劇場公開日 2025年10月24日

「今年最高!いい作品でした。」愚か者の身分 こしひかりさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 今年最高!いい作品でした。

2025年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

グロいのはほんとに苦手。ダメ!
松坂桃李が出てても『孤高の血2』は無念の退場となるくらい。
グロいシーンは好みでない。無理!

それでも北村匠海そして綾野剛が出演となれば観ないわけにはいかない。
ええ鑑賞の、決めては好きな役者さんから選ぶことが多い。

どこかで衝撃的なシーンが出てくるのだろうとわかっている。覚悟してそのシーンを迎え撃つことにした。

!!!!!

こ、ここかっ!
一瞬目を閉じたと思う。

すぐに見送れた。

いや
そんな衝撃的なシーンやら
こんなの、あり?て小さいことにツッコミたいことは気にならない。
敵役も笑えるほど怖い。
逆に
それはエンターテイメント!
この映画のキャッチーな1シーンなだけであって
そこにとらわれることはない。

伏線もいい。

生まれ育った環境により
どんどん落ちていく怖さ。
闇の世界は怖くて

せつなくて苦しい。実につらい。

でも
3人のそれぞれの関わり方の
シーンひとつひとつが
優しい。

カジタニと天然の彼女との会話も
最後まで優しい。

優しいから救われる。
それが唯一の救い。

さて
タイトルの身分て なんなのでしょう。

まだまだ
このあと、、どうなるの

あのショッキングシーンをまた見送ってでも
伏線回収をおさらいしたくて
再鑑賞しようと思っていたら

どなたかのレビューにもありましたが
私の地方では
『国宝』はまだまだロングランで上映中なのに
すでに
こちらの作品は1日一回の上映となっていた。

もっとみなさんに観てほしかった。
R12指定でそれは厳しそうなのかもしれない。

綾野剛の演技はもちろんハマりで抜群です!
かっこいい!!
『でっちあげ』の教師やまたまたヤクザの『カラオケ行こっ』のコミカルな演技も素晴らしかったけど。

しかし
NHK朝ドラ『あんぱん』のたかし役を演じ9月に最終回を終えたばかりの
北村匠海はますますいい役者さんになってきたのだと確信します。
代表作となったキミスイや東京リベンジャーズの、少し頼りなさげな少年の役から

最近はサイコな犯人役なども、、。
彼の魅力は目力ですよね。

3人が韓国映画祭最優秀俳優賞を受賞したことはすごく嬉しい。

今年の国内では
おそらく『国宝』が本命で
あれだけの興行収益があれば映画界に貢献していれば
敵わないですよね。

コメントする
こしひかり
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。