恋に至る病のレビュー・感想・評価
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引き込まれる。映画で新しい刺激が欲しい方におすすめ。
サスペンス要素多めのラブストーリーです。
個人的には観終わった後、すごく満足感ある作品だと思いました。余韻が凄かったです。不思議な感覚になります。
そして、何もかも忘れ、顔が熱くなるほど映画に集中してしまいました。
とにかく主演2人のお芝居、特に瞳が印象的ですごく引き込まれました。長尾さん、山田さんの外見、空気感が、私の想像していた宮嶺と景でした。キャスティングは天才的だと思います。
ただ、作品自体は原作とは違うなという感じです。難しかったです。
しかし、観客を物語に引き込む力や、原作の不思議な、唯一無二な空気感は伝わってきて、映画は映画でとても良かったなと思います。
環境、雰囲気、空気感が伝わりやすいように、長回しやロングショットを多く用いて、構図に工夫されているのかなと感じました。
また、観終わった後の余韻も含めての「恋に至る病」なのかなと思います。
原作ファンの方は確かに思うところはあるかもですが、映画として観たら「あり」だと思いますよ。原作が好きで期待してたらがっかりはすると思いますが。
未読の方も、既に読んだ方も、この独特な空気感の映画、ハマる方いらっしゃると思います。
私は原作や斜線堂さん作品のファンでもありますが、個人的に、あの量の小説を映画で再現するのはかなり削られて当然なので、大きく期待はせず、ほぼ別物として鑑賞していたのもあり、より良かったし楽しめたのかなとも思います。
何から語ろうか、、とりあえずまた観に行って、また考察しようと思います。
長々とすみません。おすすめは出来ます!!!少しでも気になったら観るべきだと思います!!!
観た人の数だけ感想が生まれる、あまり観たことないような独特な空気感の映画です。
新たなジャンルだなと思いました。
ぜひたくさんの方に、恋に至る病にかかっていただきたいです。
2人の雰囲気に呑み込まれた
すごく綺麗なローケーションと主演2人が作り出す空気感に気づいた引き込まれ呑み込まれていた。目の演技が光っていた。
観る人によってこれは純愛なのか洗脳なのかが変わるのは面白いなと思った。個人的には洗脳かな…
ラストシーンをみると監督的には純愛で描きたかったのかなと思ったりもしました。
ここからは下はマイナス意見です。
2人の演技も出演してる人たちの演技も良かっただけに脚本が残念すぎた。
小説を読んで無いと展開わけわからないと思うし小説を読んでから観た私でさえもあるなんでそうなる?みたいな場面があって本当にコレジャナイ感がすごかった残念すぎた楽しみにしてただけにショックすぎた実写化失敗って言われても仕方ないレベル。原作ファンの人は見ないことをおすすめする。
すべてがダメでした
純愛に変わった
たまたま映画を観る前にさっとパンフを読んで、特に監督の思いは映画を堪能しやすかたった。
自転車のシーンは景が洗脳を強化する手腕のようで、宮嶺の必死さに3回目にはすでに景は純愛に変わっていたのでは?
刺されてから、景は本当の気持ちを伝えられた気もする。
その後宮嶺は以前の内にこもった人格にもどったけど、消しゴムを見つけて、両想いの純愛だったとしったのでは?
