愚か者の身分のレビュー・感想・評価
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お金を稼ぐ目的
今年最高!いい作品でした。
グロいのはほんとに苦手。ダメ!
松坂桃李が出てても『孤高の血2』は無念の退場となるくらい。
グロいシーンは好みでない。無理!
それでも北村匠海そして綾野剛が出演となれば観ないわけにはいかない。
ええ鑑賞の、決めては好きな役者さんから選ぶことが多い。
どこかで衝撃的なシーンが出てくるのだろうとわかっている。覚悟してそのシーンを迎え撃つことにした。
!!!!!
こ、ここかっ!
一瞬目を閉じたと思う。
すぐに見送れた。
いや
そんな衝撃的なシーンやら
こんなの、あり?て小さいことにツッコミたいことは気にならない。
敵役も笑えるほど怖い。
逆に
それはエンターテイメント!
この映画のキャッチーな1シーンなだけであって
そこにとらわれることはない。
伏線もいい。
生まれ育った環境により
どんどん落ちていく怖さ。
闇の世界は怖くて
せつなくて苦しい。実につらい。
でも
3人のそれぞれの関わり方の
シーンひとつひとつが
優しい。
カジタニと天然の彼女との会話も
最後まで優しい。
優しいから救われる。
それが唯一の救い。
さて
タイトルの身分て なんなのでしょう。
まだまだ
このあと、、どうなるの
あのショッキングシーンをまた見送ってでも
伏線回収をおさらいしたくて
再鑑賞しようと思っていたら
どなたかのレビューにもありましたが
私の地方では
『国宝』はまだまだロングランで上映中なのに
すでに
こちらの作品は1日一回の上映となっていた。
もっとみなさんに観てほしかった。
R12指定でそれは厳しそうなのかもしれない。
綾野剛の演技はもちろんハマりで抜群です!
かっこいい!!
『でっちあげ』の教師やまたまたヤクザの『カラオケ行こっ』のコミカルな演技も素晴らしかったけど。
しかし
NHK朝ドラ『あんぱん』のたかし役を演じ9月に最終回を終えたばかりの
北村匠海はますますいい役者さんになってきたのだと確信します。
代表作となったキミスイや東京リベンジャーズの、少し頼りなさげな少年の役から
最近はサイコな犯人役なども、、。
彼の魅力は目力ですよね。
3人が韓国映画祭最優秀俳優賞を受賞したことはすごく嬉しい。
今年の国内では
おそらく『国宝』が本命で
あれだけの興行収益があれば映画界に貢献していれば
敵わないですよね。
タイトル通り愚か者。
闇ビジネスの話。
弟を救う為に戸籍を売って、そしてどんどん愚かになっていきます。
本当はすごく優しいお兄ちゃんだったんだろうな。
お箸の持ち方の違いとか、すごい細かい部分で、色々表現している作品だと思います。
みんながみんな、人を想う気持ちは持っているのに
人を騙して、お金に目が眩み、負の連鎖だけど
すごい人のことを思う力とかを感じる映画でした。
3人が揃うシーンのジャケ写は、実際は揃うことのない3人の写真でした。
目は無くなったけどどうにか逃げ切れだと思ったら
最後は、あの騙した男が警察官でしたね。
囮捜査、その後は描かれてないけどきっと北村匠海は捕まっちゃうんだろうな。
弟みたいに可愛がってたあの子、全員犯罪者なのに、逃げ切って欲しいって思ってしまう作品でした。
目がなくなったことに気づかずに、目隠しだと思ってる瞬間と、目隠しがないことに気づいて叫ぶシーンは思わず涙が出ました。
目がないことを受け入れるの早くて、スってして過ごしてる時間は、え?こんな平気なの?痛みは?ってかんじで不思議でした笑
臓器売買ってあんなふうにほんとあるんだろうな。怖いなぁ。
