恋に至る病のレビュー・感想・評価
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主演2人の演技に引き込まれる
純愛か洗脳か
何を考えてるか
どっちとも取れるような、真意が分からないような、考察したくなる映画。
観た方に委ねるような見せ方をするのは難しいけど主演の長尾謙杜さん、山田杏奈さんの演技、特に目の演技が素晴らしく引き込まれました。
ただ原作を読んだ時に感じた景の恐ろしさや流される人たちの仕組みをもう少し映画でも見せてくれたら嬉しいなと感じたので★4としました。
長尾謙杜さん、山田杏奈さんは陰を見せるのが抜群に上手い、これからも活躍を期待しています。
後からじわじわくる作品
面白い映画でした
冒頭は主人公の何気ない学生生活から始まり、段々と不思議な出来事や驚きがあるところに面白さを感じました。途中までは洗脳と思っていましたが、ラストシーンには純愛なのか?と考えさせられました。
また、ブルーモルフォによって自殺者が出るというお話はノンフィクションではありますが、SNSによる犯罪や問題が多くある現実世界にも通ずる部分があると感じ、とても恐ろしさも感じました。面白さもあり、考えさせられる部分もありとても魅了的な映画だと感じました。
まだ心残りもあるので2回目も観に行こうと思います。
恋に至る病とは…?
映画を観終えて一番初めの感想は「意味がわからない」でした…原作があるとの事なので、きっと原作ではケイや望、クラスメイトの心情の変化やモルフォという自殺誘導サイトに加入してしまう若者の闇みたいなのが細かく書かれているんでしょうね…
映画ではケイはごく普通の高校生(みんなに慕われ過ぎていて違和感はありましたが)で、人を洗脳するような歪んだケイの表現もあまりなかったので、なぜクラスメイトはそんなにケイの言う事を聞いちゃうのか終始謎でした。ケイの行った殺人とモルフォのサイトの関連性もなく、モルフォの箇所全カットでも話進められたんじゃと思うほど。切ないラスト4分 彼女の本心…というキャッチコピーにすごく期待していたので、まだかまだかと思いながら観ていたら終わっていました。消しゴムのシーンなんでしょうが、内容が薄い…というか大切な部分の描写が足りなすぎて、消しゴム見てもなんの感情も湧きませんでした。恋に至る病が全く感じられなかった。
予告を観てとても期待していたので、すこし残念でした。原作を読んでみたいと思います!
恋に至る病
恋も病も出てこない
斜線堂有紀は他作を一冊読んだだけですが、山田杏奈を目当てに。
高級車と安っぽい服の組合せに冒頭から不安になったが、終始わざとらしさと不自然さが満載。
コミュ障の宮嶺がなんで景以外の女子まで名前で呼ぶの?(男子は苗字で呼ぶし、景からは宮嶺呼び)
親しくなる過程が一切描かれない上に、クラスメイトとの距離感がシーン毎にバラバラ。
自ら証拠を残した上に好きな人にその画像を送ってしまう根津原くんはバカなの?
あの高さから落ちた遺体があんな綺麗なワケない。
木村が殺人犯かもって話の流れなのに、「何でも知ってるね」「アハハ」はアタマおかしいだろ。
異性の部屋で当たり前にベッドに座ったり、女子が制服のままバスケしたりとか、する?
