「光と影」愚か者の身分 るんさんの映画レビュー(感想・評価)
光と影
明るくみえて、光が強いところほど
その裏の影の部分はまっくろ、、、
歌舞伎町のネオン、光や音の明るさとは裏腹に、
闇社会は本当にすぐそばにある怖さ
そんなふうに感じました。
タクヤやマモルそして梶谷や希沙良も
やっていることは立派な犯罪。
だけど人を騙すためにするというよりも、
生きるために、お金のために、
気づいたら大きな力に巻き込まれる形で犯罪に加担している、。
タクヤやマモルの生きる環境は自分とは違うのに、
それが痛いほどよく分かる、すごく説得力のある映画でした。
いや〜しんどかった。
暴力シーンや怖いシーンが苦手な私は正直観れないシーンもありましたが、
それ以上に、同じ時代に生きる、同世代の若者が
光の影でこんな風に生きてる様を見て、感じて
ズドーンと衝撃を受けました。
また、お金ってなんなんだろうと考えるきっかけになりました。
「お金を持っていないと人権がない」
そんな世界があってはならないのに、存在してしまう現代に問題提起を投げかけていると思います。
観れて、よかったです!!!
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