「原作勢は意見分かれるかも」恋に至る病 大鈴目立ちさんの映画レビュー(感想・評価)
原作勢は意見分かれるかも
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 端的に言うと寄河景が原作とは違うタイプの化け物になっていました。
小学校時代の出来事を高校生に落とし込んだのはまだ分かります。しかし、ブルーモルフォのマスターだという設定を抜き、望に執着する理由が分かる描写を省かれた為、人をコントロールする、プライドや所有物(望)に対する執着心が強いサイコパス要素が薄れ、望との関係を匂わせイジメに発展させ、自殺を止めてうぇーいしてる性悪女ようになっていました。
景がサイコパスである要素が薄いため、終盤で入見さんが望に取り調べをしてる時に述べた鋭い考察もただこじつけてるようになっていると感じました。
最後に個人の解釈ですが、景が望から盗った消しゴムは、原作では景がイジメを扇動し望が自分に依存させようとしていたものだと思っていましたが、映画では恋まじないの類として宝物にしていたことになっており、それを見た望が涙を流すというのは違うんじゃないかなと思いました
演技は素晴らしかったと思います。
個人的にはマナさんの追い詰められたような過呼吸を起こすシーンが好きでした
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