「中盤の出来事が衝撃的過ぎて・・・」愚か者の身分 零零2015さんの映画レビュー(感想・評価)
中盤の出来事が衝撃的過ぎて・・・
非常に面白い映画でした。最後まで退屈しません。
3人の登場人物のそれぞれの視点で3幕展開も良かったです。
物語がリンクした時、謎の気持ち良さを感じます。
しかし、中盤、主要人物が悲惨な目に合う展開に、衝撃を受け過ぎてしまい、そこから後のストーリーをよく思い出せません。
部屋の中までは耐えられましたが、車の中でのあの絶望感・・・
残酷な描写や悲惨な展開にはある程度慣れているつもりでしたが、本作の描写はかなりメンタルに来ました。あのまま目覚めない方がどんなに良かったか。
終盤、悪に手を染めてしまった者が、温かい善意を示すところもありましたが、鑑賞中ずっとメンタルをやられていた影響であまり感動できませんでした。
あの衝撃の展開に慣れてから、改めて見直すと、後半部分が楽しめるかもしれません。
個人的に、この映画で綾野剛への好感度が上がりました。
共感ありがとうございます。
アジの腹の中、逃げ切れた感、ちょっと都合良過ぎだろ!と思ってましたが、あの二人は逮捕された方がびくびくせずに済むのかもしれませんね。後輩くんはこれからがキツイのかも。
共感ありがとうございます!
中盤のグロいシーンは、メンタルの弱い人にはキツかったと思いますが、そこから目玉を失って一番ひどい目に遭ったタクヤの静かな復讐劇が始まったあたりから、三人のわずかながらに明るい未来が見えてきた感じに話が進んで、チョットだけ救われた気分になりました。
最後のシーンで金と偽造免許はあるものの、居場所を失ったタクヤが橋から川面を眺めるシーンが、タクヤと一緒に橋の上でふざけ合っていた冒頭シーンと重なって切なくなりました。
零零2015さま
共感ありがとうございます🙂
グロ耐性ゼロの私がギリOKだったのは、女性監督の母性のような包容力を感じたからだと思いました。
最後の刑事がパパ活焼肉の囮捜査官だったのは、最高の伏線回収でした。
「賢者の贈り物」のようなラストと、エンディングの「人間讃歌」に泣きました🥲



