「灰色は黒、黒から白へと。」愚か者の身分 SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
灰色は黒、黒から白へと。
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戸籍売買をして生計を立てる松本タクヤと後輩・柿崎マモル、闇ビジネスを始める切っ掛けとなった兄貴的存在の梶谷剣士達に起こる話。
組織の男・佐藤から持ち掛けられた話に乗った事で始まる3人それぞれに起こる厄介な事をマモル、タクヤ、梶谷の順視点で見せてく。
本作を観て残ったのは「後輩思いの先輩」と「後輩へとる決断」ですかね。タクヤからマモル、梶谷からタクヤへと。
作品としては面白いけれどイヤな気持ち悪さみたいなものが終始あり、組織の面倒な沼へはまってく…、話を持ち掛けた奴の裏切り…、逃げたはいいがどうなる…?みたいな。
タクヤから見てマモルは後輩ではなく弟だったんでしょうね。鯵の煮魚を美味そうに食べる梶谷の言葉を聞いて「マモルにも食わせてえな」と言いながら涙するタクヤの姿には涙。
少し重たい空気の中で見せる本作だったけれど面白かった。
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