劇場公開日 2025年10月24日

愚か者の身分のレビュー・感想・評価

全313件中、101~120件目を表示

4.5残酷。でも見てほしい

2025年11月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

ドキドキ

よくある妙にリアルを描いたり映像美だったりをエモいとして評価されてる映画じゃなくて、物語としてちゃんと面白い。こうなってほしいという予想が悉く裏切られて、目が離せないほど緊迫感あるからあっという間の2時間。訴えかけるものが重いけど、ちゃんと受け止めなきゃ行けないと思わせてくれる作品。1番見てほしい人たちにはきっと届かないけれど、沢山の人が見るべき映画だし見る意味があると思う。抱きしめたい人がいることの幸せを感じた。そして、どんなに絶望的な状況でも人間って生きたいんだなって、その希望が大切なんだって思えた。

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ろ

3.5ちょっとグロいね

Nさん
2025年11月1日
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後半は引き込まれて面白かったけど、前半がややゆるい感じがしたかな。グロいシーンはきもーち目を逸らしました。。
ヤバいやつらではあるが、仲間を思うあったかい気持ちは変わらない。必死に抜け出そうとする姿がよかったです。ジョージのラスボス感すごかったな。山下美月かわいかった。

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N

2.0役者に対しての映画評価

2025年11月1日
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じゃすと

4.0既視感。

2025年11月1日
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鑑賞方法:映画館

キャストも合ってるし、演技も良いし、映像も良い。
映画としては良い。最後まで退屈もしないけど、今レビュー書こうとして思ったけど、こういうストーリー多くない?同じような半グレ集団が更生したくてもがくみたいなの、年一回くらい見てる気がする。
北村匠海の役は辛いし、あそこまで堕ちなくても生きていけるようになると良いよね。
ネタバレになるから詳しく書けないけど、北村匠海が自分の身体の異変に気づいて叫ぶシーンはとても良かった。

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みさこ

4.0つれえよ

2025年11月1日
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鑑賞方法:映画館

推しの俳優さんが出てる(北村匠海さん、綾野剛さん、山下美月さん)という理由で鑑賞。

PG12だしチラシなどで明るい内容では無いだろうというのは察したがここまでメンタルがやられるとは思いもしなかった。

作品として完成度が非常に高いものの、衝撃度合いや展開、登場人物たちの行く末などを考えるに2度目の視聴はなるべく避けたくなってしまえるような陰鬱さも併せ持っていた。
それ故にこれを見て自分は恵まれているし、それらやその環境を与えて下さっている周囲に感謝し、まともに生きようと思えた。

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ぱいら

5.0今年1番の映画かもしれない

2025年11月1日
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ぉゅ

4.0若者に観てほしい映画

Nさん
2025年11月1日
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鑑賞方法:映画館

綾野剛、北村匠海、林裕太の3人の繋がり、生きていく為に踏み入れた世界、こういう世界はリアルにあると思う。低学力の若者を騙す大人、その世界しか知らないで大人になってしまった。なんとも切なく、その中でも最後希望が見える終わり方で、本当に良かった。ストーリーの構成も素晴らしく、描写も綺麗、3人の演技に感動。

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N

4.0優しい人は...

2025年11月1日
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1.どの世界もそうだが良い人は出世しない
2.綾野剛もっと出世してるかと思った
3.ヤクザがGPS2つつける?
4.なら、3つ4つつけるんじゃない?
5.何百キロ追跡できるGPSはお高いんじゃないか?
6.綾野剛の彼女、声だけだけど良い味出してた
7.その彼女何最後裏切ると思ってだけど違った
8.目には沢山の神経があるので、めちゃくちゃ痛いはず...
9.しかし、綾野剛カッコいい
10.殺し屋イチ映画になって欲しい
11.6千万や2千万では人生やり直せない
12.なんかヤクザのくせしてお金少ない
13.マモルがドジャースの山本投手に見えた
14.コメントありレビュー多かったが同じ宣伝が多かった
15.やはりヤクザ映画は面白い

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えびちゃん

4.0闇社会から見出す希望の光

2025年11月1日
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鑑賞方法:映画館

愛を知らずに育った3人の若者たちの姿をそれぞれの視点で絶妙に交差させながら闇ビジネスの怖さを描いたヒューマンドラマ。闇社会から必死に抜け出そうとする3人が見出す希望の光を上手く表現していて予測不可能な展開がとにかく絶妙です。

主演を演じた北村匠×林裕太×綾野剛の演技も本当に素晴らしく、釜山国際映画祭で3人そろ揃って最優秀俳優賞を受賞した結果にも納得できました。

2025-161

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隣組

1.5鍵、渡すか?

