劇場公開日 2025年10月24日

「光と影」愚か者の身分 るんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 光と影

2025年11月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

明るくみえて、光が強いところほど
その裏の影の部分はまっくろ、、、

歌舞伎町のネオン、光や音の明るさとは裏腹に、
闇社会は本当にすぐそばにある怖さ

そんなふうに感じました。

タクヤやマモルそして梶谷や希沙良も
やっていることは立派な犯罪。

だけど人を騙すためにするというよりも、
生きるために、お金のために、
気づいたら大きな力に巻き込まれる形で犯罪に加担している、。

タクヤやマモルの生きる環境は自分とは違うのに、
それが痛いほどよく分かる、すごく説得力のある映画でした。

いや〜しんどかった。

暴力シーンや怖いシーンが苦手な私は正直観れないシーンもありましたが、
それ以上に、同じ時代に生きる、同世代の若者が
光の影でこんな風に生きてる様を見て、感じて
ズドーンと衝撃を受けました。

また、お金ってなんなんだろうと考えるきっかけになりました。

「お金を持っていないと人権がない」
そんな世界があってはならないのに、存在してしまう現代に問題提起を投げかけていると思います。

観れて、よかったです!!!

るん
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