恋に至る病のレビュー・感想・評価
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主役の山田杏奈はそれなりの貫禄で、いい演技で良かった
評判が良さげなので見てきました。
全くのイマイチでした。
この監督、廣木隆一は、結構好きな監督だが、シナリオが良くないのか(原作ありで、脚色だが)、言いたいことはわかるけど、気持ちにストンと落ちてこないシナリオだった。
ちょっとありえないようなお話を見る側に納得させるだけの力がなかった。
主役の山田杏奈はそれなりの貫禄で、いい演技で良かったけど。
(ネタバレだけど、最後に死ぬんだけど、まあそうだろうと思いつつ、感動させてくれない。シナリオが悪い!)
純愛か、洗脳か
ヲタクも援護できない内容のひどさ
長尾謙杜くんの初主演がこのような訳の分からない映画で大変遺憾です。
最初から最後まで、意味がわからない。
題材は若年層向け、監督はご高齢というミスマッチが引き起こしてしまったんだと思います。
いじめのシーンだったり、着ている洋服や制服の着こなしが数十年前の映画を見ているようでした。
酷い、キャストがラストの意味を理解していない
本当に酷いとしか言いようがない。
パンフレットも購入したが、ラストのシーンの消しゴムの意味についてキャスト陣は「ハッピーエンド/純愛の象徴」と理解していたことがわかった。
どう考えてもあれは、小学生時代からの景による洗脳の伏線であり(原作軸)、好きな子の消しゴム取っちゃった!のノリではない。
というかこの洗脳の伏線がどんでん返しの中身なのに、そこ変えていいの?じゃあもう別物じゃん。
原作へのリスペクトが全く感じられず悲しかった。あそこまで内容も結末も改変されたら違う作品である。アダプテーションどころではない。
あと高校生の私服への解像度が低すぎる。
クラスのカースト上位一軍の女の子があんな変な服着るわけない。ダサすぎる。
あり得なさすぎて星1も付けたくない。結局アイドルの売名の踏み台にされてしまった感が否めない。
おいてけぼり
語ることほとんどないんですが、この映画全く面白くなかった。
ブルーモルファイ?それに従って、自殺する。その心理が全く理解できない。
彼女を取り巻くクラスの異常性の表現が物足りない。
彼女が主人公を好き?最後で好きだったんだろうとわかるけど、出会いからその描写が全くないので、最後の最後までよくわかんない映画に仕上がっている。
淡々とリアリティの無い台詞回しで見てられない。
屋上で彼女が刺されて、救急車呼ばないとか、ご都合すぎる。
最後に、風船も彼女が仕込んだんですよ。と言われても…
すみません。酷評です。
鑑賞後に思い返すと色々解ってくる
原作未読。予告編が気になったのと原作を読んでいた娘が行きたいというので鑑賞。単なる恋愛ものではなく、内に闇を秘めている子が猟奇的な事件を起こしていくのだろうと思っていたところで男の子に対するいじめを発端にそのいじめっ子が殺され、一緒になっていじめた子もまた殺されると事件が起こり始める。それはブルーモルフォという自殺教唆ゲームの一環で、クラスの人気者である彼女のもう一つの面が明らかになる。男の子は虐めから救ってもらったことから彼女のヒーローになると決意するのだが、それは彼女が仕組んだものと終盤になって判明する。序盤の頃からの話が全てが仕組まれていたとスゲェ伏線だなぁと思ったが、男の子の恋が洗脳されていると知って狂おしいものに変わって最後は病に変わっていく感じが居た堪れなくなってくる。最後、無くした消しゴムが見つかるが、彼女も男の子のことを好きだったと思いたい。
最後で台無し
全体的には、
とても面白かったです。
でも、最後に、
どっちらけ、でした。
愛してやまない人が、
目の前で腹を何度も刺されて、
血を流して倒れているのに
揺すって「景」と、
何度も叫ぶだけって、
それは、どう考えてもおかしいでしょう。
確かに景は、
救急車呼ばないで、
と、一言、言ってるけど、
すぐにスマホを取り出して、
救急車を呼ばないのは、
どうしても、おかしすぎます。
主人公は、何があっても
景を守るって約束しているのだから
尚更です。
ファンタジーも含めて、
極端な話こそ、
細部で、
人が当然すべき行動が
理由もなく、
なされないと、
全体が、全てぶち壊しになってしまいます。
原作には、
納得した理由が書かれているのかもしれませんが
映画になった時点で、
脚本家も監督もプロデューサーも、
それで良いとしたら、
専門家失格だと思います。
お約束事以外は、
人は当然こうすべき、
というのが丁寧に描かれないと、
なんじゃこりゃでしょう。
他は面白かっただけに、
非常な残念感が残る映画でした。
宮嶺望は洗脳されたのか?
原作未読。
鑑賞途中で1999年公開の「催眠」(←稲垣吾郎、菅野美穂、宇津井健)という映画っぽい感じかなぁ?と思いましたが、違ってました。
景役の山田杏奈さんと宮嶺望役の長尾謙杜さんが、いかにも高校生っぽくて良かったです。途中ブルーモルフォという怪しい組織が絡んできますが、この組織と景の繋がりの背景が、判りにくい感じでしたので、その辺りをもう少し描写して欲しかったです。前田敦子の刑事役も似合っていたと思いますが、「もっと捜査しないとダメでしょう」と呟いていました。
結局のところ 望は洗脳されたのかしら?
ラスト近くの消しゴムのシーンは、景の本心を表しているのでしょうか?
