劇場公開日 2025年10月24日

愚か者の身分のレビュー・感想・評価

全313件中、201~220件目を表示

5.0想像を絶する映画

2025年10月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

役者陣の目にまず惹き込まれる。一人ひとりの所作が美しい。闇ビジネスに手を染める若者達。
彼らを巡る容赦ないストーリー展開から目が離せない。目を覆いたいシーンもあるが、光の筋が見えるので救われる。もう一度、ディティールの確認に観に行きたい。

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Kick

4.0新しい日本映画

2025年10月27日
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鑑賞方法:映画館

どうしても現金を必要とする人、現状から逃げ出したい人達が陥る先は、裏社会。しかし、そこにも序列があり役割があり、新しく裏社会に入ったら底辺から這い上がるしかない。しかし、その内に自身も食い物にされかねない事に気付き抜け出そうとするが時既に遅し…

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Cabe

4.0林裕太が素晴らしい!

2025年10月27日
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鑑賞方法:映画館

北村匠海、綾野剛、矢本悠馬が上手いのは十分知っている。
しかし、初見だった林裕太の小僧っぷり~その無邪気さと痛々しさが、ものすごく良かった。
この作品の主役は、北村匠海じゃなくて間違いなく彼だとしか思えない。
そう評価されても、北村は意に介さずに「その通りです」と言いそうだ。まさに兄貴分の優しい眼差しで。
今後が楽しみな俳優である。

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LukeRacewalker

5.0彼らが生きた証が、そこにはある

2025年10月27日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

驚く

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マルホランド

4.0めっちゃ良かった…! 内容はヘビーだし、グロ耐性ない人は要注意なシ...

2025年10月27日
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鑑賞方法:映画館

めっちゃ良かった…!
内容はヘビーだし、グロ耐性ない人は要注意なショッキングな描写もあるし、気軽におすすめはしづらいけど、最近観た映画の中では私は一番好きかもしれない。

俳優陣の演技が切実でなんかもう本当にグッときてしまうし、これは遠い世界で起きてることではなく現実と地続きの出来事なんだと思わされた。
確かに彼らは愚か者だけど、自業自得という言葉だけでは片付けられないな…

映画としても、あぁ…いいシーンだなぁ…と印象に残るシーンがいくつもあって、見終わったあともしばらく余韻を噛み締めてた。

個人的にはできれば映画を観て幸せな気持ちになりたい方なので、普段ノワール映画は好んでは観ないけど、これはじんわりとした温かみがあるというか人間味を感じられて鑑賞後感が良かった…
でもやっぱりやるせない気持ちにはなる。

当たり前のようななんでもない日常の一瞬がどんなに幸せか身に染みる。

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るか吉

4.5北村くんの演技のすごさを感じる映画。

2025年10月27日
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鑑賞方法:映画館

怖い

驚く

ドキドキ

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みったん

4.5ずっと"胸が苦しい"....

2025年10月27日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

自分たちが行きたくて、選んだ場所じゃない。
そこがどんな場所でも、もがいて、足掻いて、生きていくしかない。
嫌な世界から、抜け出したくても、抜け出せない不条理さ。社会の理不尽さ。とても辛い....
そんな辛い環境の中にある、幸せになって欲しいという気持ち。幸せになって欲しいという気持ちが生み出す"人の優しさ"
お互いがお互いのことを思い合うからこそ、生まれるもの。
あらすじからは、想像もできない"思いやり"の素晴らしさ、それを感じられる作品。

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けちゃっぷ

1.5チラシやポスターには誇張があります

2025年10月27日
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鑑賞方法:映画館

怖い

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ねこたま

5.0現代社会の

2025年10月27日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

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コタロー

4.0胸が苦しい

2025年10月27日
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鑑賞方法:映画館

胸が苦しい。胸が苦しいけど、人の優しさが伝わる映画。どうしようもなくても、どうしようもない時にあなたの人柄で優しさの輪が広がる。
でも、陥れる汚い人間もいっぱいいる。腐らず生きたい。そんな映画。

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ぬーんっ

3.5エグい、切ない、キャスティングいい

2025年10月27日
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まったくどんな話か知らなかったが想像以上にエグくて怖い。北野武の映画は映画的に怖面白いのだけど、これは映画的かどうかはわからないが何がどうなるか不明なところもあって油断できず、その緊張が最後まで持続する。原作に近いのだろうか。

