「個人的に全く好みではなかった」ハオト miya_feelさんの映画レビュー(感想・評価)
個人的に全く好みではなかった
舞台の映画化。確かに舞台ならこれでいいのかもしれないけれど、映画なのでかなり冷める場面が多い。冒頭老人が甥の刑事を訪ねて「人を殺した」と告白する時点でかなり厳しく身構えてしまう。
全体的にあまりまとまりのある話ではないし、登場人物たちもクセモノばかりで感情移入はまったく出来ない。厨二病的な元エリート海軍兵、原爆関連多重人格博士、予言者的な自称閣下、あとアメリカ諜報員や日系ソ連人のソ連大使役とか、まぁ次から次に出てくる皆さん。
映画を撮りたかったんだ!と言われれば、あ、そうなんですね、という感じですが、特に脚本、カメラワーク、美術に関しては、もっと何とかならなかったのでしょうか。
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