「エッシャーの無限階段」愚か者の身分 邦画好きさんの映画レビュー(感想・評価)
エッシャーの無限階段
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物語の中盤で北村匠海演じるタクヤが新しいTシャツに着替えますが、その絵柄が「だまし絵」(実はだまし絵ではありませんが)エッシャーのもので「描く手」と通称「無限階段」でした。監督の発注か、衣装さんのセンスかわかりませんが、このドラマのオチを予感させるものでした。こんな半グレ生活から抜け出すのはめちゃ難しいし、まさに「無限」なのかもしれません。
3人の主人公が前半中盤後半をそれぞれ演じ、その都度場面はそれぞれの立場で違う角度で見せられるのが面白かったです。
ある種のハッピーエンドでしょうが悪いことは悪いこととして、物語のエンドクレジット以降を我々に想像させる演出はなかなか潔かったです。
で、一番良かったのは私自身が大阪人ってこともあって豊中市出身の木南晴夏のネイティブな大阪弁であったことは秘密です(笑)
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ひなさんのコメント
2025年10月29日
邦画好きさま、初めまして🙂
フォローさせていただきました。
最後の刑事がパパ活焼肉の囮捜査官だったのは、最高の伏線回収でした。
「賢者の贈り物」のようなラストと、エンディングの「人間讃歌」に泣きました🥲
原作は3人の3年後を書いた続編「愚か者の疾走」が、11月11日に出版されます🫡