2025年11月1日
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最初の方、面白く観てたけど鍵の件でさめた。なんであいつは自分で持たずに他人に渡すんだよ。あんな裏切り者気質のやつが他人に預けるわけないじゃん。
てっきり、あれで罠に嵌めるつもりかと思ってたら全然そうでなく、あっさり裏をかかれるという。馬鹿すぎない?

あと途中からたくやと梶谷の話になったのもどうだったか。たくやとまもるの話にして二人で逃げる話にしないと作劇として盛り上がんない。梶谷もいてもいいけど二人がセットになってなきゃダメでしょう。

細かいこというと佐藤の関西弁も怪しくない? これは私は関西人ではないので正確にはわかんないけどね。

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水原秀策

3.5リアルで、少しだけファンタジー、そして途轍もなくヘビーな映画

2025年11月1日
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悲しい

怖い

難しい

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虚無

5.0余韻がかなり後を引く

2025年11月1日
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鑑賞方法:映画館

物語の緊張感と人間の温度が、最後まで絶妙なバランスで保たれていた。
どの瞬間も息を詰めるような密度がありながら、ふとした表情や沈黙に人間味が滲む。

北村匠海さんは、感情を直接語らずとも深く響かせる存在感で、物語を支える核のようだった。
そして他のキャストもそれぞれの立場からリアリティを持ち寄り、全員が一つの世界を生きていた。

誰かの感情が他の誰かに波及していく、その連鎖が美しく、痛いほど真実味がある。
俳優陣の演技が織りなす人間ドラマとして、非常に完成度の高い作品だった。

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ちゃんこ

4.0堕ちてもなお大切な人を想えるか

2025年11月1日
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悲しい

怖い

半グレの下っ端で詐欺を働き戸籍売買を行っている若者たち、その世界に入ることになった始まりは、お金が必要ならば取り敢えずやる?とあまりに簡単で、そこまで追い込まれてしまった現実がある。兄弟分らしき関係の3人それぞれの同日の様子が描かれていて、この手法は観客を想像させ答え合わせ的要素も含み、釘付けになる。犯罪者達を見ているのだが、つい逃げ延びて欲しいと思ってしまうのは、彼らが人を騙しつつも大切な人を想える心をまだ失っていなかったから。矛盾するけれどそこが何とも痛々しく心動かされるところ。
不幸な状況でとにかく手段選ばずお金を手にするという選択をしてはいけない、という戒めを感じるには、あまりに叙情的で切ない。そして出来れば真っ当に生きて欲しい、と願わずにはいられない若者達の人生が描かれている。北村匠海の堂々たる主演の横で生き生きと輝く林裕太がとても新鮮で良かった。

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まっちゃまる

4.0すぐ隣り合わせにある闇

2025年10月31日
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新宿歌舞伎町を舞台に、闇バイトに手を出さずには生きていけない若者たちの貧困と、それを生み出す貧困の連鎖という現代社会を背景にしながら、その中でなんとか未来への希望を見出そうともがき苦しむ若者たちの姿をリアルに描く。

本作では戸籍売買や臓器売買などを手掛ける半グレ集団の末端の手先となる若者を中心に描かれているが、特殊詐欺のかけ子・受け子・出し子やパパ活、売春など若者たちのすぐ隣に犯罪への入り口が待ち構えている現実が確実にある。そこにふとしたキッカケで足を踏み入れてしまうのはさほど難しくはないのかも知れないが、いったん泥沼に足を取られてしまったらそこから抜け出すのは至難の業だ。

別に裕福な暮らしをしているわけではなくともカギ括弧付きで「フツーの」生活を日々送っている人々の目には、そんな若者たちは「愚か者」だと映るのかも知れないが、親の虐待やニグレクトなどの結果、教育を受ける権利すら奪われ、それ以外の選択肢を与えられずに育ってきた可能性に考えが及んでいるだろうか?