映画館で見てよかったです。
末路
あまり深入りしないほうがいいよ。君が足つっこんでいる世界って気が付くと戻れなくなるから。
現実では、とても弁護する気などさらさら起こらない、社会のクズたち。生い立ちに同情の余地はあったとしても、それが犯罪の免罪符になりはしない。そこは分かっているのだが、なぜか、こいつらを応援してしまう気持ちが湧いて来る。可哀想と不憫に思ってしまう。こいつらに食い物にされた人がいるというのに。
やはりそこは、役者陣の腕だろう。
北村匠海が、まさかああ(ネタバレなので書かないが仰天した)なってしまう役を引き受けたのがすごい。綾野剛は、普段からなのかこの役のためなのか、あの身体を作ってきて役を演じきったのがすごい。マモル役の林裕太は、ちょっとした発見だった。今後を追いたくなった。矢本悠馬、この映画ではこれまでと毛色の違う役がハマっていた。それにしてもあの、金歯のボスはなんだ?他を威圧する圧倒的な存在感じゃないか。
そうか、あんなエンディングを迎えながら(しかも匂わせ方も上手かったなあ)も観た後の気分がいいのは、あんなダークな世界に身を落としながらも人の情が通っていたからだろうな。たぶん、堕ちた境遇の仲間を助けることが、せめて助かることのない自分の代りに救われてくれという思いからなんだろう。
完成度の高い良作
半年くらい前からずっと見たかった映画。
原作未読だったのでもっとハードボイルドよりだと勝手に思ってたんですが、裏社会ものというより社会派ヒューマンドラマでしたね。
まず主演3名の演技は大変素晴らしかったです。
特に林さんはあそこまでナチュラルにピュアネスを体現できるってすごいなと。素朴な印象ですが表情や仕草が絵になります。
北村さんは目の表情が印象的だったんですが、それ以外の素晴らしさが色んな意味で伝わりましたし、綾野さんは言わずもがなでした。
構成もよく考えられていて、三者三様の視点から見ることで細かい疑問が解消されたり、集中してずっと口開けて見てた気がします。(隣の人のポップコーンも全然減ってなかった)
言葉での説明は最小限で、映像で背景や経緯が伝わる演出も良かったし、構図も印象的で綺麗でした。
あえて言えば終盤の展開はややご都合主義的な印象もありましたが、全体的に寓話的というかメタファーが効いていた気がしたので、多少のファンタジー要素もむしろ余韻に繋がった気がします。
作中はずっと雨や曇り、夜のシーンが多いんですが、それだけに最後のシーンが印象的でした。
やったことの責任はとらなければならないとしても、やっと何かから解放されて、青空が見えたということなのかなとも。
余談ですが、序盤のシーンでおそらく壁に貼ってあった(気のする)「TRAVIS」というステッカーでバンドのトラヴィスを思い出したんですが、『The man who』というアルバムの曲が本作とリンクする気がして、それもあって妙に切ない気分になったのかもしれないと思ったり。
いずれにしても色々と考えさせられる作品でした。
多少のショッキングなシーンに耐えられる人であればおすすめです。
目を覆うようなシーンもありましたが…
ダークサイドと微かに残ったピュアさと
その沼に足を踏み入れると抜け出せない。その沼は浅く水溜まり程度に見える。
良くないけど良かった
2025年劇場鑑賞306本目。
エンドロール後映像無し。
3人の主人公の章仕立てで別の視点で同じ話が進み、3人目でまた話が戻るのかと思ったら2人の続きから始まるので安心。別視点とはいえ同じ話3回目は結構ダルいし、3周もしたのにそのまま何も分からないで終わった、最近観たクソ映画もあるからね!
