、という戒めを感じるには、あまりに叙情的で切ない。そして出来れば真っ当に生きて欲しい、と願わずにはいられない若者達の人生が描かれている。北村匠海の堂々たる主演の横で生き生きと輝く林裕太がとても新鮮で良かった。

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まっちゃまる

4.0すぐ隣り合わせにある闇

2025年10月31日
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新宿歌舞伎町を舞台に、闇バイトに手を出さずには生きていけない若者たちの貧困と、それを生み出す貧困の連鎖という現代社会を背景にしながら、その中でなんとか未来への希望を見出そうともがき苦しむ若者たちの姿をリアルに描く。

本作では戸籍売買や臓器売買などを手掛ける半グレ集団の末端の手先となる若者を中心に描かれているが、特殊詐欺のかけ子・受け子・出し子やパパ活、売春など若者たちのすぐ隣に犯罪への入り口が待ち構えている現実が確実にある。そこにふとしたキッカケで足を踏み入れてしまうのはさほど難しくはないのかも知れないが、いったん泥沼に足を取られてしまったらそこから抜け出すのは至難の業だ。

別に裕福な暮らしをしているわけではなくともカギ括弧付きで「フツーの」生活を日々送っている人々の目には、そんな若者たちは「愚か者」だと映るのかも知れないが、親の虐待やニグレクトなどの結果、教育を受ける権利すら奪われ、それ以外の選択肢を与えられずに育ってきた可能性に考えが及んでいるだろうか?

梶谷(綾野剛)に誘われてこの道に足を踏み入れたタクヤ(北村匠海)が今度はマモル(林裕太)をその世界に誘い込んでしまう。しかし、そんな負の連鎖を断ち切ろうとするタクヤは自分が巻き込んだという罪悪感からマモルも一緒に足抜けをしようと試みるものの、そんなに甘い世界ではない。そこでの代償はあまりにも大きいが、自らの身を挺してでも守ろうとする姿勢は、ひょっとすると「フツーの」親が子を守ろうとする姿勢にも通じるものも感じられる。タイトルにはキャプション的に "Baka's Identity" という英訳が与えられている。 identity には「個性」などと同時に「同一性」の意味もある。この三人に共通するものこそが相手を慮る優しさなのかも知れない。

今回、ほとんど事前知識を入れずに鑑賞したが、主として男三人のバディ感の強いこの作品を観終わってから、原作本の作者である西尾潤氏も監督の永田琴氏も女性だと知っていささか驚いたのだが、知ってしまうとラスト30分が何となく理解できるような気がする。

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Tofu

3.5ハラハラ、ハラハラ

2025年10月31日
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悲しい

怖い

ドキドキ

仲睦まじいポスターのイメージからは想像もつかない衝撃的な展開に、途中、観るに耐えない場面がありました。
それぞれに不幸な生い立ちの彼らが、闇商売に関わるようになった経緯も描かれていましが、それしか選択肢がなかったのかと思いたくはないです。
怪しい商売は、買う方にも、もちろん売る方にもなってはいけないなと、教訓となる映画でした。
タクヤとマモルの子犬のようなじゃれ合いや、綾野さんの肉体を拝観するといった萌えシーンもあったのが良かったです!
罪を償って、穏やかに暮らしてほしい。

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ネコノケ

5.0東京はこわい所だ。

Mさん
2025年10月31日
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あれで半グレだったらやくざの世界ってどんな世界なんだろう?

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M

3.5ビジュが愉しめる

2025年10月31日
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単純

暴力シーンの迫力がありました。踏みつけられたり、蹴られたり、痛そうでした。
イケメンが目から流血。制裁内容が漫画のようでした。
半グレの情報は溢れかえっており、今では新規性に欠けてしまう。映画で観るなら、彼らへの共感よりも、構造的な納得度、普遍的な解釈、予言的アプローチ、もしくは圧倒的なリアリティが欲しくなってしまいます。

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TT

4.0若者へ届け

2025年10月31日
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闇ビジネスに手を染めた若者3人の3日間の出来事を描いた本作は、思ったよりもバイオレンス描写も控えめで、それぞれの心情や状況もフラットに映し出されていたことが個人的に好感を持ちました。レーティングを上げずに配慮した制作陣の想いは、若い世代にも観てもらいたいということなのかなと思います。

それぞれに事情があるし、根っからの悪人ではないし、同情してしまう面もある。だけど、やっていることは犯罪。作中でもあったように、一度手を出したらどんなに後悔しても取り返しがつかない世界なのだと、自力で更生して這い上がることすら無理なのだと、突き付けられた感じです。
誰も幸せにはなれないエンディング、でもそりゃそうだしそうであるべきなのだと。

本作のメッセージが届きますように。

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まだまだぼのぼの

4.5フィクションなのにドキュメンタリーに見えてくる作品。闇の世界に落ちた三人が、それぞれの方法で闇から這い上がろうと足搔くが、それらはやがて一本の線に繋がっていく。

2025年10月31日
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悲しい

怖い

驚く

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おつろく

4.0なかなかハードな映画…⭐︎

2025年10月31日
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闇社会、半グレ等毎日にようにニュースに上げるけど、その最底辺で生きている若者がそこから
抜け出そうとする物語。
綾野剛と北村匠海に惹かれての鑑賞だったけど、後輩で一番下っ端役の林裕太が素晴らしい。
画面が三人それぞれの目線から林→北村→綾野と順番に変わっていくため少し
戸惑いはあるけどそのためにかえって物語に広がりが出てくる。