また、キャスティングが素晴らしい。好きな役者が一斉に集まってる感じで、北村匠海は役的にもドンピシャ。しかし本当に器用な役者だな。綾野剛は『横道世之介』辺りの新鮮さがある。綾野剛は男友達(特に後輩)と戯れるのがいいのがよくわかった。林裕太はもらわれてきた子犬のようでほんとかわいいし。あと敢えて言わぬがおじさま方がとてもいい。ロケーションも新宿でよくぞ、というところで踏ん張っている。

ただ、同じネタ&原作を、欲を言えば、、若き日のスコセッシみたいなのが撮ってたらな、とかを思ったりしてしまうが、でも永田監督ならではのウェットというか、情緒というか叙情というか、橋からみえる川に捨てられた自転車とシャツ、見下ろしてる男の背後の光と風(ラストカットにも繋がる)、この辺が日本人のドラマとして良かった。

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ONI

4.0新宿の半グレ集団の末端員達の姿を3者の視点で描いていく。助け合う関...

2025年10月27日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

新宿の半グレ集団の末端員達の姿を3者の視点で描いていく。助け合う関係と利用する関係。裏切りに巻き込まれ狙われる立場となり、追われる姿が描かれている。3つのストーリーに分けられたことで緊迫感があおられたまらない映画になっている。

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ショカタロウ

5.0良い意味で、

2025年10月27日
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たいやき

4.0良かった!弟想いだった兄と、兄の暴力受けて育った弟。三人の生き様にエール!

2025年10月26日
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怖い

興奮

幸せ

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The silk sky

4.0身分相応な幸福感度が必須。

2025年10月26日
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Daichi Kitakata

4.0思ってたより怖かった

2025年10月26日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

驚く

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ケイさん

4.03人の男を通してみる裏社会の深み

2025年10月26日
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泣ける

怖い

驚く

ある男を中心に裏社会の戸籍売買の実態を3人の男の視点で描かれるんだけど、一切の慈悲が存在しない裏社会の中でも彼らの内にある良心によって、そこから抜け出そうと足掻く姿に不器用で不様ながらも微々たる救いがあり最後にはホッとさせられる作品だった😊

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シャルコー_Charcot

4.0世界が一番共感するのが中国人夫婦

2025年10月26日
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グローバルスタンダード。
金が最高価値、命も痛みも可哀想も優しさも金に劣る。

知らないのは日本人だけ。

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かな

4.0綾野剛さんの雄弁な背中

2025年10月26日
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グレシャムの法則

4.0怖さが良く伝わって来る

2025年10月26日
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怖い

予告編から楽しい作品ではないことは予想できたが、キャスティングに期待して観賞。

【物語】
闇ビジネスで生活しているタクヤ(北村匠海)と弟分のマモル(林裕太)。彼らの仕事はSNSを使って生活に困窮し、現在身の上に絶望している男を探し出し、戸籍売却を持ちかけて買い取り、他人の戸籍が欲しい人間に高値で売り付ける商売だった。

そんな世界に暮らしながらもごく普通の若者である二人はいつかそこから抜け出したいと思っていた。あるとき、自分を闇ビジネスの世界に誘った兄貴分の梶谷(綾野剛)の力を借りて、タクヤはその世界からの脱出を実行に移そうとしていたが・・・

【感想】
予告編から想像した以上に怖い作品だった。

まず、脚本が良く出来ている。構成、ストーリー展開、会話に破綻が無く自然。闇社会がリアルに感じられたし、だからこそ中盤の“怖いシーン”がビシビシ伝わって来た。

役者もいい。
北村匠海、綾野剛は期待通りというところだがマモル役の林裕太も良かった。 (記憶の中では)初めて観た役者だが、ブレイク前の菅田将暉を“そこのみにて光輝く”で観たときのことを思い出した。このときの菅田は主人公演じる綾野剛を兄貴分として慕う“愚か者”だったのだけど、そのリアルさに感心し、印象に残った。それに近いものが有った。

ただ、本作の唯一の不満はタクヤが負った“怪我”のその後の扱い、そこだけはリアリティーを欠いた。あの“怪我”が素人手当で済むわけがない。あそこだけは筋書きをひと工夫して欲しかった。この手の作品だと信頼できる闇医者に担ぎ込むのが常套手段だが、ありきたりでもその方がずっとリアリティーを確保できた。

全体としては、刺さるものがあり良かったと思う。
今どきの闇バイトに興味を持ってしまった若者に、この世界に落ちてしまう前に観て欲しい作品。

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泣き虫オヤジ