今はそんな解釈です。
キャストの皆さん、演技が上手かった。
いろいろ解釈がわれる作品
原作未読既読でまず大きく別れます。
個人的には未読の方が映画として楽しめるかと。
読んでしまうと欲がでてきます。
考察系の作品好きなのでみててめちゃめちゃ考えました。
ただ考えさせすぎなところもあり……人を選ぶなと思いました。
純愛か、洗脳か、、
ラストシーンをどう捉えるか、景の心はどこにあったのか、本当に好きだったのか、本人にどこまで自覚があったのか、など考え出すと止まらなくて、オープンエンドの楽しさがあります。
自分なりの答えをさぐった後、この時、景はどういうつもりで…と振り返りながら何度か見たいと思います。
本当に見る人によって、捉え方が様々な映画なので、そこを楽しめる人か、明確な答えやメッセージを求める人かで評価が分かれるかと思います。個人的には、答えのない考察、こちら側の想像力や人間性によって同じ作品を見ても無限の答えがあるというところが刺さるタイプの人間なので、楽しめたし、好きです。
私の希望的観測で余白を埋めると
今回は"純愛"に辿り着いたけど
それは劇中での宮嶺も同じだったと思います。
リアルな世界は、自分の知り得ないことだらけで、相手の気持ちも、自分の目で見ていないことも、全て想像するしか無いし、何を信じるか、何を信じたいかによって、何もかも変わってしまう。自分の望む形で余白を補完してしまうのが人間なのだとしたら、ラストのあれすら…
宮嶺は、気付いていたけど
そう言うことにしたかったのかな
だから、あの行動に出て、あの判断をして…
あぁ、だからか…
でも、やっぱり、、、
考えれば考えるほど
キリがなくて、楽しいです。
純愛か、洗脳か、
原作読了時点では洗脳派。
というわけで、洗脳派目線で1回目鑑賞。
景のあの時のあの表情は…と気になる部分があり思わず2回目鑑賞。
宮嶺は彼なりの純度100%の純愛を貫いているんだろうな。
景は、もしかして、宮嶺に対しては純愛だったのかもしれない。
そう思いながら観ていたら最後に思わず涙がこぼれた。
杏奈ちゃんの演技が、ダークに寄り過ぎていなくて、純愛?洗脳?の間をうまく表現していて絶妙だった。きっと、もっとダークな景を演じることもできただろう。素人には、もっとサイコパスで洗脳しています!な表現の方が簡単に刺さるかもしれない。でもこれが、山田杏奈が捉えた世界に生きた寄河景なんだ。
杏奈ちゃんの演じる景に出会って、原作を読んで単純に「洗脳だ」と思い込んだ自分に反省している。
個人の願いとしては、ブルーモルフォの首謀者として景は多くの人を洗脳してきたのかもしれないけれど、宮嶺に対してだけは景なりの純愛があったのだと信じたい。
景を失ってもなお景への愛情を貫く宮嶺は、側から見ると洗脳されていた部分もあるのかもしれない。だけど、宮嶺にとっては真っ直ぐ過ぎるほどの純愛で。
その塩梅もまた絶妙だった長尾くん。
もう1度観たらまた違った解釈に出会うかもしれない。
1つの考えに縛られず、また新たな「恋に至る病」にかかるためにあと何回か映画館に通いたい。
余談ですが
主題歌が作品にマッチし過ぎていてとてもよかった。
曲が流れるタイミングも含めて自分の中では完璧だった。
ミステリーとしても、ラブストーリーとしても不完全燃焼で、「命を軽視し過ぎ」という不快感が残る
結果的に、主人公の周囲で、立て続けに5人(クラスメイトが関与していた殺人事件を含めると6人)の高校生が死亡するのだが、いくらなんでも現実味がないし、「命を軽視し過ぎ」ではないかという不快感が残った。
1人目のいじめっ子が転落死した直後に、主人公の彼女が「自分が犯人だ」と告白して、だったら、2人目のいじめっ子の溺死も彼女の仕業なのかと思っていると、これは、プレイヤーを自殺へと誘導するネットのゲームが原因であることが明らかになって、一体何の話なのかがさっぱり分からない。
あるいは、彼女が、校舎から飛び降りようとしている先輩を説得して、自殺を思いとどまらせたり、人権集会で自殺の防止を呼びかける演説を行ったりすると、益々何の話なのかが分からなくなってくる。
3人目の死亡者として、女子高生が投身自殺をするに至って、1人目の生徒が死亡した経緯と、それを裏で操っていたのが主人公の彼女であることが判明するのだが、彼女が犯人であることは、既に彼女自身が告白していたことなので、ミステリーとしての面白さや驚きは、少しも感じることができなかった。