お金に困っている人に戸籍を売るのを持ちかけるという半グレの下請けをしている3人の話。目先のお金に目がくらんで戸籍を売ってしまうと後で困ることになるのですが(保険証とか免許取れなくなるとか想像しただけでめんどくさい)、戸籍を売った人を殺して始末しちゃうとか、お金を払わないとか、そういう事はないのでそこまで嫌悪感を持たずに3人は見ていられます。
まぁ最後全部うまくいって良かった良かったと言い切れない部分もありますが、この後の不安みたいなのはなくて話とはしてはスッキリしました。
この作品の感想をチラ見していたら木南晴夏が分からなかったというコメントを目にはしていたのですが、観る頃には忘れていて、自分もエンドロール観るまで気づきませんでした(笑)
まぁ声だけのシーンの方が多かったもんな・・・。その時の会話思い出すと確かに木南晴夏でした。
覚悟していた以上のイタさ… 観たかったものが観られないツラさ
朝ドラでめちゃくちゃいい人(やなせたかし先生)を演じていた北村匠海くん。あれはあれで素晴らしかったけど、戦争中のちょっとヤバい状況になったときの方が真に迫っていて真骨頂だなと感じたのが本当のところ。
ちょっと痛い映画かもと覚悟しつつ、「悪い夏」のような三白眼北村くんに会えるならと観に行ったけど、“ちょっと”なんてもんじゃなかった!
登場人物たちが揃いも揃ってイタいうえに、北村くんが受ける暴力の痛さと言ったら!あれじゃあ出番の半分近く、お目当ての三白眼演技を観ることもできないじゃないか!
あんなクソみたいな世界の中で、主役クラス3人の間には相手を思いやる気持ちが残っていて、だからこそ物語が成立しているんだけど、現実のああいう世界では、容赦なく切り捨てられて物語にもなりようがない状況もあるんだろうなと思って、背筋が寒くなる。
戸籍まで取られて搾取されるばかりの“貧すれば窮す”状態には覚えもあるので、自分の人生も歯車がちょっとでも狂っていたら我が身に起きていたことだったかもと(この先も可能性はあるけど)考えると心が痛くなる。
それにしても本当に痛かったしイタかった。イタすぎたけど、観て後悔はなかった。苦悩する綾野剛さんが良かったし、どこまでも彼氏と牛乳のことが気になる彼女(木南晴夏さん)が最高だった。マモル(林裕太くん)を含め、彼らの未来に光はあるのか。光を失ったタクヤの未来は…フィクションなのに現実かのように気になっている。
一度踏み入れたら容易に抜け出せない世界
家庭環境などの背景で生まれながら貧困でありまともな社会に属さない者、ある出来事により急にお金が必要になった者などが闇ビジネスへと足を踏み入れてしまう。
その社会問題とともに、一度踏み入れたら容易に抜け出せない世界の恐ろしさ。
そして、特に戸籍売買ビジネスの怖さを描く社会的な作品となっていた。
自分が見ている世界でそんなことが起きているとも想像できない。まるでフィクションのような話が今、令和の日本で起きている実態だと思うと、社会は便利に過ごしやすくなったのか、それとも貧困の差が広がり、闇深い社会が生まれているのか。
自分の見ている社会を疑いたくなった。
本作は北村匠海演じる“松本タクヤ”と弟のような後輩キャラの存在を林裕太演じる“柿崎マモル”、そして、タクヤを兄貴的な存在を綾野剛演じる“梶谷剣士”の3人が一度踏み入れると抜け出せない闇ビジネスの養分となっていく話である。
物語は大きく5章から構成されており、まずはそれぞれ3人の視点、その後物語が大きく動き出す後半の2幕。
ここからは一部ネタバレになるが、
正直全員が闇ビジネスの養分となり、終わりゆく胸糞ストーリーを予想していた。
だが、ここは微かな希望を与えたかったのか、予想は外れた展開となる。
本編には描かれていない梶谷が組織を抜けようとしたけど、抜けることできず諦めた。といいつつ、タクヤの姿を見た時に、諦めたはずの脱退に命をかけて挑む瞬間など、人の想いは脳の判断では制御できない力に変えてしまう。