山田杏奈ちゃんのファンとして観ましたが....
本作は、山田杏奈ちゃんのファンとして鑑賞しました。
原作を読んでいないので、原作勢とは異なる視点で述べます。
物語序盤、個人的には、純愛というか、高校生が恋愛真っ盛りではあるものの、学年やクラスの人気者を好きになると、周りからの嫉妬が凄い。
狭い社会・スクールカーストの核心を突いていると感じました。そういった意味では、純愛なのかなとも感じます....
大学生や大人になってからは、周りの嫉妬や干渉が、少なくなるので、そういった意味では、純愛なのかな?笑
話は変わりまして、物語中盤から終盤にかけて、雰囲気は一変。サイコパスな雰囲気が漂います。しかし、物語が終わっても、今一、内容が掴めないと言いますか、よく分からない感じでした。
全体評価としては、内容が分かりにくいので、少し残念...
恋に至る病を真似した別作品
かなり薄い
試写会から1ヶ月以上経ち、日にちを空けながら計5回観ました。1回目よりかはかなり内容の理解ができました。ただ、これは私が1回目観た後に小説を読んだからだと思います。映像が伝えたいことはなんとなくわかります。ただ、脚本が薄すぎる。映画用にコンパクトにしたんだと思いますが、編集の仕方をミスったな、と。完全に原作の良さを失ってます。悪い意味で なんで?が止まらない。ほんっとうに背景が薄っぺらい。小説読んだ時びっくりしましたよ、こんなに奥深かったのかと。出てくる俳優さんたちは若い方ばかりですがしっかり限られた中で表現してます。凄いです。それだけに脚本が残念すぎる。あれは小説を熟読した人だけが理解できる内容。監督もよほど読み込んだ後に脚本を読んだんでしょう。でないとあれでGO出しませんよ。原作とは時系列を変えてるところも、そのせいでさらに薄くなってる。せっかく話題性のあるキャスト揃えてるんだからふらっと観た人でも分かるようにしておかないと伸びないですよね。
わたしは純愛だと思う
タイトルの理由として、3回あるモノレールのシーンが印象的。
1回目、好きな人である宮嶺を見てにやにやする高校生らしい景
2回目、「がんばれ」と呟く優しい表情の景 洗脳したいとかそういうのじゃなくて、ただ単に好きで好きでたまらなかったのでは?
3回目、笑顔なく、どうしていいかわからない景
宮嶺の姿を見て泣きそうになり、運命を受け入れたのではないかと思います(自分は死ぬしかないということ)
あくまで主観ですが、人から認められることでしか自分を愛せない景が、宮嶺に認められたい(意識して欲しい)となり、物語が進んでいったのかな。
映画「恋に至る病」として原作と繋げてみるのではなく、1つの作品として楽しんでもらえたら嬉しい
山田杏奈さんの演技がよかった
気になってた映画で鑑賞しました!
内気な男子高校生・宮嶺と学校中の人気者・景。
不器用で一途な初恋、ふたりが交わした約束。
「どんな私でも守ってくれる?」
しかし、同級生の不審死が続発し、宮嶺は景に対して疑惑を抱く。
「もしかして君は、僕のために人を殺したの?」
殺人犯へと変わりゆく景。
それでも、宮嶺の気持ちは変わらない。
やっぱり僕は君が好きだ―。
切なすぎるラスト4分。
《彼女の本心》が明かされる。
というのがあらすじ!
なんか観てていろいろ説明不足のような気がしました
あえてそんな感じにしていたのなら申し訳ないです…
それと景の一言でそんなにクラスが変わるのが驚き
転校した初日の宮嶺の挨拶シーンで景が発した言葉でのクラスの変わりようも
そこまでクラスを掌握してるのすごい
どうやってクラス人を洗脳していったのか気になるところ
それとブルーモルフォは景は関係してたのかな🤔
自分の理解力が低かったなと思いました…笑
景は宮嶺を洗脳してないっぽそうなのはわかりました
でも個人的にちょっと難しかったです笑
もう一回観たらよりわかるかも!
山田杏奈さんの演技はすごくよかったですね!
惹きつけられました
いい映画をありがとうございました😊
映像の説得力に欠ける
洗脳か純愛か
原作未読
ブルーモルファに影響され同級生を洗脳し、望(長尾謙杜)をいじめる同級生を殺した?景(山田杏奈)は、デスノートの夜神月のように思えた。正義感が強いが徐々にそれが行き過ぎたものになっていく。
おそらく景が同級生女子を洗脳して、イジメグループの男子を殺させたという話が真実で、景が語る私のためにみんなが暴走して…というのは嘘なのだろう。
ただ、望との関係は刑事(前田敦子)が言うような、望を身代わりにするための策謀とは思えず、ラストのすみっこぐらしをたからものばこに入れていたことからも景は望が好きだったんだろうなと感じられました。
映画としては、尺の問題もあるが、2人の心理が描ききれておらず、洗脳色も濃く出ていないので、何だかモヤっとしたまま。景が何故ブルーモルファのシンパになったのか、何故望を好きになったのかが描かれないので、景が洗脳しているけれども、望との純愛だけは本当だったというところが、不鮮明になってしまったかな?と思います。
主演の2人はとても素晴らしい演技だったけど、長尾くんも杏奈ちゃんもセリフ(脚本での)や演出はもう少し上手くできたかも。長尾くんは「おいしくて泣くとき」の方が良かったかな。
ミステリアスな人物像が疑問?
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