梶谷(綾野剛)に誘われてこの道に足を踏み入れたタクヤ(北村匠海)が今度はマモル(林裕太)をその世界に誘い込んでしまう。しかし、そんな負の連鎖を断ち切ろうとするタクヤは自分が巻き込んだという罪悪感からマモルも一緒に足抜けをしようと試みるものの、そんなに甘い世界ではない。そこでの代償はあまりにも大きいが、自らの身を挺してでも守ろうとする姿勢は、ひょっとすると「フツーの」親が子を守ろうとする姿勢にも通じるものも感じられる。タイトルにはキャプション的に "Baka's Identity" という英訳が与えられている。 identity には「個性」などと同時に「同一性」の意味もある。この三人に共通するものこそが相手を慮る優しさなのかも知れない。

今回、ほとんど事前知識を入れずに鑑賞したが、主として男三人のバディ感の強いこの作品を観終わってから、原作本の作者である西尾潤氏も監督の永田琴氏も女性だと知っていささか驚いたのだが、知ってしまうとラスト30分が何となく理解できるような気がする。

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Tofu

3.5ハラハラ、ハラハラ

2025年10月31日
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悲しい

怖い

ドキドキ

仲睦まじいポスターのイメージからは想像もつかない衝撃的な展開に、途中、観るに耐えない場面がありました。
それぞれに不幸な生い立ちの彼らが、闇商売に関わるようになった経緯も描かれていましが、それしか選択肢がなかったのかと思いたくはないです。
怪しい商売は、買う方にも、もちろん売る方にもなってはいけないなと、教訓となる映画でした。
タクヤとマモルの子犬のようなじゃれ合いや、綾野さんの肉体を拝観するといった萌えシーンもあったのが良かったです!
罪を償って、穏やかに暮らしてほしい。

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ネコノケ

5.0東京はこわい所だ。

Mさん
2025年10月31日
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あれで半グレだったらやくざの世界ってどんな世界なんだろう?

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M

3.5ビジュが愉しめる

2025年10月31日
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単純

暴力シーンの迫力がありました。踏みつけられたり、蹴られたり、痛そうでした。
イケメンが目から流血。制裁内容が漫画のようでした。
半グレの情報は溢れかえっており、今では新規性に欠けてしまう。映画で観るなら、彼らへの共感よりも、構造的な納得度、普遍的な解釈、予言的アプローチ、もしくは圧倒的なリアリティが欲しくなってしまいます。

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TT

4.0若者へ届け

2025年10月31日
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闇ビジネスに手を染めた若者3人の3日間の出来事を描いた本作は、思ったよりもバイオレンス描写も控えめで、それぞれの心情や状況もフラットに映し出されていたことが個人的に好感を持ちました。レーティングを上げずに配慮した制作陣の想いは、若い世代にも観てもらいたいということなのかなと思います。

それぞれに事情があるし、根っからの悪人ではないし、同情してしまう面もある。だけど、やっていることは犯罪。作中でもあったように、一度手を出したらどんなに後悔しても取り返しがつかない世界なのだと、自力で更生して這い上がることすら無理なのだと、突き付けられた感じです。
誰も幸せにはなれないエンディング、でもそりゃそうだしそうであるべきなのだと。

本作のメッセージが届きますように。

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まだまだぼのぼの

4.5フィクションなのにドキュメンタリーに見えてくる作品。闇の世界に落ちた三人が、それぞれの方法で闇から這い上がろうと足搔くが、それらはやがて一本の線に繋がっていく。

2025年10月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

驚く

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おつろく

4.0なかなかハードな映画…⭐︎

2025年10月31日
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鑑賞方法:映画館

闇社会、半グレ等毎日にようにニュースに上げるけど、その最底辺で生きている若者がそこから
抜け出そうとする物語。
綾野剛と北村匠海に惹かれての鑑賞だったけど、後輩で一番下っ端役の林裕太が素晴らしい。
画面が三人それぞれの目線から林→北村→綾野と順番に変わっていくため少し
戸惑いはあるけどそのためにかえって物語に広がりが出てくる。

報復のシーンは結構凄まじくて、「虎狼の血」じゃないけど暴力的なシーンが苦手な人には
どこもなかなか辛い。

でも、ラスト近くに戸籍を売ってしまった矢本悠馬に林演じるマモルが北村演じるタクヤに
頼まれてお金を渡しに行くところや二回登場するアジの煮付けのシーンは哀しみのような
ものが溢れていて切ない気持ちになる。

最後は希望のようなものを残して、尚わからないままに終わるのも良かった。
観客を選びそうで、長くは上映されない作品かもしれないけど すごく印象に
残った作品。

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☆ムーミン