ザ・ザ・コルダのフェニキア計画のレビュー・感想・評価
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ウェス・アンダーソン監督作品にしては見易かったかな
ウェス監督過去作と比べて 難解度合いがかなりマイルドに感じた
フレーミングや色合い等、ウェス節は炸裂していたものの、ストーリー自体は分かり易く、観易く感じた(それでも不思議なくだりは相変わらず多いけど)
突然の展開に戸惑ったり、何これ何やってんの?といった事も多いけど、そろそろこっちもウェス作品のノリを理解できて来ているせいか想定内のこと、「観るより感じろ」という鑑賞方針で挑んだため、ムダにフラストレーションを感じずに楽しめました
親子が関係を修復し、収まるところに収まって幸せになる話ね、面白いんじゃないですか、いいと思います
主役のベニチオ・デル・トロさんも面白かったけど、本作は娘のリーズルを演じたミア・スレアプレトンさんの存在感に圧倒されます、はじめは何とも言えない顔立ちで常に不機嫌そうな表情なのが気になりましたが、見ているうちに眼力が強く、すごく美人で確かな演技が素晴らしい役者さんだなあと思うようになり、調べたらケイト・ウィンスレットさんの娘さんだったんですね、どうりで素晴らしいはずです
あとはいつものレギュラーメンバー、ビル・マーレイさんやウィリアム・デフォーさんに加えトム・ハンクスさんも再び、そして最強(笑)のメイクで登場するベネディクト・カンバーバッチさんとデル・トロさんのメチャクチャしょうもない追っかけやっこも下らなすぎて逆に笑えました
でもって個人的には大好きなスカーレット・ヨハンソンさんがやっぱり超美人さん、ハスキーヴォイスに心地良い喋り方でホットパンツ姿が最高でした
と、期待せずに行けばそこそこ楽しめる作品でした
超絶ビジュアル、徹底した構図の美しさ。話は凡庸か。無表情修道尼ヒロイン、ミア・スレアプレトン好演。
ウェスの時間を堪能できる
もう少し笑いたかった
役者は楽しかろう。
ザ・ザ・コルダのフェニキア計画
富豪の暗殺が、こと如く失敗😁
自家用飛行機、落ちても落ちても死なない富豪
何故か不思議な不死身な富豪!
ブラックユーモア満載の、この様な作品の主演が、なんでベニチオ◦デル◦トロなのか?😁
(笑)
それも、楽しめ!って事⁉️(笑)😆
何をしているのかよくわからない
歪みの無い素晴らしい俯瞰映像は観る価値あり
ちょっと三○監督ぽい・・・
今日は元々NPBファームを観戦予定でした。
楽しみにしてましたが、
友人がキャンセルしたので、
じゃあ今日は映画三昧という事になりました。
もし行ってたら、
ファームなのでナゴヤ球場。
まだ残暑厳しいよねー😥
ナゴ球は思い出多い。
初めて観たのは、
まだ牛島が投げてた頃⚾️
モッカが打ってた頃🏟️
コージなんて外国人がいて、
次の日学校で同級生のコージくんに、
「お前昨日全然打てんかったな!」
とか言って😆ガキだったなー
1番の思い出は、
近藤真市のノーヒットノーラン!
ライトスタンドで観てました👌
次の日学校でその事話してたら、
1コ上の先輩に、
「お前生意気だぞ!」
と絡まれました😩
今思うと、
何で絡まれる必要あったのか🤔
そんな大して面白くも無い小噺したのは、
今作も大して面白くなかった事を、
周りくどく伝えたかったのです。
Wアンダーソン作品は基本好きです。
「GBH」は特に好きだし、
「FOX」「犬が島」も結構好き。
カットが多くて軽快な話で、
ブラックジョークも多くて、
程良く痛快な感じが好き。
今回もそこを目指してるのでしょうが、
話が解りづらい。
キャラ多過ぎて特徴が薄い。
ブラックな笑いもパンチが弱い。
全体的にスベってる感じ。
途中眠気も来て、
ウィレムデフォーとか見逃してたし😱
作品の作り方は変わらず好きだし、
デルトロの存在感も面白かったけど、
ちょっと残念な作品でした。
Wunderbar
ウェス・アンダーソン最新作、これまたクセが強そうで楽しみにしていました。
前作たちよりもザザコルダという1人の人物に強くフォーカスを当てている分見やすさは前作たちよりも良かったですし、シュールなコメディと独特な絵面もこれまたハマっていて良かったです。
タッチはいつも通りおしゃれなんですが、富豪であるが故に命を狙われる機会が多く、そのたび面白いくらい生き延びたりするので、ギャグテイストでありながらバイオレンスな世界観であるのも不思議さに拍車をかけていました。
久々再会の娘と家庭教師と共にフェニキア計画を行うために色んな場所を闊歩し、その中で面白い構図であれやこれやしていくのも楽しいです。
上から見渡す構図、正面から登場人物をまじまじと映す構図、スクロール式に進んでいく構図と、遊び心は過去作よりも更にマシマシで面白いですし、世界観の絶妙なカラフルさは今作も健在で観ていて飽きない絵になっているのも良く、オシャレに突っ走るのではなくしっかり笑いも取っていくあたりは流石だなと思いました。
基本的にはツッコミ役不在でボケとおとぼけと俯瞰が入れ替わり立ち替わりしながら進んでいき、ツッコミがほとんど存在しないのでよりカオスになってはいきますが、そのカオスさは満遍なく楽しめたので良きでした。