おそらく甘い考え、綺麗事だと言われるかもしれないが、梶谷が思いとどまったように人間最後は誠実さが勝つと信じたい。
ただ、それぞれが行き着く先はハッピーエンドだよねっと終わらさない着地も含めて良かった。
見終わったまず感じたのは、キービジュアルの印象が大きく変わった。
実際は3人全員で集まることはできず絶望の中で希望を追いかけていた、もしキービジュアルのように3人があの姿で集まることができたらそれは3人が無事に抜けた後の理想の姿だったかもしれない。
ストーリーはもちろんだが、主演だけでなく登場してくる全キャスト陣の演技も素晴らしかった。
特に、出演シーンの半分は盲目となっている北村匠海の演技は見ていて辛く痛々しく、非常に難しい制限された中で演じているように見えたが、実は本人自身は自由度が増したとコメントしている。さすが日本映画会を支える俳優の1人と言える人物だと改めて認識させられた。
また、少し前まで明るいイメージだったが大河ドラマ「べらぼう」では純粋さゆえの闇落ちしてしまった演技など、幅広い役をこなす矢本悠馬が今作でも未来が見せない絶望に満ちた切ない人物の存在感を見せていたし、緊迫した絶望的な空気でも、声だけでどこか日常の空気をか持ち出す木南晴夏も素晴らしかった。
こわもて三人衆の凄みもすごかった。
永田琴監督自身が監督として再デビューのつもりでとった。技術面の作品は経験したから、これからは何を撮るのかというテーマを重視したというインタビューが印象的。
若者の貧困と闇バイトを描いた社会的メッセージを含んだ今作に続き、これからの永田琴監督の作品に注目したい。
まさか泣かされるとは思ってなかった〜 まず、キッチンペーパー詰める...
まさか泣かされるとは思ってなかった〜
まず、キッチンペーパー詰めるところ、
次はバックで発進するところ
あとはもうたくさんあって覚えてない
でも、泣いてたのは、
私だけだったような気もする
ドラマ要素の強いストーリーも好きだし、
キャラ設定もキャスティングも、
どれも良かったな
ラストは色々考えられるけど、
みんな、元気でいてね
リアリティのある映像とお話
バイオレンス〜。
とはいえ序盤は普通に観れます少し退屈に感じるくらいでしたが、不穏な空気が流れ始めてからの突然なショック!わずかな眠気飛びました。
主演の北村さんは万能感ありますね、すごいです。助演の方々も華やかで贅沢な出し方でした。
映画館には基本癒されに行くけども今回はちょっと方向性が違ったかな?遅めの昼ごはんが親子丼セットしか食べれらなかった。
ラストシーンだけ気になった、いろいろ未解決な気がしてご想像にお任せしますシステム?
まあ、たまにはこういうのもいいかもという感じかな。
癒しは食後の作品に期待して。
tuki.さんのエンディングがきれいに響きました。
まっすぐ生きづらい世の中ですよね。自であっても他であっても。
10代のアーティストにラストを任せたのは強いメッセージを感じざるを得ません。
愚か者…の身分…
希望の光が生きてゆく支えに変わりゆく。
今年観た映画でどれよりもグロくて吐き気がする作品でした。
スプラッターとか脳みそグチャとかはらわたがーではありません。ちょっとだけそんな描写がありましたが、それよりもはるかに上回る気持ち悪さが反社や暴力団くずれの奴等が人の弱みを握りあっさり使い捨て金を得る。ただただ金を得るだけの欲にまみれているのがキツかったです。
タイトルの『愚か者』よりも『身分』というワードがかなり引っ掛かりました。
作品の中でいろんな理由があるなしに若者が居場所を求め行き着いたノワール世界。
底なし沼に時間をかけて沈んでいきます。
3人の視点から描かれた作品ですが自分よりも後からハマった若者にまだ僅かに残っていた良心が小さく囁くのが耳の奥に残って離れません。
そして成り行きに身を任せ突っ走ります。
得たもの失ったものはそれぞれ大きかったんですが1番の収穫は希望でした。
この作品を観て知らなくていい世界が存在し踏み入ってはいけない事を知らしめてくれています。
