「胸が苦しく、余韻が長引く…。目ん玉の件、病院が先では?」愚か者の身分 MiMaさんの映画レビュー(感想・評価)
胸が苦しく、余韻が長引く…。目ん玉の件、病院が先では?
闇の世界の中で生きざるを得なかった若者たちが、それでも「生き直す」道を探そうとする映画です。
作品にはとても厳しい描写も多く、正直、私は観ていて胸が苦しくなる場面もありました。現実の重さや、人の弱さがあまりにも生々しくて、少ししんどかったです。
それでも、登場人物たちが見せるささやかな優しさや、誰かを思う気持ちには救われる瞬間がありました。
闇の中にいても、わずかに差し込む光を信じたい-そんな想いが静かに心に残ります。
決して軽い気持ちでは観られない作品ですが、だからこそ、人が愚かであることの中にも希望を見つけられるような、深い余韻のある映画でした。
観終えたあと、描写の気持ち悪さを引きずりつつ、自分の中の「弱さ」や「優しさ」について、そっと考えさせてくれる一作です。
目ん玉の件。病院に先に行ってほしいものです…。
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