真面目かと思ってたリーズルが思っていた以上にノリが良く、酒にまつわる話になると一回キリッとなるのに、酒に負けて欲望に走るシーンは天丼連発でも面白かったです。
ギャグ漫画のような取っ組み合いも存分に盛り込まれており、名優たちが不思議な世界でポコスカという擬音が飛んできそうな勢いでボコし合っているのがシュールすぎてこいつぁ面白いわとニヤニヤしっぱなしでした。
電車バスケのシーンはめちゃんこお気に入りです。
正直言ってストーリーに追いつくのは完全には不可能で、しっかり観ているはずなのにいつの間にか振り落とされる現象が今作でも発生しており、怒涛の勢いで情報を叩き込んでくるので、時々?状態になってしまいました。
ザザコルダに集中して見ていればとは思いましたが、個性的な奴らを見逃すわけにもいかずといったところで、2回目しっかり観に行ったらもっと分かるんだろうなぁとは思いました。
一目でこの人の作品だ!と分かる強烈な作家性を持つ監督って現代では少なくなってきていると思うので、ウェス監督にはこれからも独特な世界を紡いでいってほしいなと思いました。
鑑賞日 9/21
鑑賞時間 18:50〜20:35
相変わらず
内容は分かりづらい。
でもこの監督はこういうものだと思っているw
魅力はテンポと間とカメラワークと各キャラの動き。
昔から非常に好みで、今作もまさにその通り。
豪華俳優を採用しているけど、それ以外のキャストも含めてこの作品は完成している。
今作は話の流れは割と分かりそうな気がする。理解までは出来ないんだけどw
それでも今作は割と好きな方かな。
まぁ相変わらずオススメはしづらいんだけど。
うっすい感想だなw
心は安らかだ
6度の暗殺未遂から生き延びたある国の大富豪が、インフラを整えるための大計画を妨害されたため、出資者達から資金捻出の為に旅に出るが…といった物語。
序盤からテンポのよすぎる会話劇で内容についていくのが難しく、やや迷子気味に。。
資金集めをしようとしているのは分かるが、ザザやリーズル達の背景の物語がイマイチ掴みづらく…。
全体を通し、この独特なコミカル(?)な言い回しがワタクシのセンスにはハマらず、内容がストレートに入ってこなかったことと、シンプルに笑えたシーンが全然無かったような…。
恐らく、この監督さんのファンだったり、普通に映画好きの皆様なら結構面白いんだろうなぁ〜と思いつつ、ワタクシレベルではちょっと色々追いつかなかったかな。
結局、金よりも大事なモノが…的なことが本作のメッセージでしょうか?
ただ、最後修道女の服装から変わったリーズルはとにかく可愛かったので、そこでちょっと加点ですかね(笑)
ミニマムなビートをリフレインし続ける先で生まれる高揚感のある音楽。それに近しいものがある。
攻撃されてると感じるのか
ウェス・アンダーソン監督作はここ数年のはほぼ観ている。
今回は先が読みにくい展開でなかなか面白かった。
世界中で命を狙われる富豪が自分の娘と共にあちこちまわって支援者から金を集める話。
各章ごとに誰々から何%支援してもらうという数値表が出て実際に支援してもらえた数値が書き換えられていく見せ方が面白い。
冒頭から命を狙われ続け最初から部下が上半身吹き飛んで死んだりちょいちょい微妙なグロが入る。これもこの監督の持ち味。
そして主人公のおっさんは死にかけてはモノクロのあの世の世界に行くがすぐ現世に戻ってくる。この絶妙に緊張感がないゆるい展開、ユーモアもこの監督の味だ。
最初のタイトルを出す時点でなかなか観ない真上からの見下ろし構図。主人公が風呂につかっておりその周囲をお手伝いらしき人達が動き回る。床のタイルの模様に合わせたスタッフやキャストの名前表示。
冒頭からこれだけ「この監督の映画だ」と個性出せる人はそうそういないんだよな。
そりゃベニチオ・デル・トロもトム・ハンクスもスカーレット・ヨハンソンもベネディクト・カンバーバッチも出てくれるよ。
あの構図へのこだわりはなんなんだろう。毎回、あの静止する人々よね。
序盤で娘に対して靴箱を使ってこれからやる計画を説明する見せ方は良かった。
まあ死にかけるがどうせ生きてるだろう、という予想通りの感じで進む。が、バスケ対決、輸血しながら交渉、銃弾受けて腹から取り出し、沼に沈むところからの脱出、模型破壊おじさんなど「そうはならないだろ」という展開の連続で飽きさせない。
いや、観る人によっては「次から次へと意味不明な展開で何これ?」な気持ちになるかもしれない。それもこの監督の持ち味だ。
ラストは色々失ったけど小さい食堂をやりながら家族揃って生活しているよ、というほっこりエンドで強引にハッピーエンドに持っていく。落とし所としては綺麗なほう。そんな丸くおさまるのか。
ちょっと都合よく進み過ぎな感があるし題材の割に緊張感がなさすぎるが、でもこういう感じの映画を作れるのはウェス監督だけなんだよな。
あとなんでこの題材、この展開なんだろうと考えた時に。ふと監督が映画を作る資金を集めて映画を撮る時にこんな風に各所から攻撃されてると感じるのかな、と思った。
色々な知り合いに無理矢理言ってなんとか協力を得るも、予期せぬことが次々と起きて、結局最終的にできるのは壮大な計画からだいぶ縮小した街角の小さな幸せでギリギリ満足する話。
中毒患者専用
意外に地味
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