劇場公開日 2026年2月20日

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「「家」が擬人化」センチメンタル・バリュー Kさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 「家」が擬人化

Kさん
2025年12月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

《試写会にて鑑賞》

父と娘の修復と再生の物語。
直接対峙するということを全面には出さずに
父が作る映画を通してのコミニュケーションが良かった。

冒頭のナレーションから感動して身震い。
ヒビの入った家が歴史を吸収し、語っていく。

かなりギクシャクしたストーリーなのかと
思っていたら激しい争いは一切なく、
あっても少しの口論で留まっている。

人の感情に寄り添った優しい映画。
個人的に姉の精神的な病に深く共感。

家族ドラマだけではないテーマ性が非常に深い。
笑えるシーンも最高のタイミングで登場。

監督の素晴らしい手腕を感じました。
ラストは、じんわりと心に沁みる…。

俳優陣の繊細な表現力が驚くほど見事です。

K