劇場公開日 2025年10月24日

「「半グレ、反社等にかかわると主人公のようになります!」全国の中学校で上映するべき!」愚か者の身分 pinkarataisoさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 「半グレ、反社等にかかわると主人公のようになります!」全国の中学校で上映するべき!

2025年11月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

8時30分という早い上映時間にかかわらず客席は半分埋まっており、評価の高さがうかがわれる。
主演が北村匠海で脚本が向井康介 で現代の闇ビジネスが題材なのも「黒い夏」と同じ。
しかし空気感はかなり違う。あちらはドライでシニカルだったのに対して、こちらはかなり主人公たちに感情移入させるつくりになっている。

リアルな裏社会ものというより青春サスペンス。謎が徐々に明かされていく作りは良い。
自分が薄情な人間だからそう思うのかもしれないが、主人公たちみんな良い奴すぎないか?もう少しクズな面を映してくれた方がリアル感でたかも。

戸籍売買ビジネスも売った側が戸籍を使えなくなる理由が説明されてないため「これビジネスとして成り立つのか?」と気になった。帰ってから調べたところ原作ではちゃんと説明されているらしい。読んでみようかなと思った。

pinkarataiso
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