報復のシーンは結構凄まじくて、「虎狼の血」じゃないけど暴力的なシーンが苦手な人には
どこもなかなか辛い。

でも、ラスト近くに戸籍を売ってしまった矢本悠馬に林演じるマモルが北村演じるタクヤに
頼まれてお金を渡しに行くところや二回登場するアジの煮付けのシーンは哀しみのような
ものが溢れていて切ない気持ちになる。

最後は希望のようなものを残して、尚わからないままに終わるのも良かった。
観客を選びそうで、長くは上映されない作品かもしれないけど すごく印象に
残った作品。

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☆ムーミン

5.0途中、ホラー映画かと思った

2025年10月31日
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悲しい

怖い

興奮

闇バイトとか詐欺とか、暴力や犯罪が身近になってしまい、闇社会の勉強と出演者が素敵だったので鑑賞。
人間性を残した3人が搾取され被害者になっていく理不尽さと残虐性が酷い。現代は虐待や貧困で闇落ちするレールが敷かれてしまっている人が多いのかな。虐待等の酷いニュースは後を絶たず、自己責任と言ってしまうのは酷な状況なのか。インターネットも犯罪にアクセスしやすい環境をつくってしまっている。もっと社会が手を伸ばさなければいけないのだろうけど、人間関係は希薄になっていて悪循環。社会自体が壊れかかっているようにも思える。
それにしてもジョージとか佐藤とか人間性のかけらもないように見えるのだが、ルフィーとかこんなやつらなんだろうな。ジョージと佐藤のオムニバスをぜひ見てみたい。
久しぶりに綾野剛さんを見たが、大人の包容力があって素敵だった。緊迫した状況の中で由衣夏さんのうざさが太陽のように明るく暖かい。北村匠海くんはさすがの存在感でした。

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yoshiべぇ

4.0ストーリーの続きを知りたくなる映画で、本作は成功している。面白かった。

2025年10月31日
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矢本悠馬はすごいカメレオン俳優になってきましたね。
癖強のはまり役もあるのにそれを全く連想させなかった。というか矢本さんと気づかなかった。
うまい役者さんと思ったら矢本さんでした。
綾野剛はどこでも綾野剛なのに、映画のリアリティをあげる強力な演技力。
とても良かった。ストーリーの続きを知りたくなる映画で、本作は成功している。面白かった。
追記です。
良いなと思ったことを書きもれしてました。
時間が行ったり来たりする描き方が秀逸です。
何日前とか何ヶ月前とか何も出ないのですが、混乱することもなくすんなり頭に入ってきます。
実はすごいことでレベル高いです。才能と工夫を感じました。演出と脚本の。

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SUZUKI TOMONORI

3.5思ってたのと違う・・・

2025年10月31日
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楽しい

怖い

単純

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クリスちゃん脱線

5.0傷だらけの天使

2025年10月31日
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夜の街を彷徨うタクヤ。マモル。
川に捨てられた自転車。
流れていくシャツ。
魚の煮付け。
マモルにも食わせてえ。
ラストシーン。
レビューを書こうといろいろと思い出していると涙が溢れてくる。

バッドランズの安藤さくらのように、悪い奴らや警察の手から逃げ切って裏稼業から抜け出す痛快さや希望もない。
アメリカン・ニュー・シネマの主人公たちのような輝いて散っていくカッコ良さや絶望もない。
この映画がつきつけてくるのは、めんどくせぇけど諦めきれない若者たちの日々と、どうして生きていけばいいのかわからない明日。
そして残酷にも温かく見守る作者の優しさがある。
人間讃歌が胸を打つ。

ちょっと引っかかるところもあるが、眼科医監修って出てたから有り得るんだろう。

コンビニ弁当やインスタント食品しか食べたことがない者には煮付けが沁みる。

北村匠海は役を選ばないというか、仕事をしっかりと選んでいるから出演作にはずれがない。
矢本悠馬はミシマルくんやガムくん、破門のチンピラがよかったけど、お笑い担当でなく真面目な役で主役も張れそう。
ジョージさん、インパクトあったな。

「国宝」のふたりも「宝島」の4人も良かったけれど、この映画の4人(矢本悠馬を含む)の演技は素晴らしかった。
個人的には木南晴夏に賞をあげたい。ほとんどスマホからの声の出演だったけど、救いのない話の中でほんの一瞬だが心が休まる。(最近の日本映画にはこういうのが欠けているように思う)
(大方の賞は国宝と吉永小百合か倍賞千恵子の映画に行くんだろうな)

音楽も演技も演出も、予告やポスターからの予想を超えてとても良い作品だった。
また観たい話ではない。また観たくなる作品だ。

若い人たちよ、鬼滅やチェンソーマンをリピートするのもいいけど、この映画も観てほしい。おじさんたちが傷だらけの天使に熱狂したように。
じじいばばあ、国宝何度も観に行くなら、この映画観ろよ。大人の責任として。

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大吉

5.0観終わったあと、三人のことをずっと考えてしまう

2025年10月31日
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「愚か者」だけど本当に愚かではない。苦しくて痛くてまっすぐでなぜか眩しい。生まれ変わるんだ、のキャッチコピーにもあのポスターの笑った写真も観終わったあとに見返すと泣いてしまう。タクヤがマモルを見る目が好きだし、マモルを思う言葉や思いが何ものにも変えられないくらい尊い。マモルの真っ直ぐな視線が好きだし、梶谷の「めんどくせえな」って手を震わせながら煙草を吸うシーンもあの数秒で光の方へ生き抜こうとするとこも好き。ほんとにこの作品に出会えてよかった。初めてここまでレビュー書きに来たよ。どうかみんな130分しかない3人の人生を一緒に生きてほしい。

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りちゃん
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