「青春描写がしっかりしている」愚か者の身分 タブローさんの映画レビュー(感想・評価)
青春描写がしっかりしている
主人公たちの生きる世界は闇がかなり深いものであるが、その一方、兄弟のようにつるんでいる彼らの描写が切なくも美しい映画だった。
冒頭の川に反射している光が画面に映り会話だけが聞こえてくるシーンを見て、この映画多分良い映画だな、と予期したがその通りだった。
特に青春描写が胸に刺さるものがあり、新宿がすごくキラキラして見えた。闇社会とのコントラストが効いているため、かなり刹那主義的。
後半の逃走劇と兄貴分である梶谷の葛藤や決断も胸が熱くなる展開だった。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