刑事の言動もありえないものばかりだし、最後はなんで宮嶺が取調室にいるのさ。
先輩は唐突に登場するし、中盤からいきなりマナだのエミだの個人名出されても「誰?」です。
屋上に自由に入れるし、自殺未遂があっても封鎖されないetcetc…嗚呼、ツッコミが追いつかない。
長尾謙杜は『室町無頼』のアクション以外パッとしなかったが、本作は本当にヒドい。
木村の死を知らされたシーンでは完全な無反応で、「カット」を待つ様子が映ってた。
キスシーンも、してないのバレバレ。
根津原の死を伝えた担任とかもヤバかったけど、逆に何かあるのかと勘ぐるからやめてほしい。
ブルーモルフォと関係の有無も判然とせず、何故か周囲の人間が景に心酔してたというだけ。
ここの理由が分からないし、最後消しゴムを盗ったのが景だから、何?で意味不明。
恋でも病でもなく、洗脳と崇拝の話だった。
恋愛では無くて洗脳支配で事件物。かなりガッカリです。
年に1~2作ぐらいは ありゃりゃ~(。-`ω-) って作品にぶち当たるのですが
その1作がこれかなと 感じますね。
何ですかね コノ底知れぬガッカリ感。
今日は「恋に至る病」を観ちまいましたよ。
前に阿部サダヲさん出てる”死刑に至る病”みましたが、この 〇〇に至る病 という題名の付け方で ちょっと??不気味さは感じて居りました。
多分普通の恋ものでは無いんだろうなと・・・・。ズバリその通りでして。
・おいしくて泣くとき:長尾謙杜さんx當真あみさん では中々な好演で良い役柄だった長尾さん。
注目してたんで 今作の 長尾謙杜さんx山田杏奈さん も期待はしてたのですが
全く純な恋愛物とは違ってまさかの洗脳事件物。
内容はかなりガッカリで 不気味さは思ってた通りでした。
何でこんな作品を?? 映画化したのでしょうか。
殺人に、自殺に 事件性ありありなのに 警察の動きが兎に角弱く。
見ていて 馬鹿らしい。
ネットゲームのミッションだとか、抜けると追い込まれるとか。
恋愛とは無縁。爽快さゼロです。
総評2.2ですね。
隠されて後で出て来る消しゴムの下りも 全て読めてましたわ。
どうせ、ペン折ったのも、跳び箱の中へも 彼女でしょ。
自ら入ったんじゃないのかな。そう思うね。
何を死ぬ前にドサクサにキスさせてるんですか。気持ち悪いぃぃ。
-------MC-------
宮嶺望役(転校生 イジメ):長尾謙杜さん
寄河景役(クラスの人気者):山田杏奈さん
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展開流れ:
内気な男子高校生:宮嶺望は、転校先の学校で、誰からも好かれるクラスの人気者・寄河景と出会い、不器用ながらも一途な初恋をする。
二人は「いつも私を守ってくれる?」という約束を交わし、親密になりますが、やがて同級生の不審死が続発。宮嶺は景に対して、事件への関与、「もしかして君は、僕のために人を殺したのか?」という恐ろしい疑惑を抱き始る。
景が殺人犯へと変わりゆくかもしれないという疑念と、彼女への抑えきれない恋心との間で揺れ動く宮嶺の姿を描いていく。ピュアでありながらも不気味な音を立てた刺激的なサスペンス系・・・・。
最後まで見て、唖然とします。
先輩を心底助けたいのか・・・大体誰なんだこの先輩は??助けるほどの間柄だったか?
返り討ちメッタ刺し、飛び降り、死に際のキス・・・(@_@;) (@_@;)
前半はまだ恋の香りはしてましたが、壮絶なイジメ辺りからドン引き。
そして自殺他殺のオンパレ-ド。そして混乱なき現場・・・。
もう馬鹿らしいですね。
消しゴム出て来て、 はいはい~ パチパチ (*´ω`*)
思ってた想定とおりで 何の違和感も無く終わりましたです。
入見遠子(警察役:前田敦子さん)の キンキンな声が耳障りで。
長尾さんは良いんだけど、山田さんはアシㇼパ 役が良かっただけに どうしてこんな役を取っちゃったのだろうか思いました。
どうしても気になる方は
劇場へ。
予告映像からサスペンスを期待すると裏切られる異形のラブストーリー。結局誰も得をしないしオチも不明確な謎作品。
自分は原作未読なので、映画だけ観たレビューです。あしからず。
親の都合で7回も転校を繰り返したせいで、コミュニケーション能力に難のある宮嶺望(長尾謙杜)と引っ越した家の向かいに住むクラスの陽キャの寄河景(山田杏奈)。この二人が普通に惹かれ合うなら、食パンを咥えたまま家を飛び出して家の前で激突しなければならないのに、初手のやり取りはクラスでの自己紹介に戸惑っている望に、知り合いだと嘘をついてグイグイ接近してくる景の謎行動。景の一目惚れっぽい感じはしますが、普通の会話もない段階でのこれはちょっとやり過ぎではないかと。今のZ世代はこれが標準なんですかね?
