劇場公開日 2025年10月24日

「余韻がかなり後を引く」愚か者の身分 ちゃんこさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 余韻がかなり後を引く

2025年11月1日
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鑑賞方法:映画館

物語の緊張感と人間の温度が、最後まで絶妙なバランスで保たれていた。
どの瞬間も息を詰めるような密度がありながら、ふとした表情や沈黙に人間味が滲む。

北村匠海さんは、感情を直接語らずとも深く響かせる存在感で、物語を支える核のようだった。
そして他のキャストもそれぞれの立場からリアリティを持ち寄り、全員が一つの世界を生きていた。

誰かの感情が他の誰かに波及していく、その連鎖が美しく、痛いほど真実味がある。
俳優陣の演技が織りなす人間ドラマとして、非常に完成度の高い作品だった。

ちゃんこ
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