プレデター 最凶頂上決戦のレビュー・感想・評価
全10件を表示
互角に戦う人間がカッコいい
プレデターのアニメ映画なんて面白いわけがない?
最初はそう思っていました。しかし、観始めてすぐにその考えは覆されました。
この作品では、シリーズの象徴である“戦い大好き星人”ことプレデターが、またもや激戦の最中に乱入してきます。戦闘シーンが激しければ激しいほど、プレデターの“おじゃま虫感”が際立つ構成です。
驚くべきは、その戦闘描写のクオリティ。アニメとは思えないほど重厚で、プレデターがいなくても成立するほどの完成度です。戦士たちが信念のもと戦っている姿には、人類の戦争の歴史を感じさせる深みがあります。
単なる“強さ比べ”ではない、戦士たちの信条や誇りが描かれ、そこにプレデターという存在が無秩序に介入する構造はとても皮肉的で胸を打たれます。
知名度はまだ高くないようですが、プレデターシリーズの中でも特に秀逸で、SFアクション映画としても一級品。
ダン・トラクテンバーグは信頼に足るプレデター監督だ!
盾と剣、そして弾。シリーズ随一の傑作となった『プレイ』からの歴史路線を突き詰めて、シンプルながらユニークな着眼点でシリーズに新たなスリルライドと世界の拡大・統一という血を巧みに通わせてしまう。
ONLY ONE LIVES.
プレデターに勝った者だけが勝ち抜いた、陸・海・空の最強バトル・ロワイヤル開幕!!! サブタイトルに違わぬ内容で美しいアニメーション(3D感と爆発描写など2D感の融合)による目を見張る素晴らしいアクションシーンの数々!特に最初のエピソードで敵陣にカチこむ長回しがヤバすぎて大興奮だし、話が進んでいってサブタイトルに偽り無しな全容が見えてきてアガった。おぬしも化け物を殺したのか?
LET'S GO HUNTING!
血は争えない?交戦中のところに奇襲かけるスタイルで、武士道・騎士道なんてものからは何光年も程遠くあくまで捕食者だから、基本プレデターってセコいよな(それを言っちゃ終わりよ)。狩るか狩られるか獲物に過ぎない。始まりに過ぎない…繋がる!
そして生存者は WILL FACE ME!
HE'S WATCHING YOU
天下一武道会
ダン・トラクテンバーグ監督はデビュー作「10クローバーフィールド・レーン」でジャンル映画界に舞い降りた新星。同監督による前作「プレデター ザ ・プレイ」はいわるゆSFモンスター映画×ガチンコバトルものとしてジャンル映画としての楽しさに振り切った作品で、マンネリ化していたプレデターシリーズを見事蘇らせたと言える。
そんな監督の2作目である本作はなんとアニメーションとなっていて、アニメならではの表現(しかもスパイダーバースやロズ等流行りのアメコミ風の絵柄)にもなっており、さらに3人のメインキャラによるオムニバス形式と最後にメインキャラ集結でラスボスと対決という何ともアニメとして王道の展開になっていた。
プレデターの世界観だが、やっていることはドラゴンボールの天下一武道会か力の大会だ笑
ラストシーンは前作「プレデター ザ ・プレイ」の主人公ナルがコールドスリープされているというオチだ。
これによりダン・トラクテンバーグ監督によるプレデターシリーズは同じユニバースを共有していることになる。
次作「プレデター バッドランド」は実写映画で、ダン・トラクテンバーグ監督の念願の劇場公開だ。
この三部作はディズニー傘下のジャンル映画イベントとして楽しむのが良さそうだ。
アクション映画、プレデター映画として面白い‼️
正直舐めてました。この映画面白いです。
ストーリーの構造が非常に特殊。
かつサプライズに溢れています。
なので、プレデター好きな人はネタバレ喰らう前に早めに見るのが吉かと思います。
アニメシリーズだから、そしてプレデターだからこそできる特殊な展開。
そこで繰り広げられるアクション、そしてドラマは唯一無二の魅力を放っていました。
どうしてもプレデターが主役。
狩られる人間はおまけ、となりそうですがそうではなく。
人間もプレデターもどちらにもしっかり焦点が当てられていたのが好印象でした。
アクションもアニメーションだからこそできるケレン味たっぷりで、良い意味で期待を裏切られました。
これまでに見た事のないギミックや、まさかの作品との繋がりにも驚かされます。
続編にも期待したいです。
そこに鳥居!
これは本当に面白かった
初のアニメーションのプレデターとして作られた今作。バイキング、忍者、パイロットと時代の違う3人がプレデターと戦う話で、面白かったし興奮した
先ずはバイキングの母親の話。実は予告編を見た時にてっきり息子の方が主役と思っていましたがまさかの母親が主役だった事に驚きつつ、グロかっこいい戦闘を見せてくれます。
次が忍者の兄弟の話で、ゴーストオブツシマから影響を受けたであろうイチョウが映える秋の季節を舞台にプレデターに忍者と侍の兄弟が挑むという話で外連味たっぷりだけど日本監修を用意したのが分かる話作りで面白かった
最後は第二次世界大戦の陽気なパイロットの話でプレデターと空中戦を繰り広げつつ、オンボロ戦闘機でプレデターの宇宙船にどう挑むのかという話で興奮しました。
3つとも良かったのがプレデターの武器やプレデターの目が人の違う所にちゃんとリアクションがあって、咄嗟の判断でそれを利用してるのが良かった。強い人間VSプレデターって構図だけど、ただ強いじゃなくてそう言った判断が出来る人間として強かったのが良い。
日本人が好みそうにない絵柄だけど、プレデターという題材上、この絵柄じゃなくてグロすぎて無理だろうなと思えるほどグロくて、漫画のカイジと一緒ですよ。意外にエゲツない事をしてるけど絵柄のおかげでそこまで嫌悪感をあまり感じないっていうパターン
後、日本のアニメと違うなと1番感じたのがカメラで撮ってるって感じが凄いして、その違いが分かりやすかった。
またオムニバスでただプレデターと戦うんじゃなくてラストの30分はなんと、時代が違う3人がプレデターにコールドスリープで集められてプレデターの惑星に行って脱出を図るという展開。これはプレデターズでもあった展開で、それまでの場面でその人間のキャラ3人がどんな性格か分かってるからこそ、すんなりと入るし共感できるし、そして3人が組むってのが面白かった
これは同じ系統でアニメシリーズがみたいですね
全10件を表示