下校時に自転車に乗りながら会話をして距離がちょっとずつ近付いている辺りの描写は微笑ましいというか、学園ものラブストーリーの定石ですね。望も次第に周りに打ち解けて違和感のなくなったところで景からデートのお誘い! 青春ですなぁ。関係ないですがロケ地が地元なんで、脚本に自分の既視感がプラスされて何だか劇の中に片足を突っ込んだような妙な感じがしました。
普段の学校生活に戻って、クラスメートの弟が二人のデートを目撃したあたりから雲行きが怪しくなってきます。クラスのムードメーカー(担任談)の根津原(醍醐虎汰朗)のグループに妬まれて陰湿ないじめを受けてしまいます。最近の学園物にはいじめがデフォルトですが、いじめに関わったメンバーが次々と不審死を遂げる展開に。「もしかしてそれって景が関わっているんじゃないか」と鈍い望が気付き始めた時、なぜか景がシリアルキラーになる事を宣言。正式な彼ではなくても一緒に時を過ごした女子がそんなこと言いだしたら止めるのが普通なのに自分が被疑者になっても良いと受け入れてしまう望。二人とも精神科の受診をオススメします。
この辺りから連続する怪異には「ブルーモルフォ」という組織が関係しているという事が報道により明らかにされますが、組織の目的も具体的な行動も明かされないまま事態は進行します。尺のためかこの辺の切り取り方が雑で、観客は(自分も含めて)理解するのに相当苦労すると思います。
その後、理由も明かされないまま自殺を試みる先輩を景が止めたり、根津原を殺したのは実は私たちで、景を囮に使っただけと言うクラスメートが出てきたり、前半部分を頭の中で整理している最中にドンドン話は変な方向に進んで行き、景が例の先輩に理由も不明確のまま「カッターで刺殺(不可能)」されたり、望が景を殺したのは自分ですとか変なことを言ったり、刑事の入見(前田敦子)が防犯カメラに写ってるからそれは違うとキレ散らかしたり、グチャグチャのまま事態は終焉へ。
望がクラス女子と都市伝説の話をしていたところから、望の消しゴムをパクったのは景だと類推していましたが、最後の最期で望に景の両親から渡された景の宝箱の中に望の消しゴムが入っていたのは、オチとしては「だから何?」という感じでした。
原作ファンとしては
この恋は純愛か洗脳か
どこから洗脳が始まっていたのか、それとも最初から彼にだけはそういう意図ではないのかまだまだ読み解けないので何回でもおかわりしたいと思える作品です。
主演のお二人の演技が本当に素晴らしく、山田杏奈さんの演じ分け凄かったです。
長尾謙杜くんの目の演技が本当に凄くて間をおいて目で語るところなど少しゾクッとする感覚になります。
自分のために殺人を犯したと言われると正直わたしなら引いてしまうし、さらに重たい十字架を背負わなければならないと感じてしまいますが、すでに洗脳が始まっているのか、それを受け入れて彼女のヒーローになると決意する彼の心情はやはり純愛なのか本当に観る人にしかわからない感情になります。
ぜひ色んな世代の方に観ていただきたいです。
山田杏奈の
曖昧さがまたいい
原作勢は意見分かれるかも
端的に言うと寄河景が原作とは違うタイプの化け物になっていました。
小学校時代の出来事を高校生に落とし込んだのはまだ分かります。しかし、ブルーモルフォのマスターだという設定を抜き、望に執着する理由が分かる描写を省かれた為、人をコントロールする、プライドや所有物(望)に対する執着心が強いサイコパス要素が薄れ、望との関係を匂わせイジメに発展させ、自殺を止めてうぇーいしてる性悪女ようになっていました。
景がサイコパスである要素が薄いため、終盤で入見さんが望に取り調べをしてる時に述べた鋭い考察もただこじつけてるようになっていると感じました。
最後に個人の解釈ですが、景が望から盗った消しゴムは、原作では景がイジメを扇動し望が自分に依存させようとしていたものだと思っていましたが、映画では恋まじないの類として宝物にしていたことになっており、それを見た望が涙を流すというのは違うんじゃないかなと思いました
演技は素晴らしかったと思います。
個人的にはマナさんの追い詰められたような過呼吸を起こすシーンが好きでした
ほぼ恋愛映画ではない、ある意味純愛だけど
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