「国宝に次ぐ第2位は、爆弾を上回ってこの作品。」愚か者の身分 よぴこねこさんの映画レビュー(感想・評価)
国宝に次ぐ第2位は、爆弾を上回ってこの作品。
闇社会のストーリーだけど、生活感とリアリティーかあり、彼らも同じ人間だと感じた。
どういう経緯で闇ビジネスに手を染める事になったのか、児童虐待が増加する一方の、今の世の中と照らし合わせても、実際にある一定数存在するケースだと思った。
ろくに学校にも通えず漢字も読めず、食事も最低限の衛生環境も整ってない子供時代や学生時代を過ごした、その結果仕事も選べない、もっと政府が関心をもって知るべき現状。
俳優についていえば、北村匠海演じるタクヤには、実際に居そうなリアリティーがあり、演じ過ぎないバランスも良かったと思う。
綾野剛は、終盤に向かうにつれての心の葛藤か伝わる演技が良かった。
一緒になって、え?どうしよう、とか、いゃいゃムリムリ!!って思って観るくらい。
林裕太演じるマモルも、本来は純朴なタイプなんだろうなと思わせる人物像が出てて、こちらもまた良かったと思う。
今年のMVPは、稽古が大変だった「国宝」であるのはもう変わらないけど、今年、邦画大豊作の中にあっての、この作品が第2位かなと。大健闘の作品。
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ひなさんのコメント
2025年11月13日
よぴこねこさま、初めまして🙂
私も『愚か者の身分』は、邦画大豊作の今年のベスト3に入る作品です。
『国宝』はもう今年というより、歴代の日本映画を代表する作品になりました。
『愚か者』の原作者は初号試写を観て、「3人は誰も死んでいないので彼らの未来を書きたくなった」と、続編「愚か者の疾走」が今週出版されました🫡
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