「中々きついけど面白い話」愚か者の身分 ひぐらし2(ひぐらしから引継ぎ)さんの映画レビュー(感想・評価)
中々きついけど面白い話
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北村匠海の最近作の「悪い夏」では生活保護担当の市役所職員役で辛い境遇の市民に対応する側で、今回は様々な境遇でハングレにならざるを得なかった若者側でとんでもない目に合う側で、演じていて感情移入してしまうと辛いだろうなと、役者仕事は大変だなと思った。3人の主人公の各々のパートに分かれ、同じシーンをそれぞれの立場で観客が追体験できるのがすごかった。ハードで救いのないシチュエーションなのだが、視聴後の突き抜けた感じは爽快でもあった。何か、ショーシャンクの空に、の視聴後感と同じようなものを感じた。この三連休で「火の華」「爆弾」と本作と連日観て、いずれも当たりだった。個人的には、このサイトで4点以上のものは、安定してはずれなしという実感がある。
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