「ヤクザ、半グレ、闇バイト」愚か者の身分 つもろう☆さんの映画レビュー(感想・評価)
ヤクザ、半グレ、闇バイト
暴力的に悪い奴らもいれば、詐欺師的に悪い奴らもいる。また、その手先として、指示されるがままに悪事を働く若者も多数。裏社会に生きている人達って、想像を遥かに超えてたくさん居るんだろうな。
また、そんな裏社会を利用する側の連中。戸籍売買、臓器売買、人体実験、…ホントにありそう。
そう言えば、盗撮教師が苗字変えて教壇に立ってたニュース、最近あったなぁ。
主役の三人、良い人そうに見えたりするけど美化しすぎ。大概、悪い奴らであることは間違いない。足を洗おうとしたのではなく、ただ逃げただけ。組織から抜けられても、裏社会からは抜けるのは難しいでしょう。なんか、ハッピーエンドの無い、救いようの無いドラマ。課題提起だけで、希望が見えてこないのが辛い。
しかし、悪=裏社会かと言えばそうでもない。全ての人間が多少なりとも悪を抱えて生きている。また悪の概念は人により異なる場合もあり、他者にとっては善ともなり得る。そう考えると、社会を裏・表で表現すること自体意味が無いかも。「愚か者の身分」って、まともに生きたくてもそう生きられない立場、ってこと? となると「まとも」って何やねん、と思ってしまう。
と言うことで、この映画で得た教訓は「人は目ン玉くり抜いても生きていける」ってことくらい。但し、感染症の危険は高そうですね。
…すみません、キャストは素晴らしいのですが、内容が好みの映画ではありませんでした。
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