手のひらの小さな画面や大きいスクリーンの向こう側の別世界ではありません。
奴等は身近にいるんです。暴力団やらトクリュウやらといろいろと名を変え手口を変えて私たちの世界に潜んでいるんです。
若者の小さな声なき声を拾い耳を傾け手を差し伸べるそんな運動が、未来を希望で溢れるひかり輝く世界へとなるのです。
キラキラ音楽
使わないで!と思っていたが、あのエンディングならやむを得ないか・・せめてカラコンを蹴飛ばす辺りは無音位が良かった。
煮付けの目玉の下りから嫌な予感がしていたが。
山梨の病院、金歯怖い。女がチクッたのかと思ったらバックアップ・・ますます怖ろしい。
後輩くんは子犬の様な眼差し。
示唆的なタイトルだなー、と思ったら、実はそのまんまの内容だった、という一作
主人公の二人、タクヤ(北村匠海)とマモル(林裕太)は、戸籍売買などの犯罪に手を染めつつどん底からはい出そうとするものの、組織の上層部からはしょせん使い捨て要員のような扱いしか受けておらず、最初から破滅の予感しかしません。
タイトルの「身分」って、タクヤとマモルが置かれた状況についての比喩表現なのかな、と思っていたら、彼らが手を染める戸籍売買という手法を通じて、全編にわたって「社会的な身分を失うとどういうことになるのか」「新しい身分を手に入れるとはどういうことなのか/それで何が変わるのか」を描いていきます。つまりタイトルそのまんまの映画だったのです。
タクヤとマモルを取り囲むヒリヒリとするような状況を描いていく序盤から中盤にかけての描写が秀逸。合間に差しはさまれる回想場面は、単に二人の人物像を掘り下げるだけでなく、映画的な仕掛けともつながっています。例えばタクヤとマモルが食卓を囲む場面。ここでの情感演出、そして作劇的な使い方はとても巧みです。裏返して言えば、衝撃的な転換点を経ての中盤にかけては、追いつ追われつの緊張感は高まりつつもディテールの面白さがやや陰りを見せ、、おさまりの良い着地点に向けていろいろ端折ったような粗さが目立っています。
特に希沙良(山下美月)や由衣夏(木南晴夏)といった重要な女性のサブキャラクターの扱いがちょっとおざなりだったのが気になるところ。永田琴監督のこれまでの作品を踏まえると、この点こそ力入れて描きそうなもんだけど…。
北村匠海も林裕太も、そして綾野剛も、犯罪に手を染めないと生きていけない男たちの悲哀をそれぞれの演技で表現しており、彼らのファンなら見て損はないはず。ただし北村匠海のファンは中盤で「え”!(絶句)」となるかも。原作を読んでなければなおさら。
愚か者に身分などない
半グレ集団や詐欺集団が関わる映画は胸くそ悪くなること多いのであまり好きではない。だがこの映画は北村匠海(あんぱんで評価アップ)や綾野剛(カラオケ行こ!で新境地)も出てるし、公開後かなり評価も高いので観ることにした。映画はマモル、タクヤ、梶谷の順にそれぞれの視点での章に分かれ、物語を繋ぎ合わせていくのでの細かい場面も含め全体像が容易に把握できるようになっている。それぞれの堕ちていく事情も出てくるし、タクヤとマモル、タクヤと梶谷の関係がかけがえの無いもののような気にもなる。そもそも日本は貧困層が拡大し、マトモに生きていくことすら諦め、それを言い訳に犯罪に手を染めてしまう人間はいる。だが、やっぱりどんな事情が有ろうとも悪の片棒(戸籍の売買も世の中に渦巻くあらゆる詐欺も)を担いだ瞬間、そいつは、もはや人間ではない。タクヤはこの世界から抜け出しかったんだろうが、ハメられてしまい両眼を奪われてしまう。因果応報とはこう言うことだ。悲惨な画像だったが、同情はしない。今、悪に引き込まれそうになってる人は是非、このような映画を観るべきと思う。きっと立ち止まることはできるから、、。
タクヤがマモルに託した金だが、正しく使えば人間に戻れる可能性はある。奇跡は信じたい。
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