「暗気…いや、儚気」愚か者の身分 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
暗気…いや、儚気
半グレの手先で戸籍売買をしているタクヤと、その弟分のマモルが内輪のトラブルに巻き込まれる話。
「柿崎マモル」のパートで、神田川でじゃれるタクヤとマモルから、お仕事の様子をみせ始まって行く。
所謂そういう世界で生きてはいるけれど、愉しげな様子の2人と協力者の希沙良…と思っていたら、明日タクヤと会うなって?
どうも胡散臭さを匂わせつつも、ちょっと衝撃的な自体に陥って…。
「柿崎マモル」とほぼ同じ時系列をタクヤ視点からみせる「松本タクヤ」パートで答え合わせしてなるほどね…やっぱり胡散臭さ満載ですねあの男(´・ω・`)
そして「梶谷剣士」パートてその後をみせていき、まあもともとがろくでもないヤツらではあるものの、結構エグいしやり切れなさもあって良い感じ。
そのエグさの割には救われる様な感じもあったけれど…そこでマークX出すならもう一声欲しくなるし、それをみせないなら中途半端に出さなきゃ良いのに。
ということで、少々物足りないぐらいのラストに、更にモヤっとが追加されてしまった様な感じ。
面白かったんだけどな…。
マーク✕って内藤病院の事ですよね。どんな医師が居るのか?と不安になりました。
カーペンターにも病院舞台のがありましたが(未見)変な方向に行きそうですし、何より北村くんがヤヴァい。
共感ありがとうございます!
続編期待という訳ではないのですが、同じ「愚か者」としての、ジョージや佐藤や海塚目線の物語も観たいと思いました。連中だって何らかのリスクを背負わなければ闇の頂上に立てないわけで、若者を闇落ちさせないための指針になると思ったからです。
Bacchusさま
共感ありがとうございます🙂
最後の刑事がパパ活焼肉の囮捜査官だったのは、最高の伏線回収でした。
「賢者の贈り物」のようなラストと、エンディングの「人間讃歌」に泣きました🥲