終盤は、自殺に誘導するゲームによって再び投身自殺を図る先輩と、それを止めようとして先輩に刺されてしまう主人公の彼女の話になるのだが、「殺人鬼」だったはずの彼女が、いくら主人公に懇願されたからといって、周囲の目もないのに自殺を止めようとするのは、キャラクターにブレがあるとしか思えない。
そもそも、プレイヤーを自殺へと誘導するゲームは、「殺人鬼」としての彼女を描くに当たってのノイズにしかなっておらず、このゲームに関するエピソードは、そっくりそのまま無くてもよかったのではないかと思えてならない。
結局、彼女は、殺人がバレた時に、主人公を犯人に仕立てるために、主人公の恋心を利用したということなのだろうが、肝心要の、主人公と彼女のラブストーリーに、少しも「恋のときめき」が感じられなかったのは、致命的と言えるだろう。
ラストは、「恋」という形で洗脳された主人公の姿を描きたかったのかもしれないが、それにしても、「自分が彼女を殺した」という彼の主張は訳が分からず、まったく納得することができなかった。
さらに、刑事が、主人公の彼女のことを「モンスター」だと断定したことにも、素直に頷くことが難しかった。これは、前述のようなキャラクターのブレがあったからでもあるが、やはり、山田杏奈に、スクールカーストの頂点に君臨するようなカリスマ性と、相手の心を自在に操る「魔性の女」のイメージが欠けていたからであると考えざるを得ない。
現在の彼女は、素朴で天真爛漫なキャラクターを演じてこそ、輝くのでないかと思えるのである。
音楽を殆ど使わない演出が良。
主人公の後ろに座っている男子生徒の顔芸を始め、台詞がない時の登場人物たちの表情に矢鱈と惹かれました。
かなり含みのある顔をする人が多いので観ていて楽しんでしまいました。
多分、この映画が殆どBGMを使用していない事も画面に集中できた要因になっていて、出演者たちの表情に目がいったのかもしれません。
逆に主軸となる主人公2人の表情は変化に乏しくて、とても「恋愛映画」でよく目にする顔とは言えない表情をしていました。
また、随所で長回しなども多用していて、顔のアップが連発する他の「恋愛映画」とは確実に一線を画しています。
「恋愛映画」として少し異質な作品でした。
淡々とした描写が多く、主軸になる2人は表情人乏しい。
それでも「恋愛」が中心になっている不思議な作品。
「恋愛映画」を敬遠しがちな者でも鑑賞可能な作品ですので興味のある方は是非!
ただのラブストーリーとは違う
洗脳か純愛かって話だったけど、純愛なんじゃないかと思う
宮嶺に出会ったことで景のスイッチが入っちゃったみたいなとこある
二度目の先輩の自殺を止めてほしいってお願い聞いたとこや最後の方の自転車でモノレール追いかける宮嶺を見る景の目は色んな感情が混じった複雑な表情をしてた
最後消しゴムが出てきて景が微笑むあれは宮嶺の幻覚だけどきっとそういう事なのかな?
それともやっぱそう思い込ませる洗脳なのか
難しい
長尾くんはやっぱりこういう演技が上手い
本領発揮してた
ただ今までの大人しいみたいな役とは違う感じ
今回も目の演技が素晴らしかった
ガヴァ
分からなくて、もどかしい
原作も読了し、どのようなストーリーになっているんだろうと、ドキドキとソワソワで鑑賞しました。
原作とは違う展開にはなっているけれど、読んでいるときと同じような、得体の知れない違和感がそこかしこに散らばっている感じがするのに、掴めない。そんな映画でした。
人間の心って難しい、し、感情は一つではないが故に読めない、分からない、知りたい、でも分からないをループする物語で、きっと何回見ても完全に理解することは難しいけれど、それでも理解したいからまた観に行くんだろうなと思います。
純愛、だと信じたいなあ。
最近の若い連中は理解出来ない。
モンスターラブストーリー
ピュアなラブストーリーではなかった。
ちょっとスリラー的な要素があって。
イジメはあるし、死人は出るし、サイコ?って思わせるし。
結局これはラブストーリーだったのか?
夜逃げのように引越ししたって事は彼女は亡くなったんだね。しまいには彼も様子がおかしくなってるし。
やっぱりちょっと怖い映画だ。
全142件中、121~140件目を表示
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